映画「ビューティーインサイド」「共謀者たち」ドラマ「イニョン王妃の男」「スパイ」などなど多くの作品で助役として活躍しているチョダルファン(チョダラン)。
プロフィールと来歴、難読症について、卓球、熱愛、結婚をまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
チョダルファンのプロフィール
曺達奐 조달환 チョ・ダルファン
(ダルファンと書いてダランと読む)
1980年5月10日生まれ
韓国順天市出身
172㎝
63㎏
西京大學校演劇映画科
お父さんがひどいアルコール中毒で、子供のころはいつも暴力におびえて暮らしていたとか。
さらに借金取りから逃げるために50回以上の引っ越しをしたそうで、夜中もいつでも逃げられるように、上着まで服を着たままねていました。
お父さんは体を壊してチョダルファンが8歳の時(韓国年齢で小1)に33歳の若さで死去。
亡くなる瞬間、立ち会っていて、親せきが泣く姿など子供ながらに冷静に見て鮮明に記憶しているそうです。
その後は高校3年生まで生活保護を受けながら母と兄と暮らしました。
明るいお母さんのおかげでこんな生い立ちでも一度も不幸だと思ったことはなかったそうです。
高校生の時、難読症(識字障害)があり、ちゃんと音読ができないチョダルファンに、ある先生が
「ルックスに比べて(?)声がすごくいいから、声優をやってみたらどうか?」
と声優の道を勧めてくれました。
これが刺激となって、当時声優出身の俳優として有名だったハンソッキュに憧れて俳優を目指すようになったそうです。
大学は演劇映画科に進学。
演技レッスンを受ける中で、他の友達がしんどいと言っている部分は自分にとっては何のダメージもなく、幼い頃からのつらい経験や受けてきた心の傷は演技をするうえで糧になるのだと知りました。
2000年(20歳)、アディダスのCFモデルとしてデビュー。
デビューから2年のうちに30~40の広告を撮り、多忙に過ごしました。
そして28歳で入隊するまで助役として多くのドラマと映画に出演しました。
広告も作品も多作のわりにブレイクはせず、除隊後はまたオーディションを受けて初心から始動。
2012年映画「共謀者」で初悪役でメインキャストを務めました。
この映画出演のために歯も削って、切実な思いで臨み、ある程度認められましたが、自分の期待ほどに脚光を浴びることはなかったそうです。
この時、一生懸命でも切実でもダメで、それ以前に人としての温かい心がなければ俳優はやっていけない、と感じたんだとか。
それからは心を入れ替えて、現在に至ります。
多くのドラマや映画で助役として活躍中です。
「うまく行かないことが自分の原動力となる」
といつも考えて、どんなことも乗り越える力にできるのだと考えているんだそうです。
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チョダルファンは難読症?
上述の通り、難読症の克服のために高校の先生から声優を勧められました。
実は俳優となった現在もハングルが良く読めないのだそうです。
台本リーディングは他の俳優の4倍も5倍も努力しなければいけない状態だそうで、集中力を養うためにカリグラフィーを始めました。
チョダルファンが書いたドラマタイトル例
(左:天命 右:感激時代)
趣味で始めたことですが、なんとなく書いたものを監督に見せたら採用され、こっち方面で仕事してみたらどうかと言われました。
それ以降企業から依頼を受けて書いているのだそうです。
チョダルファンが書いたタイトル2012年映画「共謀者たち」
2013年には芸能人初のカリグラフィーの個展も開いています。
映画やドラマタイトルだけでなく、歌手のアルバムにも使われ、カリグラフィー作家としても活動中です。
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チョダルファンはなぜ卓球が上手い?
チョダルファンは現在卓球をテーマにしたバラエティで引っ張りだこ!
韓国芸能界で最も卓球が上手い人として知られ、多くの作品に出演しながら、代表作は卓球バラエティと言われるほど、今ではチョダルファンの代名詞となっています。
どのように卓球を始めたのでしょうか?
2003年映画「黄山ヶ原」の撮影中、膝を負傷して手術することに。
それ以前はサッカーをよくやっていましたが、これにより6カ月ほど歩けなくなり、うつ病のような精神状態になっていったそうです。
サッカーの代わりに何か運動を始めなければ、というときに2004年アテネオリンピックで男子シングル金メダルをとったユスンミン選手をみて、卓球に本格入門。
高校時代に卓球をやっていたとかで、全くの初心者ではなかったそうですが、演技活動もせず1年ほど卓球場に入り浸って、朝夕レッスンを受け、猛練習!
お腹にあざができるほどサーブの練習をし、1年後、周囲が驚くほど上達したそうです。
「健康のために始めた卓球だったが、気持ちも明るくなり精神的な健康にも大きな助けになる。」
と話しています。
その後は後述のように、卓球の国家代表選手と交際していますので、さらにはまっていったようですね。
http://www.thepingpong.co.kr/
2019年は大韓卓球協会広報大使にも任命されています。
結婚してお子さんが二人いる現在、以前と同じように好きなだけ卓球をすることはできず、週に2回2時間だけ、と決めてやっているそうです。
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チョダルファンの熱愛
チョダルファンとパクミヨン選手
https://entertain.naver.com/
チョダルファンは同い年の卓球国家代表選手だったパクミヨンと交際していました。
2008年、卓球選手ユスンミンの紹介で出会い、恋人関係に発展。
パクミヨン選手は2012年ロンドンオリンピック国家代表卓球選手で第16回広州アジアゲーム卓球女子団体戦で銅メダル、今年世界卓球選手権大会女子ダブルスで銅メダルを獲得しています。
彼女について
「本当に尊敬できる人。どんな分野でも国家代表まで上り詰めるのは難しいこと。彼女は毎日5時に起きて運動している。運動量は並みのものじゃない」
「5年近く付き合っているが、喧嘩したことがない。30近くになって軍隊に行ってくる間待っていてくれる女性なんていない。」
と数々のインタビューで言及していました。
2012年映画「共謀者たち」のマスコミ試写会では
「彼女と結婚したい。この作品で比重ある役を得て、彼女のご両親を安心させることができると思う」
との旨を話し、結婚間近と思われましたが、この発表の数か月後に破局してしまいました。
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チョダルファンの結婚
公開されたウェディング画像
2015年3月、1歳年下の一般人女性と結婚。
2013年の夏に初めて出会って、1年半の交際の末にゴールイン!
結婚式の招待状はカリグラフィー作家だけに手書きで送られました。
式にはカンホドンをはじめ、JYJキムジェジュン、コアラ、ユヘジン、マドンソク、ラミラン、コソンヒ、キムジョンミン、などなど多くの芸能人が参列。
2015年12月に長男ヒマ君、2017年12月には長女チョウンちゃんが誕生しました。
最後に
チョダルファンは2023年6月時点でインスタはやってないようですね。
カリグラフィー、卓球、とどちらも実力が一流で、多才なことがわかります。
明るくて面白い印象の俳優だったため、幼い頃につらい時代があったことは知りませんでした。
お父さんのことを話したのもとても勇気のある告白だったのではないでしょうか。
チョダラン/ダルファン出演作↓