大泉洋さんと似てると言われる韓国俳優オジョンセさん。
映画「エクストリームジョブ」やドラマ「椿の花咲く頃」のヒットにより大注目の2019年でした。
2020年は「サイコだけど大丈夫」が話題となっています。
プロフィールと来歴、ドラマと映画演技力評価、性格、似てる人、妻との結婚、子供、インスタグラムについてまとめました。
(トップ画像https://news.naver.com/より)
オジョンセのプロフィール
오정세 オ・ジョンセ
慶尚南道宜寧郡生まれ
京畿道城南市育ち
173.5㎝
64㎏
A型
鮮文大學校新聞放送学科
ご両親は京畿道城南市で長い間スーパーを経営しており、このエリアでは知らない人はいないほど有名なんだそうです。
中学生のころから「生涯楽しみながらできる仕事」と思い俳優を夢見るようになっていました。
しかし大学受験で演劇映画科はすべて落ちてしまい、また俳優で生活するのは難しいからとのご両親の反対もあって、新聞放送学科へ進学。
「アクターズ21アカデミー」に入って6か月間演技を学び、片っ端からオーディションを受けまくったそうです。
大学で演劇を専攻しなかったことが逆に演技への興味を維持することへ繋がり、オーディションに落ち続けても情熱を燃やすことができたのではないか、とのちに回想しています。
そしてオジョンセさんは演劇で演技経験を積み、オーディションに失敗し続けやっと合格したのが1997年映画「アボジ」の客②という端役でした。
それ以降書ききれないぐらいの多くの映画で端役や助役を務め
「2006年以降の韓国映画はオジョンセが出た映画と出なかった映画に分けられる」
という冗談もあるほど、、映画界では実力を認められた俳優となって行きました。
商業映画ではコミカルな役を務め、独立映画では暗く重苦しい役を繊細に描く俳優と当時評価されています。
2008年「いかさま師」でドラマに初挑戦。
映画はストーリーが最初から決まっていますが、韓国ドラマはそのつど脚本が与えられるため、大まかなベースはあってもどのように展開するかわかりません。
「ドラマの場合キャラクターを深く分析するのはかえって毒になる。大きな感情線だけを持って、残りは残しておく。進行が速いから気を引き締めて演技している」
と映画との違いにだいぶ戸惑ったようです。
2012年コメディ映画「男子使用説明書」では数々のイケメン俳優を差し置いて韓流スター役の主演を務め、このころから大衆の本格的な関心を集めるようになります。
その後もおびただしい数の映画・ドラマに出演しシーンスティラー(主演俳優に劣らない存在感で見る者の目を引く俳優)と呼ばれるように。
2017年映画「操作された都市」での狂人演技で強烈なインパクトを残し、そしてオジョンセさんの当たり年となったのは2019年。
「エクストリームジョブ」はリュスンリョンさん、シンハギュンさんとの素晴らしいケミで1300万人を動員する大ヒット映画に!
ドラマ「椿の花咲くころ」は台本を初めて読んだときに心の奥から感動と楽しさが沸き上がってきて”魔力がある奇跡のような話”だと思ったとか。
この作品で第56回百想芸術大賞TV部門男助演賞を受賞しています。
2019年「ストーブリーグ」ではコミカルなイメージを封印し、ドラマに緊張感を与えました。
2019年の相次ぐ活躍により、現在マクドナルドをはじめとしたいくつものメーカーでモデルを務めており、広告界でも大忙し。
2020年ドラマ「サイコだけど大丈夫」は常にドラマ部門検索ワードの上位になるほど話題となっており、次作「模範刑事」も注目されています。
こんなに有名なのに、普通っぽいせいか今でもテレビ局で警備員さんに止められてしまうそうですよ!
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オジョンセの性格・演技力評価は?
オジョンセさんはハンサムでもなく、特にインパクトのあるお顔でもありません。
「顔の第一印象が優しそうでありながら悪そうでもある。その境界を行き来できるのが俳優として有利」
と記者の評価がありました。また、顔や雰囲気からは親近感が感じられ、観客や視聴者にとって共感を得やすい点も魅力です。
オジョンセさんはとても愉快な方のようで、演技力も含め共演者たちがさまざまなコメントを残しています。
「コメディ映画”男子使用説明書”の韓流スター役をオジョンセが務めたことそれ自体がギャグ」
(男子使用説明書の監督)
「とんでもないいたずら好き。何度もひっかかった」
(芸能界の親友パクビョンウン)
「オジョンセさんのおかげで笑いすぎて撮影が中断するほどだった。カンハヌルさんと一緒に笑いをこらえるのがしんどかった」
(「椿の花咲く頃」共演ソンダムビ)
「世界で一番面白い人」
(映画「エクストリームジョブ」の監督)
「オジョンセは独歩的な俳優。本当に素晴らしい能力を持っている。思い浮かべるだけでクスクス笑いが起きる俳優がほかにいるだろうか。これもすごい能力。」
(映画「エクストリームジョブ」共演リュスンリョン)
「エネルギーがあふれる俳優。演技が派手で画面いっぱいに満たす」
(「椿の花咲く頃」共演コンヒョジン)
「人々がなぜオジョンセオジョンセというのか分かった。集中力が素晴らしかった」
(「サイコだけど大丈夫」共演カンギドゥン
オジョンセさんはアドリブが多いと言われていて、共演者は演技の呼応がとても面白いようです。
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オジョンセと大泉洋は似てる?
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↑オジョンセ、事務所のインスタより
このインスタ画像、大泉洋さんといっても信じてしまいます・・・。
大泉洋さんは1973年生まれですので、オジョンセさんより4歳年上。
トーク力があって演技派であるというところも、イメージが重なりますね。
韓国で一般的にオジョンセさんに似てると言われているのは俳優イジェウォンさんです
イジェウォンさんはドラマ「VIP」や「キルイット」などの作品に出演しており、オジョンセさんより9歳年下。
似てる似てると言われていた二人が、たまたま撮影現場が近所だったということで初対面したときがありました。
https://entertain.naver.com/
オジョンセさんは「今から撮影だけど、オレの代わりに演技する?」と冗談を言って笑わせてくれたそうです。
イジェウォンさんは「いつか兄弟の役をやりたい」と語っていました。
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オジョンセの妻との結婚ラブストーリー
オジョンセさんは奥さんアン・ヒソンとのラブストーリーが感動的だと話題です。
奥さんは小学校6年生の時、同じクラスだった初恋の女の子。
席順を決める時、先生が「好きな人の隣に座りなさい」と言ったそうでオジョンセさんは好きなあの子の隣に座り、それ以来の仲だとか。
この当時、裏庭に連れていき「大きくなったら結婚しよう」とすでに小学生の時点でプロポーズしていました。
高校2年生の時、初めて写真撮影のために肩を組み、初めてキスしたのは高校3年生の時だったそうです。
初キスを成功させるために事前に友達に相談していたとかで、屋上に「話がある」と彼女を呼び出し成功しました。
ほかの女性と付き合ったことは一度もなく、二人が離れたのは、彼女がイギリス留学していた3か月間だけ。
この3か月間はあまりにもつらく、彼女が帰国して1年後の2006年12月に結婚したそうです。
小学校6年生の時からですから交際期間は19年でした。
「ほかの女性がいいと思ったことは一度もない」
「一人しか付き合ったことがないということについて残念だという気持ちはない。幸せだ」
とたびたび愛情を表現しています。
結婚の翌年、2007年に長女が誕生し、その後息子さんも生まれました。
http://tvdaily.asiae.co.kr/
奥さんの写真は公になっていません。
オジョンセのインスタは?
2023年3月時点でもなお個人のインスタグラムはないようです。
事務所は「プレインTPC」。リュスンリョン、キムムヨル、キムデミョン、イセヨン、イジュン、ジスさんなどなど、主演を務める人気実力俳優が大勢所属しています。
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「サイコだけど大丈夫」は韓国でも話題沸騰でした!
最後に
オジョンセさんはオーディションで落ち続けても演技をやめようと思ったことは一度もなく、
「演技に自信があるわけじゃないが、長く続けられる自信があった」
と語っています。長くやっていればいつかは何とかなるだろう、といつもそんな気持ちだったとか。
端役でも経済的に苦しくても”演技”という二文字だけで心は豊かで満たされたんだそうです。
ロールモデルは特定の誰かではなく、具体的なキャラクター
・映画「ナンバースリー」のソンガンホ
・映画「パイラン」のチェミンシク
・映画「真実の行方」のエドワード・ノートン
がいつも思い出す憧れの人だそうです。
多くのインタビューを拝見しましたが、スターになりたいとか有名になりたいといった欲が全くなく、とてもポジティブで明朗、演技が楽しくてずっと続けてきた、そんな印象を受けました。
奥さんとのエピソードも素敵ですよね。
来歴と結婚ストーリーを動画にまとめました↓
そっくり俳優イジェウォン
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