1983年のデビューから現在に至るまで、あらゆるジャンルで様々なキャラクターを演じてきた、大ベテラン俳優チョンホジンさん。
日本では「六龍が飛ぶ」でも知られるようになりました。
チョンホジンさんのご家族のこと、若いころ相当イケメンだったそうなので(今もですが)その写真もまとめました。
(トップ画像六龍が飛ぶ公式ページより)
チョンホジンのプロフィール
천호진 チョンホジン 千虎珍
1960年10月28日生まれ
(2018年時点で満58歳)
170㎏
66㎏
家族:妻・一女一男
演技者への夢を抱いたのは、高校時代“ディア・ハンター”でのロバート・デ・ニーロの演技を見てから。
タレントになるにはどうしたらいいか全くわからなかったチョンホジンさんは何の準備もなくタレント試験に応募し、国営放送KBSの試験では落ちてしまいます。
次に受験したMBCでも、練習もせず臨んだだけに、セリフは棒読み・・・。
しかし当時のコソクマンというPDの方がチョンホジンさんの潜在能力を見抜いて選んでくださったとか。
こうして1983年MBCの17期タレントとしてデビューしました。
2018年の現在まで多くのドラマや映画に出演し、ベテラン俳優として知られています。
韓国版の有名人のWikiでチョンホジンさんを検索すると、最初にこんな紹介文が書かれています。
「ロマンス、スリラー、ホラー、コメディーなどのすべてのジャンルで、優しい、卑劣、悪辣、優柔不断、みすぼらしい、冷徹、憂鬱などのメディアに登場するこれらのキャラクターをとても自然に演じる」
演技者にとってこれ以上ない誉め言葉ですよね。
チョンホジンのおすすめドラマ
出演した作品があまりにも多いので、これ!というのはなかなか難しいのですが、おすすめのドラマを紹介させて頂きたいと思います。
2012年 いとしのソヨン
“いとしのソヨン”では、自分は頑張っているつもりなのに、子供たちの足を常に引っ張ってしまうお父さんの役を演じました。
娘役を演じたイボヨンさんがブレイクしたきっかけになったドラマ。
この作品は最高視聴率49.3%を叩き出し、国民的なドラマとなりました。
筆者もこのドラマを見ましたが、話が進むにつれ変わっていく登場人物たちのそれぞれの感情の変化がとても激しく、切なく、温かく描かれていて毎回楽しみながら視聴していたことを覚えています。
2015年 六龍が飛ぶ
2015年放送の“六龍が飛ぶ”でユアインさん演じる、イバンウォンのお父さん、イソンケの役を演じました。
はじめは息子のバンウォンを認め愛しますが、益々欲望に飲まれ、自分の地位までを脅かすイバンウォンと対立します。
2017年 黄金の私の人生
2017年“黄金の私の人生”は47.5%の高視聴率を記録したドラマです。
この作品でチョンホジンさんは、その年のKBS演技大賞で大賞を受賞しました。
財閥、出生の秘密など韓国ドラマでベタな要素がたくさんあったにも関わらず、そのままハッピーエンディングすることなく、世の中の勝ち組たちに負け底に墜落し、そこからまた這い上がる主人公たち。
そしてそれを見守る親たち。現代の韓国社会の格差の現実とそれに屈しない家族愛を描こうとしたことからあらゆる世代の共感を得たことがヒットの理由でした。
チョンホジンのお父さんも有名人?
若かりし頃の写真の前で撮影する現在のお父さん
(http://entertain.naver.com)
チョンホジンさんのお父さんは、韓国プロレスリング界のレジェンドである、チョンギュドクさんです。
(1932年生まれで、2020年6月に死去)
韓国の国技であるテコンドー高段者だったチョンギュドクさんの噂を聞きつけた、当時の大統領“パクチョンヒ大統領”は、チョンギュドクさんを呼んで、プロレスラーにならないかと勧めます。
それを受け入れた彼はデビューイベントでなんと素手で牛3頭を倒し、プロレスラーとして華々しくデビューします。
力道山とも交流があり、日本進出の話もありましたが、力道山の死後は話がなくなり結局、日本進出はできなかったそうです。
こんなお父さんの影響か、チョンホジンさんも運動能力に長けていて、中学校の時は野球選手を高校の時にはラグビー先週として活躍したそうです。武術も相当な実力で、テコンドーは4段、柔道は3段の実力だそうです。
チョンホジンは若いころイケメン?
50代後半にも関わらず、どこかシャープなカリスマ溢れる印象のチョンホジンさん。
そんな彼の若いころの写真がたびたび話題となってきました。
20年前、30代のころ
https://entertain.naver.com
若いころのチョンホジンさんの写真を見ると、まるで彫刻像のようなイケメンです。
(彫刻美男という言葉は、チャンドンゴンさんやウォンビンさんをイメージする言葉でもよく使われていました)
https://entertain.naver.com
“元祖イケメン!”などと呼ばれ、若いころの写真が話題になっていることについて、2007年のインタビューでは、
「そのくらいの年頃には誰だっていい顔をしているはずです。きっと私が俳優だから誉め言葉をもらっているだけです」
と謙遜していました。
チョンホジンの家族について
チョンホジンさんは番組で一切家族についての話をされないので、家庭について知られていることはありません。
デビューして3年後の1986年満26歳の年に一般人女性結婚し、一女一男に恵まれています。
2017年ドラマ“黄金の私の人生”で演技大賞を受賞したとき、壇上で奥さんに感謝の言葉を伝えたのですが、短いけど感動的な言葉でした。
「ぜひ、感謝を伝えたい人がいます・・・。付き合った時にした約束を守るのに34年かかったね。遅くなりすぎてごめん。君さえよければ、次の人生もあなたともう一度一緒に歩みたい。約束必ず守るから」
この受賞シーン→YouTube
43秒あたりから
普段家族のことを口にしないからこそ、日ごろ思っていたその深い愛と感謝がそのまま伝わる感想だと思いました。
特技を生かして本を出版
2009年にチョンホジンさんは“日曜大工”に関する本を出版しています。
チョンホジンの生活木工DIY
そして同年の9月にインターネット日曜大工家具会社である“マンドルゴ”という会社をオープンします。
元々手先が器用だったというチョンホジンさんは何かにハマると没頭するタイプだそう。
プラモデルなども集めたり楽しんでいましたが、インターネットが出始めたころは関連書籍を買ったり、その本を読んでわからないところがあると本を出した出版社を訪ねて「ここわからないから教えてください」といって教わったこともしばしば。
そしてパソコンを買って自分で分解、組み立てる過程でしきりに韓国の電子商店街を訪ねて質問したり。
気になることは聞かずには気がすまない。そうやって20台以上のパソコンを組立したそうです。
DIYとの出会いもネットを通してだったとか。
あまり大工の資料や書籍がなかったときでしたので、外国の書籍を取り寄せて、英語辞書を開いてはホームページや本を見ながら独学で10年勉強したそう!
木で家具を作ることは演技することと似ているとチョンホジンさんは話します。
大工を始めた理由について
「日曜大工を始めた理由は、根を下ろした木を切り倒すところから作品になるまで、ものすごい時間と努力が必要だからです。待つことなしでは誰も最初から完璧に気に入る作品を作ることはできません。木で物を作るのと演技が違うように見えますが、実はとても似ています。
木が、自然というものが人間の持っている心の病を癒す唯一の薬だと思います。私が10年間木を触りながら、手に入れた最も大きなものです。ものすごくせっかちで頑固な私の性格も木を触っている時には心に余裕ができます」
と語っていました
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最後に
あらゆるキャラクターを演じて、多くの趣味を持っていらっしゃるチョンホジンさん。
どこか九州男児のような、物静かだけど力強いチョンホジンさんの姿が印象的でした。
以上、チョンホジンさんのまとめでした。
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