映画「悪魔をみた」やドラマ「応答せよ」のパクボゴムのお父さん役で知られる俳優チェムソンを紹介します。
「顔は野獣、心は天使」と呼ばれるチェムソンのプロフィール、妻との結婚のなれそめや、息子&家族画像の有無などを調べました。
チェムソンのプロフィール
芸名:チェ・ムソン 최무성(崔畝誠)
本名:チェ・ミョンス
1968年1月12日生まれ
釜山市影島区出身
182㎝
東京ビジュアルアーツ専門学校
家族:妻と息子1人
釜山で生まれ小学校2年の時に上京。
高校2年生の時に青少年劇団に入り、高3で初めて演劇の舞台に立ちました。
俳優としてのスタートは早かったのですが、途中完全に休んでいる期間が何度かあります。
高校卒業後は映像演出を学ぶために東京ビジュアルアーツ専門学校に留学し、日本で4~5年過ごしました。
そしてまた演技を始めたのが31歳の時。演技と舞台演出を並行してやっていたとか。
2002年(34歳)に結婚し(後述)、この年から生活のために映画界に進出。
ずっと本名で出演していましたが、2010年映画「悪魔をみた」から芸名チェムソンとして活動。
この作品で殺人魔を演じて、大衆に強烈なインパクトを残します。
ドラマには2011年(43歳)から出演し、2015年「応答せよ1988」のテク(パクボゴム)の父親役で認知度が爆発的に上がりました。
この役は格別な特徴も個性もない普通のお父さんという演じるにはとても難しいキャラクターでした。
平凡な役で大衆に愛されることになり、とても嬉しかったそうです。
また、俳優業と並行して専門学校で演技の実技を教える教授も務めています。
そして現在も演劇の舞台演出をしており、「演劇は私の故郷のような場所」と話していました。
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チェムソンの結婚のなれそめ・家族について
演劇女優だった奥さんとは、チェムソンが演出を手掛けた演劇で出会います。
主人公はオダルスでその相手役が奥さんでした。
初対面では「可愛い人だな」程度でただの知り合いのままでしたが、この公演をするうちに惹かれていくように。
ある時スタッフや俳優たちがみな帰ってしまい、二人だけ残ってしまったことがあったそうです。
その時自然と仲良くなり、交際に発展したとか。
恋人関係になって2~3か月経った頃、奥さんのお父さんに呼ばれ
「もう婚期も過ぎてるんだから、恋愛は短めにして早く結婚しなさい」
と、言われ公演が終わってすぐ結婚。2002年、チェムソン34歳、奥さんは30歳でした。
無事結婚しましたが、5年間はケンカばかり。
しかし長く一緒に暮らしていくうちに、結婚前には知らなかった人間性の良さがわかり、今一緒にいるのがとても楽しいとのこと。
2019年時点で高校2年生の息子さんがいます。逆算すると2002年生まれですので、結婚してすぐにお子さんが生まれたようですね。
結婚後、奥さんは2本ほど作品に出演しましたがそれ以降は家事や育児を優先していて女優は引退したようです。
俳優という仕事は経済的に安定しておらず、家長の責任感から作品選びの基準が収入の多さになってしまいがちですが、奥さんは
「お金より幸せが大事」
と言って、決してせかしたりせず、仕事がない時期には一緒に遊んで気持ちに余裕を持たせてくれたんだそうです。
最後に
チェムソンは30代になって映画、40代からドラマとかなり遅咲きなんですが、
「演劇でもドラマでも映画でも、演技を介して話を作って観客に見せるという過程が好き。その作業自体が好きでこの仕事をしています」
と話しています。様々なインタビューでこの仕事に対する真摯な気持ちを感じました。
奥さんも欲張らず控えめで、チェムソンの成功は内助の功があってこそかもしれません。