良くも悪くもだって母親|キャスト・あらすじ【Netflix韓国ドラマ】

 

良くも悪くもだって母親韓国ドラマ

ラミラン&イドヒョン主演!Netflixで配信される「良くも悪くもだって母親(原題:悪い母親)」のキャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

良くも悪くもだって母親キャスト一覧

全14話

放送年度 2023年4月26日~6月8日まで韓国JTBCで放送

演出:シム・ナヨン
「18の瞬間」「怪物」

脚本:ペ・セヨン(ドラマ初執筆)
「エクストリームジョブ」
「完璧な他人」

良くも悪くもだって母親キャストEX

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母親・豚農場運営

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ネイルアーティストでガンホの元カノ

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【バン・サムシク役】ユ・インス
ガンホとミジュの同級生

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ウビョクグループ会長

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【オ・テス役】チョン・ウンイン
検事出身国会議員

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【オ・ハヨン役】ホン・ビラ
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【村長役】キム・ウォネ

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【サムシクの母役】ソ・イスク

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良くも悪くもだって母親あらすじ

息子のためにと厳しい教育をして悪い母にならざるを得なかったヨンスン。

立派に育てたつもりが、息子は事故に遭って記憶喪失となり、幼い子供のようになってしまいました。

母と子の失われた時間を取り戻すストーリー。

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良くも悪くもだって母親キャスティング秘話

脚本家ペ・セヨン氏は映画のシナリオが専門で、ドラマ執筆は今回が初めて。

このストーリーも映画シナリオとして15年前に書いたもの。

その過程で主題と人物関係、葛藤を短い映画に盛り込むには足りず、いつか必ずドラマにしたい、と思って温めてきた作品だそうです。

そして主演がラミランに決まったと聞いて、ペ・セヨン氏は涙があふれたとか。

監督も

「ラミランは天性の女優。彼女がヨンスンを引き受けてくれて多彩になった。ラミランの決定がこのドラマが自信を持ってスタートできる理由だった」

と話しています。イドヒョンについても

「演技が上手いことは知っていたが、容易ではない役だから引き受けてくれるか心配だった。だが挑戦したいと言ってくれてありがたかった」

と話していました。

 

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良くも悪くもだって母親感想・評価

ラ・ミランの存在感をはじめ、出演俳優陣の演技力の高さは素晴らしかったです。

しかしそれゆえに「母親だから酷いことをしても仕方ない」と正当化しているのが強く伝わってきて嫌に気分にさせられました。

最終的な結末や、ガンホが優秀に育ったことを考えると、母親の行き過ぎた行動は正しかったように映りますが、結果さえ良ければ過程はどうでもいいとは思えず、息子とためを思って悪い母親になったのだとしても仕方ないなんて思えません!

ストーリーとしては面白いんです。

多くの作品で描かれた様なソウルオリンピック関連のゴタゴタは相変わらず見ていて気持ちの良い内容ではありませんでしたが、そこで犠牲になった親子が数十年後悪人たちを捕まえるのはみんなが望んだ展開ですし、個性的な村の人達とのコミカルなやり取りも、ガンホとミジュのロマンスにガンホの事故やヨンフンの病気も展開としてはベタですが、王道だからこそ惹き付けるし面白いともいえます。

その中でも、ガンホが幼児化してからの母とのやりとりは子育てをやり直しているかのようで微笑ましく見れました。

しかし、そんなストーリーの面白さがありながらも、問題を抱えた当事者たちのぶつかり合いや心情を吐露する場面が少なく、いつの間にか問題が解決されているというのは納得がいきませんでした。

その内面の変化や成長を描くことで問題が解決に至るというのが本作のネックだと思っていたのに、「検事になった、父親殺しの悪人も捕まえた、だからいいでしょ?」ではないと思うんですよ!!

視聴者とすれば、確かに主人公ヨンフンの苦労や頑張りには同情しますし、女手一つで子供を育てて検事までにさせたのは凄いですが、それは母親側からの話であって強制されたガンホからすればたまったもんじゃありません。

儒教が広まった韓国では親が絶対で、逆らうと非難されて当然という気風がありますが、だからといって息子の気持ちを無視していいとはなりません。

散々息子の希望など無視して勉強を強要し、青春時代を楽しませることなく仏頂面で冷血漢の息子に育てておいて、それでも息子は自分のことを想ってくれていると思い込んでいるのは何なのか!?

せめて、ガンホが事故にあって以降変わるのであれば良かったのですが、一度は自らの悪さを痛感するも結局は方針を変えないなんて頑な過ぎます。

それにしても、母親の思いというものを描くのならばキャラクターの心情や成長を描くことに注力するべきで、父親が殺されたとか、父親殺しの犯人との悪縁とか、犯人たちを断罪するストーリーなんて必要なかったと思います。

結局は良くある権力者たちの悪事を暴くドラマになってますしね‥‥。

因縁の相手との複雑な人間関係というのは韓国ドラマお決まりのパターンですし、過去の犯罪の解決に突発的な事故、病気という要素も定番ですが、本作では最初から犯人は分かっているので犯人探しという面白さはありませんし、マクチャンドラマ的要素と家族ドラマというのも相性がいいと思えませんでした。

 

まとめ:魅力的なキャラクターが多く、韓国ドラマらしい荒唐無稽なストーリーも面白かったのですが、主軸が母親の愛のドラマとして見ると納得のいかないところが多く好みではありませんでした。

問題なのは母親側からの一方的かつ押し付けの愛を描いているだけで、しかもそれを正当化しているように見えるのも難点でした!

 

最後に

本作は“自分の母親と重なる”という個人的な理由もあって残念ながら感動は出来ませんでした‥‥。

母は強し、というものを描いた作品としては正解なのかもしれませんが、子供がいてこその母親なのに母親側の思いだけを一方的に描いているように思えモヤモヤしたんですよね。

息子に対する厳しさを正当化して、自分の間違いを省みるところもないなんて、ガンホのことを思うと見ていてイライラさせられることになったのかと‥。

 

ーーー※ネタバレあり!ーーー

特に、最後で二人が仲直りするような展開になるのかと期待していたら、直接会って本音を言い合うのではなく手紙でなんてスッキリしませんでした。

父親の死の真相を知ると息子に危険が及ぶからとか、自分が死ぬ前に息子にこうなって欲しいなんて、そりゃ母親に共感する人もいるでしょうが、死んだ後に知らされても親孝行も反論もできないので悲しいですって!

個人的にはどうにもしっくりきませんでした。本作を見て感動した人はスイマセン。。。

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