“冬のソナタ”でジウ姫と共にヨン様として大人気を得た、ペヨンジュン。
その後ぱったりと見かけなくなりましたが、現在の活動は何をしているのでしょうか?
プロフィール、パクスジンとの結婚のなれそめやその後の生活、近況についてまとめました。
ペヨンジュンのプロフィール
배용준(ペヨンジュン、裵勇浚)
1972年8月29日生まれ
180㎝
75㎏
妻パクスジン・子供二人
(息子:2016年生まれ、娘:2018年生まれ)
高校3年生の時、ロバートデニーロ主演映画「ミーン・ストリート」を観て、俳優になることを決意。
それまで上位の成績を維持していましたが、以降勉強がおろそかになり、2回も受験に失敗しています。
大学の入試を諦め、バイト生活を転々としていたとき、映画社のスタッフとして働き始めました。
スタッフという肩書でしたが、映画のチラシを配ったり、撮影の後の後片付けなどの雑務担当だったそうです。
そんななか1994年のオーディションでKBSのタレントとして選ばれます。
ドラマのデビュー作は、1994年の“愛の挨拶”。
1995年放送されたドラマ“若者のひなた”では映画監督を夢見る青年の役を演じ大人気を得ました。
当時の20代女子大生たちの“結婚したい男性”1位がペヨンジュンでした。
その後、韓国の歴代最高視聴率(65.8%)を持つ、1996年“初恋”、1998年“裸足の青春”などに出演し、トップスターの座に就くようになります。
1994年から出演したほとんどのドラマで主演を務めるほど韓国での人気は安定したものでした。
2000年には成均館大学の芸術学部映像学科に入学し、学業に励むためしばらくの休業期間を持ったりもしました。(この学科は中退しています)
このような空白期を持ったせいか、“冬のソナタ”のヒット前は一時より人気のピークは過ぎていた感があります。
冬のソナタ主演
“冬のソナタ”のヒットは、それまで中国にはそこそこ進出していても、日本への進出は白紙同然だった当時の芸能界の流れを“韓流ブーム”という名のもと一気に変えた大事件でした。
当時のペヨンジュンの人気は凄まじく、30代、40代主婦層を中心にグッズが飛ぶように売れ、特に2004年発売された、筋肉質の体を見せてくれた写真集は発売開始3日で10万部が売れたそうです。
冬のソナタの撮影地は“聖地”ともなりたくさんの観光客が訪れました。
冬ソナのあとの俳優活動
2011年のドラマ“ドリームハイ”での特別出演を最後に、ほとんど作品に姿を現すことのないペヨンジュンですが、実は2007年のドラマ“太王四神記”の撮影中、いろんなケガがあったらしいです。
指の骨折を始め、脊椎の負傷で数回の手術やリハビリを行いながら次回作を検討中でしたが、敗血症と診断されたことで半ば強制的に俳優を休業することになりました。
そして、健康上の問題だけではなく、韓流スターですのでそのギャラも相当のものだったらしく、噂では“太王四神記”の撮影当時の1話当たりの出演料が2,500万円に当たるとの話もあったほどですので、ドラマのキャスティングをしたくても、ギャラが大きな負担になることも看過できない事実。
こういった事情も休業への一助となったようです。
現在ドラマに出ない理由と今の活動は?
俳優業を休むようになって、現在は筆頭株主となっている、俳優所属事務所の“KEYEAST”の経営に励んでいる様子です。
KEYEASTは1996年に設立した会社を2006年にペヨンジュンが経営権を買い取り、KEYEASTへと改名した会社です。
KEYEASTの所属俳優には、キムスヒョン、ムンガヨン、チュジフンなどがいます。
その後、2018年にSMエンターテイメントに経営権を引き渡し、SM株を譲渡され当該企業の大株主となりました。
その他にも、大のコーヒー好きでコーヒーマニアというペヨンジュンは、2012年にハワイにコーヒーショップをオープン。
そして2017年にはソウルでも“CENTER COFFEE”というショップをオープンしています。
直接経営している訳ではないそうですが、投資はもちろん、コンセプトおよびメニューの開発など企画段階から参加しているそうです。
CENTER COFFEEで投資家を集めたペヨンジュンは“クラウドピンク”という正式法人を設立。
KEYEASTもそうですが、コーヒーショップまで・・・。
ペヨンジュンはビジネスにも卓越なセンスを持っているとの評判が高いです。
2018年、SMエンターテイメントにキーイーストの経営権を譲渡。
2022年には一家でハワイに移住し、2023年、韓国のナムウィキで肩書は「元俳優、企業人、専業投資家」となっていました。
特に何の発表もなく芸能界を後にしたようです。
ペヨンジュンの元彼女は現在?
イ・サガン
(https://entertain.naver.com)
ペヨンジュンが唯一公開恋愛をしていたのが、ミュージックビデオ監督のイ・サガンです。
二人は2003~2004年まで交際していたことで知られています。
ペヨンジュンが結婚するときに、「おめでとうというメッセージを送った」という証拠キャプチャーを自身のSNSに投稿していました。
イサガン「結婚おめでとう。本当に」
ペヨンジュン「ありがとう」
イサガンはこれについて「ハリウッドフレンドシップ」とコメントしています。
ずっとペヨンジュンの元カノと呼ばれ続けてきましたが、2018年11月に11歳年下のアイドルと結婚すると発表がありました。
奥さんとの結婚のなれそめと子ども画像はある?
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ペヨンジュンインスタより
ペヨンジュンは2015年、たった3か月の恋愛期間を経て13歳年下の女優、パクスジンと電撃結婚をします。
パクスジンは2002年~2006年まで人気アイドルグループSugar(シュガー)の一員として活動し、解散後はそれぞれ女優に転身。
メンバーにはアイコニックやファンジョンウムがいます。
結婚発表があった時、それまで全くそのような気配も噂もなかったので、“誤報でしょう?”とか“嘘でしょう?”と、信じない人がほとんどでした。
ペヨンジュンは普段から周囲への信頼と愛情が格別なことで知られています。
同じ事務所所属のパクスジンとも、恋愛を始める前から、信頼関係はすでにあったのではないでしょうか。
そして徹底的な自己管理と完璧主義でプライバシーがほとんど露出されないことで有名で、プライバシーの保護にも厳格だったため尚更気づかれず、電撃発表へとつながったと思われています。
2015年に結婚した二人は、2016年10月には長男が、そして2018年には長女が生まれています。
奥さんのインスタには↓
「この素敵な季節が過ぎる前にいっぱい出かけよう#秋#周辺#散歩#紅葉#愛」
「ついに始まった。#ティッシュ#君は出して#私は片づけて#繰り返し#サランへ」
「週末を担当してくれたパパ印のピザ&チアバター#焼いて#食べて#焼いて#すごくおいしくて#一日中#繰り返し#忙しい手#パパ印のピザ#最高」
お子さんやペヨンジュンの顔は映っていないものの、こういった家庭での様子が伺える投稿がいくつかありましたが2020年3月に削除されました。
奥さんの パクスジンは2017年11月、
「1年前の第一子出産時、芸能人だからって病院から優遇されていた」
というネットの書き込みがありました。
本来ICU(新生児集中治療室)への立ち入りは赤ちゃんの親しか許されていないにもかかわらず、祖父母も出入りしていたことで、他にもさまざま疑われることになり、事実ではないことも広まってしまいました。
このことでインスタで直筆の謝罪文を掲載しています。
そしてこれ以降、2年以上インスタに投稿はありません。
最後に
韓国俳優の大御所であるイスンジェはチェミンシク、ソンガンホ、イビョンホンなどとペヨンジュンを比べ、
「他の俳優たちは常に俳優として演技力向上のために努力しているのに、ペヨンジュンは俳優という名を持っていながら、“冬のソナタ”での成功に安住してしまった」
と批判していました。
きっと十分な才能があるのにそれを発揮せず、ビジネス市場に飛び込んだことへの残念な気持ちの表れだったと思います。
イスンジェプロフィール↓
しかし、負傷のことやギャラのことで演技をやりたくてもできない状況なら、逆にビジネスでもっと活躍して欲しいなと思いました。
ペヨンジュンはたくさんの寄付をすることでも有名だからです。
東北地震の時には10億ウォン、新潟地震の時には4億ウォン、24時間テレビのときは3億ウォンなど、たくさんの寄付をしてきた方です。。
稼いで集めるだけじゃなくて施しもできる。
そして周囲の人々を深い愛情で支えるペヨンジュンの新しい魅力を発見できました。新たな分野での更なる活躍を期待します。