師任堂(サイムダン)は主演のイヨンエさんにとってチャングムの誓い以来13年ぶりとなるドラマ。
ソンスンホンさんは意外にも本格時代劇初挑戦ということで、大変注目されました。
キャスト紹介やあらすじ、みどころ、OST、韓国での評価・感想を紹介します。
師任堂(サイムダン)キャスト・視聴率
放送全44話
平均視聴率10.2%
最高視聴率16.3%
放送年度2017年1月から韓国で放送
演出:ユンサンホ
脚本:パクウンリョン
【申師任堂(シンサイムダン)役】
【ソ・ジユン役】イ・ヨンエ
【サイムダン少女時代】パク・ヘス
【イ・ギョム役】ソン・スンホン
【ハン・サンヒョン役】ヤン・セジョン
【フィウムダン役】オ・ユナ
【500年前の学者╱現代の記者】ソル・ジョンファン
【ミン・チヒョン役】チェ・チョロ
【ソン・ミギョン役】キム・ミギョン
【ミン・ジョンハク役】チェ・ジョンファン
【イ・ウォンス役】ユン・ダフン
【キム・ジョンヒ役】キム・ヘスク
【護衛武士役】パク・ジョンハク
【コン氏夫人役】パク・ジュンミョン
イヨンエさんはエレガントな雰囲気の大女優ですが、意外にも作品数が少なく、ドラマ出演は宮廷女官チャングムの誓い以来、なんと13年ぶり!
広告業界ではずっと活躍してきたんですが、結婚や出産を経て、女優復帰した作品で大変注目されました。
ソンスンホンさんも言わずと知れた韓流スターで日本よりも中華圏での人気が高い俳優さんです。
4年ぶりのドラマ出演を決めたのは「イヨンエ先輩が出るから」というのも大きな要因だったと語っています。
大先輩が決めた作品なら間違いない、と。ソンスンホンさんは「自分の彼女がイヨンエ先輩の大ファンだ」と制作発表会で語っていました。
(その後、恋人とは破局)
この作品は大スター2人を主演にし話題性抜群で、「第2のチャングム」と呼ばれ韓国ドラマ史に残る大作になると期待されました。
師任堂(サイムダン)あらすじ
韓国美術史の大学講師ソ・ジユンはサイムダンの日記を偶然発見し、それを手がかりにある場所へ行くとそこには自分にそっくりな不思議な美人図があった。
それにまつわる秘密を解いていき、過去と現在を行き来しながら展開される作品。
師任堂(サイムダン) みどころ
朝鮮時代サイムダンの生涯を再解釈した作品であり、天才画家サイムダンの芸術魂と不滅の愛を描いています。
このドラマでは、今まで知られていたサイムダンの固定されたイメージや良妻賢母という断片的な姿ではなく、アーティストとしての独自の生き方に焦点を当てていることが特徴。
脚本家のパクウンリョン作家がサイムダンを主人公にした理由は「朝鮮のワーキングママを描きたかったから」だとか。
この作品は事前制作で撮影期間は約1年に及んだため、韓国の四季が美しく表現されていることにも注目!
そしてサイムダンの人生とともに、多数の絵が登場します。
さらに韓国の伝統紙や扇子などもいくつかのエピソードとともに表現され、韓国の芸術を楽しむことができる作品です。
師任堂(サイムダン)感想・評価・評判
#師任堂(サイムダン)色の日記視聴終了💫
一枚の絵に隠された真実とは?2人の天才画家の壮大で美しすぎる純愛✨過去と現代で同じキャストが二役というのも👍超オススメです👍 #イヨンエ #ソンスンホン #ヤンセジョン pic.twitter.com/KVOGyn2dMF— ゆっこ(˶′◡‵˶) (@yukiko_nkmr) 2017年11月11日
豪華キャストで期待されましたが、風変わりなキャラクター設定と時空を超えた複雑な展開がウケなかったようで、視聴率はどんどん低下し、最終回は8.2%。
最低限の歴史的な事実から膨らませた人物設定が現実的ではない、と歴史論争まで巻き起こしてしまいました。
特にソンスンホンさんが務めた役との不倫に近いラブストーリーがさらに論争に火をつけることに。
こういった視聴者の反応により、放送は2話縮小されました。
知名度の高い韓流スターが出演するだけに韓国より中国で人気が出るかもしれないという期待がありましたが、中国では2016年秋以降政治的な問題に起因すると思われる「禁韓令」が敷かれた状態・・・。中国での成功もかなわなくなりました。
第一次韓流スターを起用しても、作品は成功するわけじゃないという教訓を残したと言われています。
韓国での評判はイマイチですが、サイムダンという人物のもともとのイメージがない日本人にはウケるんじゃないかと思われます。
最後に
師任堂は韓国ではさまざまな論争を呼んだ作品でしたが日本人にはどうでしょうか?
個人的には非常にウケるんじゃないかと思っています。