魔女の法廷(韓国ドラマ) キャスト&感想は高視聴率だけあって面白い?

 

チョン・リョンウォンさん演じるわがままで破天荒な検事マ・イドゥムと、人気急上昇中のユン・ヒョンミンさん演じる正義感溢れるイケメン検事ヨ・ジヌクの法廷を舞台にした痛快ラブコメディーです。

視聴率やキャスト一覧、OST、あらすじ、感想、みどころなどを紹介します。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

魔女の法廷(韓国ドラマ)キャスト・視聴率

全16話

平均視聴率 10.5%
最高視聴率 14.3%

放送年度 2017年10月から韓国で放送

演出 キム・ヨンギュン
脚本 チョン・ドユン

【マ・イドゥム役】チョン・リョウォン

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【チャン・ウンジョン役】チョン・イクリョン

 

【ソン・ミヨン役】キム・ジェファ

 

 

作品紹介

チョン・リョンウォンさんは「風船ガム」以来2年ぶりのドラマ出演。

性犯罪や男女同権に関心が高まっている昨今、この作品は女性視聴者たちの多くの共感を呼び、高視聴率を記録しました。

ユンヒョンミンさん、チョンリョウォンさん共に普段使わない法律用語が覚えられず、過密スケジュールの中でさらに睡眠時間を削るなど、大変苦労したそうです。

ユンヒョンミンさんは児童虐待がテーマだった第5話が最も辛かったと回想しています。

「第5話の事件について撮影前の打ち合わせの時、監督が事件の話をしていて泣き出してしまったんです。自分も一緒に泣いてしまいました。」

5話は重いテーマを扱うとともに、主人公のヨ・ジヌクがなぜ医者から検事になったのかを表す回だったため、最も重圧を感じたとのこと。

一方、チョンリョウォンさんは7話8話が一番しんどくて、

「ここで女優の意地を見せないと、これだから女はだめだなんて思われる。ちょうど【品位のある彼女】のキムソナ姉さん、キムヒソン姉さんに憧れていたときにこのドラマの話が入ってきたから、より意欲的だったと思う」

と話しています。

またチョンリョウォンさんは相手役のヒョンミンさんについて

「ヒョンミンが役に没頭しているのがすごくよかった」

「ヒョンミンは本当にいい人。いつだったかスタッフがミスをしたことがあって、怒ってもいいような状況だったのに、冗談みたいに済ませた。それをみて、本当にいい人だなと思った。」

ヒョンミンさんはインタビューで

「チョンリョウォンみたいな俳優とまた相手役として共演できるかな」

と語っており、それについてチョンリョウォンさんは

「現場でも同じようなこと言ってるから、誰にでもそんなこと言ってるんでしょ?と言ったら、本当だよ!と言ってた。ヒョンミンが性格がいいからどんな俳優とでもうまくやれると思う」

こういったキャストの相性の良さも相まって、初回から視聴率も右高上がりで急上昇し強豪作の重なる同時間帯で1位を勝ち取るまでに。パート2を望む声もあがりました。

 

 

魔女の法廷(韓国ドラマ)OST情報

本作ではガールズグループEXIDのスルジさんによる「風に寄り添って」、キム・ボギョンさんの「Tell me」、パダさん「愛してた」、ソ・チャンフィさん「Born To Be Free」などドラマに合った素敵なOSTでドラマの魅力をアップさせています。

魔女の法廷(韓国ドラマ)あらすじ

幼い頃に行方不明となった母を捜すため、検事になったマ・イドゥム(チョンリョウォン)。出世のためなら手段も選ばない彼女は、刑事2部のエースとして活躍していました。ある日、イドゥムは上司のセクハラ事件がきっかけで、年下の新人検事のヨ・ジヌク(ユンヒョンミン)と知り合います。奇しくも彼はイドゥムが住むマンションの隣人だったのです。正義派のジヌクにとってイドゥムは相容れない存在でしたが、何と2人は誰もが敬遠する「女性・児童被害対策部」に異動を命じられてしまいます。数々の捜査でぶつかり合いながらも、次第に互いの存在が気になり始める2人。さらにジヌクは、いつも元気な彼女が母の失踪という傷を抱えていることを知り…。
<公式HPより引用>

 

 

魔女の法廷(韓国ドラマ)みどころ

本作で題材とされる各事件は実際に韓国で起こったものをモデルに作成され、関係者への綿密な取材や専門用語が飛び交うリアルな描写によりクウォリティーを高めていますが、チョン・リョンウォンさん演じるマ・イドゥムの大胆で男っぽい底抜けの明るさと軽快なリズム感で暗さや重さを感じさせない楽しい印象です。

一方、ユン・ヒョンミンさん演じる元精神科医という経歴を持つジヌクは、何よりも被害者の心を第一優先に考える情に厚く、傷ついた人に寄り添った検事でイドゥムとは正反対の人物として描かれ、お互いのキャラクターをより際立たせ、結果的に相性抜群の魅力あるコンビが実現した形となっています。

全体的に事件や裁判などが中心となるストーリー展開で、恋愛模様は少なめですが胸きゅんポイントもきっちり織り込まれています。

イドゥムとジヌク、性格が正反対の2人が反発しあいながらも徐々にお互いに惹かれ合い距離を縮めていく不器用でぎこちない姿は思わず頬が緩んでしまうのではないでしょうか。

事件の真相とラブライン、どちらも要チェックです。

 

 

魔女の法廷(韓国ドラマ)感想

超がつくほどのわがままぶりとズボラで型破りなイドゥムは美人で整った顔立ちのチョン・リョンウォンさんからは想像もできないキャラクターだと思いきやなんのその。

彼女の“人生作”と呼ばれるほど完璧にドハマりした主人公は見ていても終始痛快でした。

検事でありながら出世命で被害者の感情なんて無視、少々ずるいことをしても勝てばいいんでしょ?という自分本位の態度と感情剥き出しの姿は“優しくて曲がったことが嫌いで・・・”という本来ドラマの主人公としてのありがちな優等生さに欠ける設定ですが、むしろ人間らしく傲慢でも憎めないキャラクターを生み、愛される存在だったのかなと思います。

とてもお似合いだったジヌクとのロマンスをもう少し見たかったというのはありますが、今の時代に合った面白いドラマでした。

最後に

本作はセクハラや児童虐待など今や、世界共通の社会問題となるテーマを果敢に取り扱った作品です。

身近に起こりうる出来事や事件でありながら、目をつぶらなくてはならなかった問題もメディアを通じて徐々に明らかにされる社会へと変化している傾向にある中、タイムリーな話題とリアリティーのある問題提起は視聴者の共感を呼び、大ヒットに繋がりました。

ドラマから見る社会問題というと少々オーバーですが日本も似通った問題を抱えていることから共感できるポイントも多い作品なのではないかと思います。

 

 

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