2018年9月に終演したドラマ“ミスターサンシャイン”でテレビドラマに初出演(固定役として)でありながら初主演を手にした演技派女優のキムテリ。
キムテリのプロフィールと演技力、そして彼氏情報、インスタグラムなどをまとめました。
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身長などキムテリのプロフィール
本名 김태리(キムテリ、金泰梨)
1990年4月24日生まれ
166㎝
46㎏
B型
家族:両親、祖母、兄
慶熙大学 新聞放送学、映像情報学
漠然にアナウンサーを夢見て、言論情報学部に入学したキムテリ。
キムテリが初めて演技に触れたのは大学の演劇サークルでのことでした。
それまで演技に対しての興味は全くなかったキムテリは、演劇のサークルに入部したのも単に大学生活を満喫したいから!との理由からだったとか。
大学2年の時に発表した演劇で、公演準備から舞台、演技、そして観客の拍手まですべてに感動し、そこで自分の進路を女優に決めたそうです。
「演劇をしながら、これまで経験したことのない大きな楽しさを感じて、女優という職業は一生飽きない確信がありました。
決断は早いほうです。女優になることを決めたときもそんな確信がありました。女優になることに対しての悩みもなかったし、ただ早くやりたかったです」
と進路を決めたときのことを2016年のインタビューで回想していました。
こうして演劇の魅力にどっぷりハマり、大学を卒業するころ、大学路(韓国で数多くの劇団があることで有名)の劇団“イル”に入団。
そこで1年間照明や音響、オペレーターなどの雑務をやります。
キムテリは雑務の傍ら、アンダースタディー(メインキャストに問題が生じた場合、代役を務める俳優)として活動していました。
練習室で1時間半分量のモノドラマを練習しているキムテリの姿に感心した劇の演出家が本番の舞台に立つチャンスを与えます。
これを始めとして本格的に舞台に立つことになり、1年後には同じ劇のダブルキャストとして出演することになります。
2013年まで5編の演劇に出演しました。
スクリーンでは2016年満26歳になる年、キムミニ主演の映画“お嬢さん”で鮮烈な印象を残して華麗なデビューを果たします。
この映画でキムテリは、国内外の主要な授賞式で新人賞を受賞し、韓国のハリウッドである“チュンムロ”で明けの明星となります。
その後、2017年の“ムンヨン”、“1987”、2018年“リトルフォレスト”に出演し、2018年イビョンホン主演のドラマ“ミスターサンシャイン”でドラマ初出演にして初主演を手にしました。
ドラマ“ミスターサンシャイン”では女性主人公の“コエシン”の役を演じましたが、最高視聴率18.1%を叩き出し好評のなかで終演しました。
キムテリという名前について
キムテリは女性の名前としてはポピュラーではありません。
名前は、お父さんが付けてくださったようで、キムテリが生まれた当時、町に沢山ある梨の木の花が満開したことから、大きい意味の“泰”に“梨”を付けたそうです。
一方、お母さんは政治をやって欲しいという思いから“泰政”(テジョン)にしたそうですが、出生申告をしに行くときにお父さんが勝手に“泰梨”に変えたそうです。
女の子に生まれて政治をやって欲しいと名前までそう付けるとは!!生まれながら特別なオーラ―があったのでしょうか!
キムテリ本人も自分の名前をとても気に入っているようです。
キムテリの演技力について
劇団時代キムテリに舞台に立つチャンスを与えた当時の演出家は2016年のインタビューで以下のように回想しました。
「キムテリが泣いて、叫んで、完全にキムテリ自身の感情一つで劇を導いていきました。本当に汚れていない演技というか。私は自分で演出した作品は客観的に見ますが、その日は私が泣きました。
年輪のある俳優が一人で舞台を引いていくモノドラマの特徴上、20代の新人俳優がキャスティングされるということは、本当に奇跡のようなことです」
キムテリが本格的に知られた作品は、2016年公開のキムミニ主演の“お嬢さん”。
この作品は1500:1の競争率を勝ち抜いて選ばれたものでした。
映画“お嬢様”は主演だけではなく、助演、特別出演の一コマに至るまで、どの役も目を奪う特色がある作品として有名ですが(もちろん、青少年観覧不可なので性的表現については是非があります)、パクチャンウク監督はこの映画のキャスティングでキムテリのことを一番満足に思っているそうです。
監督はオーディションの時に、キムテリを選ぶのに、5分くらいしかかからなかったと話していました。
ファーストインプレッションでこの人だと思ったとか。
台本のリーディングの時に満足して、テスト撮影のときに確信があったそうです。
キムテリの演技を論じる上で、注目するところは“発音が正確である”ということでした。そのことについての好評がとても多く目につきました。
「呼吸が浅くて舌足らずのような発音が多い最近の20代の女優の中で、安定的な発声と正確な発音は、演劇サークル時代から卒業後の劇団での活動まで、演技の基本技をしっかり学んできた結果であります」
と慶熙大 言論情報学部の教授は話していました。
実際、映画“お嬢様”、“リトルフォレスト”でのナレーションを任されたほど、声の演技が上手なキムテリは“ミスターサンシャイン”でもナレーションや独白でその実力を余すことなく発揮しています。
「この女優は感情が良くて、エナジーがいい。多くの若い女優の場合、感情は豊かだが力が足りず物足りなさを感じることが多いが、彼女は年輪の詰まった女優のように、感情に力まで乗せて視聴者たちの心にまっすぐに伝えられる。
こんな長点によって、ドラマに初登場した瞬間から映画的な深さ、劇の完成度を高めてくれたイビョンホンと対立する場面ですら全くひるむことがなかった。良い声、深いまなざしと感情がぶつかり合って視聴者に最大の楽しさを与えた」
との好評価を得ました。
映画やドラマで共演した先輩俳優たちも、キムテリのしっかりした基本技と何より大先輩を前にしてもものおじすることなく、自分の意見をハッキリと言う大胆さを高く評価していました。
キムテリの熱愛彼氏について
これまで熱愛は報じられていません。
2018年9月のインタビューで理想のタイプについて聞かれ
「会話のスタイルが会う人がいい」
と答えています。
キムテリのインスタ情報!
事務所と共同名義のアカウントです。
池脇千鶴に似てる気がしました!
最後に
筆者も“ミスターサンシャイン”で初めて見ましたが、最初は“誰だろう?どこかちょっと地味だな”(これまで外見が華やかな女優さんたちに慣れすぎていたかもしれません・・・)と思っていたのでしたが、見れば見るほどきれいで魅力的な女優さんだったことを覚えています。
芸能人の方たちの記事をまとめるのに、韓国版のWikiを参考にすることが多いですが、正直、これほどたくさんのインタビューの引用や同僚、先輩たちのコメントが書かれている女優さんは見たことがありませんでした。
それほどキムテリの演技力は俳優の皆さんから“お墨付き”であることがわかります。
小さなことにくよくよせず、“誉め言葉は気持ちいいけど、その感情を長く持たない(引きずらない)”というキムテリ。
とてもしっかりした芯の強い方で益々魅力的に感じました。
キムテリの性格からして、お母さんが付けようとした”泰政”という名前もとても似合っていたのではないかと思います。
これからもキムテリの活躍を期待します。
以上、キムテリのまとめでした。
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