お嬢さん(韓国映画)感想・あらすじ・キャスト紹介!変態性なのに笑える?

\40代女性に人気なのは?/

 

美しいお嬢様の莫大な財産を狙う詐欺師と侍女、そしてお嬢様の叔父による騙し合いが始まる。世界のパク・チャヌク監督作品!R-18

本作は日本統治下の朝鮮が舞台でお嬢様も日本人の為、セリフの大部分が日本語となった珍しい作品です。

キムミニ・ハジョンウ・チョジヌンといった韓国映画界を代表する豪華キャストと、注目の新人女優キムテリが主演の話題作です。

基本情報とキャスト、あらすじ、みどころ、感想をまとめました。

 

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基本情報とキャスト一覧

原題:アガシ(韓国語でお嬢さんの意味)

英題:THE HANDMAIDEN

2016年韓国で公開(日本では2017年3月公開)

観客動員数 約430万人

上映時間144分

監督:パク・チャヌク

脚本:チョン・ソギョン/パク・チャヌク

【秀子お嬢さま役】キム・ミニ

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【スッキ/珠子役】キム・テリ

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【藤原伯爵/詐欺師役】ハ・ジョンウ

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【上月/(こうづき)秀子の叔父役】チョ・ジヌン

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【佐々木夫人役】キム・ヘスク

【秀子の叔母役】ムン・ソリ

 

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作品紹介

原作はサラ・ウォーターズの「荊の城」。

この原作では舞台設定がヴィクトリア朝でしたが、本作では1930年代日本統治下の朝鮮に置き換えられています。

同時期の日本も舞台となっているため、その時代の近代建築物が残っている名古屋でロケをしたそうです。

日本ではR-18指定作品となっていますが、韓国本土ではR-19指定で(数え年の為)、本作は成人映画オープニング記録を更新するほどの大ヒットとなり、アメリカでもヒットを記録した作品です。

本作の監督は『オールドボーイ』や『渇き』などで知られた世界的映画監督パク・チャヌクさん。

本作は、カンヌ映画祭に出品されたのをはじめ、世界中の外国語映画賞を席巻し、82ノミネート41部門受賞という結果を残しました。

監督はハリウッドにもすでに進出していますが、本作は2009年の『渇き』以来7年ぶりとなる韓国での監督作品となります。

本作は日本統治下の朝鮮が舞台でお嬢様も日本人の為、セリフの大部分が日本語となった珍しい作品です。

その為キャスト陣は撮影の6ヶ月前からひらがな、カタカナを覚えることから始め、日本語のセリフを猛特訓したそうです。

本作のメインキャストとなるのは、映画『夜の浜辺でひとり』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を獲得したキム・ミニさんに、オーディンで1500倍という狭き門を勝ち抜き主人公に抜擢された新人のキム・テリさん、映画『チェイサー』や『群盗』など数々のヒット作で知られたハ・ジョンウさん、そしてドラマ『シグナル』をはじめ、映画『暗殺』など近年の活躍が目まぐるしいチョ・ジヌンさんの四人です。

ハ・ジョンウさんは役のために10キロ減量し、チョ・ジヌンさんも18キロ減量し高齢者の特殊メイクもするなど、本作への力の入れ具合が伺えます。

メインの四人以外にも、韓国ドラマや映画好きならお馴染みのベテラン女優キム・ヘスクさんに、出演シーンは短いながらも強烈な印象を残したムン・ソリさん、さらに詐欺師仲間としてイ・ヨンニョさん、ユ・ミンチェさん、イ・ドンフィさんが出てたりもします。

 

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OST情報

本作の音楽は、舞台となる英国風の屋敷に合わせた音楽や、サスペンスムードたっぷりの曲、しかし前編暗く重い曲ばかりでないのも、この映画が見やすいポイントのひとつとなっています。

そしてエンディング曲の、Brown Eyed Girlsのガインさんとキム・ミンソさんのデュエット「君が来る音」は、エンドロールで歌詞と共に流れてくる曲で、内容もお嬢さんと侍女を思い出させるもので、懐かしい歌謡曲調なのも印象的でした。

 

あらすじ

物語の舞台となるのは1930年代日本統治下の朝鮮半島。

ある少女が大きなお屋敷に侍女としてやってきます。

そのお屋敷は朝鮮でありながら和洋折衷の建物で、そこには上月家のお嬢様・秀子が暮らしていました。

お嬢様以外にも母の妹の夫である叔父さんとメイドたちが住んでおり、そこにある少女・スッキがやって来たのです。

そのお屋敷は、叔父の膨大な蔵書に囲まれていて、そこコレクションはお金持ちの内では随一でした。

スッキはお屋敷では珠子と呼ばれることとなったのですが、実は詐欺グループに育てられ秀子の財産を狙う詐欺師の”藤原伯爵”の手先だったのです。

伯爵はスッキの協力を得て秀子を誘惑し、彼女と日本へ逃げる算段だったのですが、スッキが秀子に惹かれていく様になり、計画が狂い始めていくのでした。

きむとま
エロス、変態性、ミステリーが融合した作品なのに何故か笑える!

 

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みどころ

一番話題となったのは、キム・ミニさん演じる秀子お嬢様とキム・テリさん演じる珠子の濃厚なベッドシーンの数々でしょう。

これだけ聞くとおっさんたちがエロいシーンを楽しむ映画のように思われがちですが、それは違います!

それらの「百合」シーンは屋敷の雰囲気や衣装とも相まって美しいもので、同じ同性愛の過激な描写で話題となったフランス映画『アデル、ブルーは熱い色』のような芸術性も感じるものなんです。

この映画は、複雑な家庭環境で暮らす秀子、日本人になりたい為に日本人の貴族と結婚した秀子の後継人の叔父、そんな屋敷に潜り込んできた侍女に、伯爵と身分を詐称した詐欺師、この四人による騙し合いのドラマがメインとなります。

1930年代そして日本統治下の朝鮮という設定もあって、圧倒的に男性優位の世界でそこから逃れようとする女性たちの姿や、葛飾北斎の春画であったり、江戸川乱歩や谷崎潤一郎の世界観を感じさせる様な場面があったり、昭和初期の金持ちの変態趣味をどこかコミカルに描いていたりと、ただのミステリー作品とは一線を画しているんです。

そして三部構成になっているのも特徴で、第一部はスッキの視点で、第二部は秀子の視点で物語の顛末が、最期の第三部は真相が明かされるという流れで、色々な謎が明かされていきます。

これだけ聞くと複雑で取っつきにくそうに思うかもしれませんが、意味がわからなかったり考え込むような難しさはない作品なので、エロティックなシーンや官能小説を朗読するシーンなどに抵抗がなければ是非見ていただきたいですね!

 

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感想と評価・評判

この手のサスペンス・ミステリー作品って、一度見たら十分というか、二度目を見るには覚悟がいるイメージがあったのですが、本作はテーマは決して軽いものではないのに、どこかコミカルで気軽に見返すことも出来ました。

引くほどエグいシーンがあると思ってたらそこまでではなく、むしろ芸術的なエロティックシーンばかりで、この手のジャンルにしてエンターテインメント性すら感じるものでしたね。

この作品で好き嫌いが分かれる要素は、女性同士のベッドシーンに抵抗がないかどうか、金持ちの親父たちによる官能小説の朗読会の変態性に耐えれるか(私は笑えました!)。

そして韓国人キャストによる日本語のセリフが許容できるか、この三点が問題なければお屋敷の芸術性や作品全体の映像美なども楽しめ、謎解き以外にもみどころが沢山ある内容だと思いますよ。

物語の後味が悪くないというのも好ポイント!

作品中では日本語セリフが他の作品と比べかなり多く、全体の半分くらいは日本語なんです。

日本人が聞くと何かしら違和感は感じるのですが、それでも皆さん予想以上に上手く、特に演技力も含め新人のキム・テリさんには驚かされることばかりでしたね!

まとめ:エロティックでサスペンスフルなエンターテインメント作品!万人受けする作品ではないが想像以上に見やすかったです。

 

最後に

元々、パク・チャヌク監督作品のファンだったので、本作にはビックリしました!

パク・チャヌク作品といえば「復讐三部作」のような暴力的なシーンが印象的だったのですが、この作品にはほぼそういったものが無いからなんです。

そして、見ていて笑ってしまうというのも驚きでしたし、終わりが明確なのも、後味が悪くないのもこれまでになかったんです。

だからといって、大衆的になったかといえばそうではなく、メッセージ性と変態性を込めてもなお、分かりやすく娯楽性もある作品を作れるほどに進化した!と言えると思います。

 

 

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