スターの陰にはそれを支えるマネージャーがいます。
「エージェントなお仕事」はスターの成功の裏に隠されたマネージャーたちの人生、情熱、夢を描き、本当の成功とは何かを問うドラマ。
原題は「芸能人マネージャーで生き残る」と言うタイトルです。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
エージェントなお仕事キャスト一覧
全12話
放送年度 2022年11月7日~12月13日tvNで放送
日本ではNetflixで配信
演出:ペク・スンリョン
「ペガサスマーケット」
「SNLコリア(バラエティ)」
脚本:パク・ソヨン
「メロホリック」
「会社に行きたくない」
イ・チャン
ナム・イニョン
【マ・テオ役】イ・ソジン
メソッドエンターテイメント総括取締役
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2018/08/leesojin.jpg)
【チョン・ジェイン役】クァク・ソニョン
メソッドエンターチーム長マネージャー
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2020/07/kwakseonyeong.jpg)
【キム・ジュンドン役】ソ・ヒョヌ
メソッドエンターチーム長マネージャー
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2021/08/1seohyonu-500x406.jpg)
【ソ・ヒョンジュ役】チュ・ヒョニョン
メソッドエンター新人マネージャー
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2022/07/chuhyonyon1.jpg)
【チャン・ミョンエ役】シム・ソヨン
メソッドエンター名誉理事
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2022/11/agent-na-osigoto1.png)
【ユ・ウンス役】キム・グッキ
メソッドエンター事務総括マネージャー
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2022/11/agent-na-osigoto1.png)
【チェ・ジニョク役】キム・テオ
メソッドエンター広報担当マネージャー
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2022/11/kimteo11.jpg)
【カン・ヒソン役】ファン・セオン
メソッドエンターデスク職員・女優
![](https://saeriho.com/wp-content/uploads/2022/11/1-fangseon-500x379.jpg)
カメオ出演は?
スター役で多くの俳優がカメオ出演します
カメオ出演は以下です
チョヨジョン
オナラ
パクホサン
キムホヨン
キムジフン
イヒジュン
イスンジェ
キムアジュン
チンソンギュ
スヒョン
ダニエルハニー
キムスミ
ソヒョリム
キムスロ
キムチュリョン
ソンジュノ
キムソヒョン
スポンサーリンク
エージェントなお仕事あらすじ
芸能人マネージャーの日常を描いたオフィスドラマ。
俳優たちの夢を共に成し遂げるために設立され、所属芸能人が持っている潜在力と可能性を広げられるように最良の方法を探し続けるをモットーとするメソッドエンターテイメント。
所属俳優のために休むことなく走り回るマネージャー4人部屋がある。
「エージェントなお仕事」は、彼らの話を通じて私たち全員の人生、情熱、夢、人生の価値を考えるドラマです。
スポンサーリンク
エージェントなお仕事感想・評価
韓国では芸能界を舞台とした作品が人気でいくつも作られていますが、そのほとんどが業界の闇や裏側を描くというもの。
しかし本作は、テイスト的には医療ドラマやリーガルドラマのようなお仕事ドラマといった感じで、仕事の内容が芸能人のマネージャーというだけ。
描かれるのは仕事に関するやりがいや苦労、職場での人間関係のあれやこれや。つまりはヒューマンコメディですかね。
最初は「アントラージュ」のマネージャー版みたいなものなのかな?と思っていましたが、本作には芸能界で生きる仲間たちとの青春ドラマといった要素はなく、あくまでもマネージャーや俳優たちの熾烈な争いや意外なプライベートを描くのがメイン。
とはいえ決して地味な内容ではなく、マネージャーたちには見せる俳優の素顔や俳優が抱える意外な悩みに親しみを感じたり、犬猿の仲の俳優同士を鉢合わせないためのマネージャーたちの苦労に笑わせられたりと、撮影現場が舞台でなくてもみどころは沢山ありました。
それに、各話ごとにゲスト出演俳優が変わるので「次は誰が登場するのか?」というワクワク感もありますし、その度に様々な問題が勃発するという一話完結型のような形式になっているのも面白く、好きな俳優が出演する回だけ見ても楽しめるかもしれません!
さらにマネージャーたちの人間関係もコミカルで、チョンチーム長の男漁りする姿に笑わせられたり、新人マネージャーのヒョンジュとマ理事の関係を怪しむ事務のユ・ウンスが“家政婦は見た見た”的な感じで聞き耳を立てたり、女優を目指すデスクのヒソンの今後が気になるなど、言うなれば芸能事務所が舞台のシチュエーションコメディなんですよね。
そのため誰か一人がメインキャラクターということもなく、群像劇的な展開になっています。
イ・ソジンさん演じるマ理事が立ち位置的には主人公なんですが、そのキャラクターのタイプ的には主人公のライバルや悪役といった感じで、誰かがピンチに落ちいってるときに横から仕事をかっさらったり、事務所を裏切って独立しようとしたり、しかし土壇場でやめて平気な顔で出戻ったりする。
しかも、隠し子(?)問題なども絡んできますしね。ですが、実は会社のために悪役を買って出たのかも?という善悪がハッキリとしないキャラクターなんです。
ただヒョンジュについてはイライラさせられるばかり。視聴者目線のキャラクターという立ち位置なのかもしれませんが、結局は特に能力があるわけでもない押しかけキャラで、困らすつもりはないと言いながらもバレるような行動を取り、結果として周りに迷惑をかけることになる。
正に「だから言ったじゃん!」てなもんで、この甘さと自分勝手さがイラつかせるんですよね。
仕事場にプライベートを持ち込むのは反則でしょ!
このキャラクターが本当に必要だったのかは疑問で、マネージャーと俳優のプライベートと、事務所の存続問題というものだけでも十分だったのでは??
このすべてがリアルだとは思いませんが、少なくとも芸能人も人であり悩みや弱さも持ち合わせているということを知ることが出来ました。お仕事ドラマとしても、コメディとしても、ヒューマンドラマとしても楽しめます!!
最後に
ロマンチックな恋愛やハラハラドキドキのサスペンスもありませんが、気軽に見れるコメントとしては最高!
毎話豪華ゲストが登場してこれまでのイメージにはないキャラクターを演じているのも新鮮ですし、韓国ドラマお決まりの展開やシリアスさもなく、まるで初期の三谷幸喜作品かのような面白い作品になっていました。
「賢い医師生活」などが好きなら本作も好みかも。