オム・ジウォン、パク・ハソン、ユン・バク共演による出産育児コメディ!
出産を逐えた女性たちのケアを行う産後養生院を舞台にその実態を笑いあり涙ありで描いた作品。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
パンドラの世界キャスト一覧
原題:産後養生院
U-NEXT全16話
平均視聴率:3.69%
最高視聴率:4.186%
放送期間:2020年11月2日~2020年11月24日まで韓国tvNで放送
演出:パク・スウォン
「愛と笑いの大林洞-ビッグ・フォレスト-」
「刑務所のルールブック」(共同演出)など
脚本:キム・ジス
「明日は愛」「ドクターズ」
「スカーレットレター〜裏切りの代償〜」「ポッサム~運命を盗む~」など
チェ・ユンヒ
【オ・ヒョンジン役】オム・ジウォン
42歳。タップルの母。大企業の最年少常務。
【チョ・ウンジョン役】パク・ハソン
35歳。サランの母。専業主婦。
【イ・ルダ役】チェ・リ
25歳。ヨミの母。未婚。下着通販会社CEO。
【チェ・へスク役】チャン・ヘジン
55歳。産後養生院の院長。
【キム・ドユン役】ユン・バク
35歳。ヒョンジンの夫。アプリの開発スタートアップCEO。
【イ・ソンウ役】チョン・ソンイル
38歳。ウンジョンの夫。プロゴルファー。
韓国では全8話で放送された異色の育児ドラマ。
主演はドラマ「操作」や映画「感染家族」などで知られるオム・ジウォンさんと、「トンイ」「TWO WEEKS」などの清純なキャラクターが印象的なパク・ハソンさん。
本作ではバリバリなキャリアウーマンでありながらも出産育児に関しては新人というママをオム・ジウォンさんが演じ、年下の先輩ママたちとの対立や助け合いを繰り広げています。
一方パク・ハソンさんは、産後養生院の女王でSNSで育児ママインフルエンサーとしても有名な女性に扮してオム・ジウォンさんと対立することに。
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パンドラの世界あらすじ
韓国を代表する大手企業オリブリーに勤めるキャリアウーマン・ヒョンジン(オムジウォン)は、40歳にして年下のドユン(ユンバク)と出会い結婚することになります。
そのうえ41歳という若さで史上最年少の常務に昇進することが決まるのですが、その日に妊娠が発覚!
その後、夫の献身的なサポートもあって無事に出産し、母子のケアをしてくれる産後養生院へ入ることになります。
しかし、仕事ではエリートだったヒョンジンも育児に関しては全くの素人で、産後養生院では最高齢の新米ママという立場になってしまいます。
ヒョンジンにとって初めてのことばかりの育児は想像以上に大変で、養生院の女王ウンジョン(パクハソン)や個性的な母親たちと比べては思い悩んでしまい・・・。
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パンドラの世界みどころ
出産を終えた女性のケアを行う施設”産後養生院”を舞台とし、ママたちの笑いあり涙ありの育児生活をリアルに描いた作品。
会社では最年少役員で多くの部下を従えるキャリアウーマンも出産と育児に関しては素人にすぎず、年下の母親たちに囲まれながら最高齢の新米ママとして育児に挑戦します。
育児の大変さや社会問題についても描かれつつ、リアルでありながらも爆笑出来るのが本作ならではで、育児経験のあるなしに関わらず笑って泣ける内容になっています。
産後養生院の中でも形成される女性ならではの人間関係と対立構造はユニークで、そんな中での助け合いのドラマや友情を育んでいく展開は感動すること間違いなしです!
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パンドラの世界感想・評価
こんなセレブな環境で育児するママたちに、一般のママさんたちが共感するのか!?といった疑問はありましたが、大変な育児をコミカルに描きながら感動出来るドラマになっていました。
対立しながらも同じママとして悩みを共有したり、助け合ったりする様は出産経験が無くても感動を覚えますし、ママの偉大さを理解していないパパたちにも見てほしい内容だと思います。
育児ノイローゼや産後の体調の変化などシビアな面もちゃんと描きながら、そんな暗さを吹き飛ばすようなマンガチックな演出が盛り込まれているのもポイントで、おバカな妄想やシッターの奪い合いを三国志のように描くなど、コメディ要素満載なので育児と関係なく楽しめるのも嬉しいところ。
ドラマが無駄に長くないのも良く、現代において皆で子供を育てていこう感が強かったのも高評価だったのですが、”女性たちは子供のために夢を諦めている”という意見には賛否両論あると思いますね。
最後に
序盤の展開からは明らかに女たちのドロドロしたドラマになるもんだと思っていたんです。
母親たちの間にもランク付けがされており、仕事ではエリートでも育児に関しては新米という立場の変わりようにヒロインが苦しみ、年下の先輩ママたちとなかなか打ち解けられない状況など、想像するだけでも辛そうだと思って見ていました。
しかし、登場人物たちの人となりが分かってきたり、ヒロインの夫の優しさに触れ友達も出来てくると、当初の印象は間違いであり笑って泣ける温かいドラマだと思うようになりました。
登場人物は基本皆セレブなので普通に考えると違和感ありありなんですが、それでも共感できたり考えさせられるところは多かったと思います!