夜を歩く士<ソンビ>は「太陽を抱く月」の演出家と「コーヒープリンス1号店」の脚本家による強力タッグが実現!
イ・ジュンギと東方神起チャンミン共演で贈るファンタジーロマンス時代劇です。
時代劇が苦手な人にもみやすく、また「夜」というタイトルだけに夜を舞台にした映像美にも注目してほしい作品です。
キャスト一覧や作品紹介、あらすじ、みどころ、感想などをまとめました。
夜を歩く士ソンビ キャスト一覧
【キム・ソンヨル役】イ・ジュンギ
【イ・ユン役】チャンミン(東方神起)
【チョ・ヤンソン役】イ・ユビ
【クイ役】イ・スヒョク
【 チェ・ヘリョン/イ・ミョンヒ役】キム・ソウン
【スヒャン役】チャン・ヒジン
【チョンヒョン世子役】イ・ヒョヌ
【ホジン役】チェ・テファン
【朝鮮王・ユンの祖父役】イ・スンジェ
ソンビとは?
本作は漫画「夜に歩く士<ソンビ>」をドラマ化したもの。
<ソンビ>とは「学識に優れ礼節があり義理と原則を守る高潔な人の呼称」だそうで、決して「ゾンビ」のことではないので悪しからず。
この作品のドラマ化の話が上がったころにネット上で仮想キャスティングが行われるなど、この作品への関心の高さがうかがえるところで、その時キャスティングに挙がったのは、ソン・ジュンギ、キム・ウビン、JYJのジェジュンなどでした。
夜を歩く士ソンビ あらすじ
時は朝鮮時代、文官ソンヨルは悪の吸血鬼クィの陰謀により婚約者ミョンヒを失い、自らも吸血鬼となってしまう。120年後、ソンヨルは本売りのヤンソンにクィを倒す秘策が書かれた秘伝書探しを依頼。明るく健気なヤンソンにいつしか想いを寄せ始めるが、そんな彼の前にミョンヒと瓜二つの女性ヘリョンが現れる。一方、身分を隠して宮廷の外で暮らす世孫ユンは、遊び人を装いながら密かに父の仇クィを討つ計画を進行していた。そのユンもまたヤンソンに惹かれていき…。悪に立ち向かう宿命を背負った2人の男が1人の女性を愛した時、運命の歯車が動き始める—。
http://kandera.jp/sp/sonbi/
夜を歩く士ソンビ みどころ
ファンタジーロマンス時代劇と聞いてどういった内容を想像するでしょうか?
私は、一人の女性を巡って多くのイケメン王子が恋のバトルをするものや、不遇の王や世子を慕う美女たちの話をイメージしました。時代劇を下地に、実際に存在しない人物やありえない設定を入れ込んだ恋愛もの、という印象が強かったのです。
しかし、本作はロマンスは確かにあり、悪と戦う原因のひとつともなっていますが、大筋は悪に支配された世の中を変えることが出来るのかということ。
イケメンが多く登場していますし、三角関係のようなものは存在しますが、想像以上に控えめで切なく悲しい恋物語です。
男装のヒロイン役のイ・ユビは、悲しい過去を持ち大変な毎日を送りながらも元気に明るく振る舞うヤンソン役にぴったりで、男装時と女性として着飾った時のギャップが大きいのも特徴。どう見ても女だとわかるだろ、とツッコミを入れたくなる男装ヒロイン作品は多いですが、本作は絶妙です。
そんなヒロインを気にかける、クールな正義の吸血鬼・ソンヨルと難しい立場の世子・ユンは、隠された驚愕の真実を知り単純に愛することは出来なくなります。
そこに過去の婚約者と似た娘の登場により、更に複雑なものに変わっていくことに。単純に四角関係とは言えないですが、アクションとラブの要素が絶妙なバランスをとり、単にファンタジーロマンスとは呼べない物語を形成していきます。
出生の秘密や、過去に死んだ人間とそっくりな人物の登場など、お決まりのパターンを入れながらも、それをアクションドラマのトッピングとして使ったのは正解だと思います。そういったドロドロした要素を入れながらも、あまり強く感じさせないのはソンヨル、ユン共にクールな役柄であることと、ヤンソンの明るさによるところが大きいと思います。
こういった時代劇だと悪名高い王妃などが登場しがちですが、本作にはそれがいないのも珍しいところ。その点から見ても、女の醜い嫉妬を見なくて済む作品であり、個人的には嬉しいところです。
はたして、正義の吸血鬼は悪の吸血鬼に勝つことが出来るのか。そして愛する者同士結ばれることが出来るのか。
バトルものに多くの謎と恋愛劇を取り入れた、普段時代劇が苦手な人にもお勧めしたい作品です。
夜を歩く士というタイトルだけあって「夜」を舞台としたシーンが多く、その映像美も見どころですよ!
夜を歩く士ソンビ 感想と評価・評判
夜を歩く士完走ヾ(´︶`♡)ノ
すごくよかった😍👍
イスヒョク目当てに見たんですが😆
美しすぎて魅力的で引き込まれました❤️イジュンギも綺麗❣️チャンミンのお髭素敵でした💕美しくてかっこいいナムジャに満たされました🎵
これからスペシャルメイキング見ます😆#夜を歩く士#スヒョク pic.twitter.com/0uDearItU1— りえ (@kandora819) 2017年11月6日
最後に
この作品をきちんと見る前は、そのキャストの面々からイケメン吸血鬼が登場する恋愛劇なんだろうと思っていました。
しかし、実際はきちんとした物語に裏打ちされたアクション要素の強い悲しい恋の話でした。
元々、多くの時代劇は多くの悪党が登場し陰謀をめぐらすもので苦手意識が強かったのですが、このドラマに関しては全く違いました。
絶対的な悪役が君臨しているおかげで、正義対悪の構図がシンプルで、変にゴチャゴチャしていません。
いろんな秘密や謎もありますし、恋敵も存在しますが取り合いになるようなこともなく、ドロドロ展開が苦手な方でも見やすい内容です。
イケメン同士の戦いが見たい人も満足し、ヒロイックアクションとしても楽しめ、ヒロインの切ない恋物語も目が離せない良質のドラマです。