過去に3度も飲酒運転でニュースをにぎわせている俳優ユンジェムン。
そういったマイナスイメージにも関わらず、「根の深い木」や「財閥家の末息子」など人気ドラマや映画に多数出演しています。
プロフィールと来歴、過去の不祥事について、妻との結婚をまとめました。
(トップ画像https://www.joynews24.com/より)
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ユンジェムンのプロフィール
尹帝文 ユン・ジェムン 윤제문
1970年3月9日生まれ
ソウル市出身
180㎝
80㎏
A型
兵役中に軍隊の同期に勧められて初めて観た演劇。
俳優たちのセリフ一言に観客が泣いたり笑ったり、没頭するのを目の当たりにし、とても感動したそうです。
除隊後は兄と一緒に店を出して、商売を始めました。
仕事はうまく行きましたが、毎日繰り返される同じ生活にうんざりして商売をやめ、とりあえず上京。
何をしようか考える中で、劇団オーディションを受けました。
俳優を目指していたわけではなく、劇団のスタッフとして演出パートを担当することに。
1年間ポスター貼り、舞台作業、照明などなど演劇に関するすべての仕事を務め他の劇団へ。
この時から俳優として活動するようになります。
劇団時代に同期の女性と結婚。子供も2人生まれ、生活苦のため一度は完全に俳優をやめ別の仕事をしていたことも。
しかしどうしてもまた舞台に立ちたい思いに駆られ俳優復帰。
この時に演出家パクグニョン氏と出会い2000年東亜演劇賞で演技賞を受賞。
演劇を続けるためにバイトをしてお金を稼ぐのではなく、演技で生計を立てられるようにしなければ、との思いから映画に挑戦します。
オーディションに落ちまくるも2002年「ジャングルジュース」でスクリーンデビューし、当時の自分としては多額の出演料をもらうことができました。
2005年、ソンガンホ主演映画「南極日誌」への出演から映画界で認められ次々とオファーが来るように。
この出演により借金の全額返済もでき、人生の転換期となったようです。
2008年からはドラマ出演もするようになり、2011年は「根の深い木」と「マイダス」が大ヒット!
「マイダス」ではSBS演技大賞特別演技賞を受賞しました。
映画とドラマで徐々に比重の大きい役を務めるようになるも、2016年に不祥事を起こし活動自粛となりました(後述)。
それでも映画出演歴は毎年続き、6年ぶりドラマ復帰作となったのは「恋慕」。
2022年ドラマ「財閥家の末息子」が大ヒット!
2023年はハンソッキュ主演ドラマ「朝が明けるまで」に出演予定です。
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ユンジェムンの不祥事とは?
2010年と2013年に飲酒運転で摘発されました。
さらに2016年には3度目の飲酒運転で懲役8カ月に執行猶予2年の刑で罰せられています。
この時、二日酔い解消飲料のCFモデルを務めていたことも大きな衝撃として伝えられました。
ちょうど映画「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」の公開を控えていましたが、編集でカットできない重要な役割だったため、そのまま公開。
映画「パパとムスメの7日間」は撮影をすべて終えた状態だったものの、この問題により公開が遅れ、公開は2017年4月となっています。
主演の父親役だったため、制作発表会をパスするわけにはいかず、飲酒運転後初めて公式の場に登場。
映画発表よりも謝罪会見のようになってしまいました。
二日酔いインタビュー
この翌日の午後に行われた二次メディアインタビュー。
なんと本人は二日酔いのまま現れ、記者たちの質問にまともに答えることができず、ある記者が
「休んだ方がいいんじゃないですか」
と言うと、
「そうですね。やめましょう。すみません」
と言うや
「全部キャンセルしろ!」
と叫びその場を離れました。所属事務所と映画関係者の説得で席に戻った後も乱暴な言動をみせ、映画制作代表者が代わりに謝罪。
直前まで飲んでいたわけではなく、前日のお酒がまだ覚めていないようだ、との話でした。
結局、主演俳優のこんなイメージの悪さもあってこの映画は興行に失敗しています。
自粛を経て復帰
自粛期間ののち2018年映画「上流社会」で復帰。
6年ぶりのドラマ復帰作となったのはKBSドラマ「恋慕」。
2012年のトーク番組「ヒーリングキャンプ」では、飲むのが好きだという話、飲みに関するエピソードを何度もしていました。
2011年に飲酒運転(一度目)で捕まった後に番組でこういう話をしているわけですから、当時は法律的にも世間の視線も飲酒運転に関して厳しくなかったと思われます。
「仕事の後の一杯がやめられない」
「一杯だけのつもりが二杯三杯・・・」
「早く帰らなくちゃと思って早く飲むから・・・」
と家長としてはとても頼りない状態で、奥さんとはたくさんケンカしたそうです。
現在は飲酒運転の取り締まりはさらに厳しくなり、世間の目も容赦ありません。
現在も「なぜ度重なる不祥事を経ても出演を続けられるのかミステリーな俳優」という声もあり、もう二度と失敗は許されないでしょう。
ユンジェムンの結婚・妻・子供について
奥さんは1996年(26歳)に出会った劇団の同期で、俳優デビュー作となった舞台に一緒に立っていました。
ある寒い日に自動販売機の前で飲み物を買おうとしている姿が絵のように素敵で、その日から意識するようになり練習後に家まで送ったりしながら交際に発展。
出会ったその年の冬には同棲を始めました。
そして結婚前に妊娠・・・。
彼女のご両親にそのことを伝えるために会うと、どうするつもりだと聞かれ
「自分もまだ若くて、演劇も続けたいし、収入も少なくてどうしたらいいかわかりません」
と正直すぎる答えをしてしまいました。
彼女を怒るご両親を前に、
「自分が(彼女を)連れて行きます」
と言って、家を出たんだとか。そして二人になって
「俺を信じてくれ」
とプロポーズ。収入が十分ではないため、実家の両親に頼んで同居させてもらうことに。
実家の一室を借りて、新婚生活が始まりました。
ご両親との同居は約8年に及び、その間に次女も誕生。
結婚式は二人目が誕生した1998年に行ったそうです。
ユンジェムンは演劇の収入だけでは養えず、肉体労働や夜間警備の仕事をしていました。
実家暮らしだから食べ物に困ることはありませんでしたが、生活は全く余裕がなく、交通費が払えず移動は徒歩だったり紙おむつを買えず布おむつを使ったり・・・。
奥さんも働きながら苦しい生活を支えていました。
その後、2005年映画「南極日誌」の出演料で借金を返済し、ご両親の家から独立して住むことに。
トーク番組に寄せられた奥さんからのメッセージ
【夫としてはあきらめた部分が多いけど、俳優としては本当に尊敬している。(2011年の)SBS演技大賞特別演技賞を受賞した時本当に涙が止まらなかった。】
生活苦の時期や度重なる事件を乗り越えて、家庭を守ってくれた奥さんをこれからも大事にしてほしいですね。
最後に
何度もこういった問題を起こしているのに、出演オファーが来ると言うことは演技力もさることながら現場では愛されているんでしょうね。
多くの作品に出演していることから金銭的にはかなり余裕ができたはずで、奥さんを楽させてあげてほしいです。
ユンジェムン出演作↓