ソン・ジュンギ×ムン・チェウォン共演で贈る、悪くて優しいキャラクターにハマる人が続出したメロドラマ!
キャスト、視聴率、あらすじ、みどころ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
【優しい男】キャスト・視聴率
原題:世界にどこにもいない優しい男
全20話
平均視聴率:16.1%
最高視聴率:18.3%
放送年度2012年9月から韓国で放送
演出:キム・ジンウォン
脚本:イ・ギョンヒ
【カン・マル役】ソン・ジュンギ
【ソ・ウンギ役】ムン・チェウォン
【パク・ジェギル役】イ・グァンス
【カン・チョコ役】イ・ユビ
【パク・ジュナ役】イ・サンヨプ
【アン・ミニョン役】キム・テフン
【ソ会長(ソ・ジョンギュ)役】キム・ヨンチョル
【ハン・ジェヒ役】パク・シヨン
【ヒョン・ジョンア役】チン・ギョン
【チョ・ヨンベ役】オ・ヨン
『本当に良い時代』『君を憶えてる』『ただ愛する仲』などのキム・ジンウォン演出家と、『ごめん、愛してる』『サンドゥ、學校へ!』『ありがとうございます』そして『むやみに切なく』などのイ・ギョンヒ脚本家による作品です。
主演のソン・ジュンギさんは、これまで脇役が多かったのですが『トキメキ成均館スキャンダル』への出演で一気にブレイクすることになりました。
そして映画『ちりも積もればロマンス』『私のオオカミ少年』での主演を経て、本作でドラマ初主演することに!
ヒロインのムン・チェウォンさんはデビュー当時から主演を果たす人気で、その後も『華麗なる遺産』『王女の男』など大ヒット作に出演していましたが、本作ではこれまでとはイメージと違うキャラクターを好演。
KBS演技大賞では、主演の二人揃って「男女最優秀演技賞」「ベストカップル賞」「ネチズン(ネット視聴者)賞」の3冠に輝いています。
もう一人のヒロイン、パク・シヨンさんはミスコリア出身の演技派女優。
女優デビュー後いきなり中国ドラマで主演し、その後も映画にドラマにと活躍しています。
他にはソン・ジュンギさんの親友としても有名で、個性的でコミカルな役柄から主演までこなすイ・グァンスさんに、当時まだデビューしたてだった『ピノキオ』『夜を歩く士(ソンビ)』のイ・ユビさん、『青い鳥の輪舞』『あなたが眠っている間に』のイ・サンヨプさん、映画『アジョシ』ドラマ『バッドガイズ』でのシリアスな役からコメディまで幅広くこなすキム・テフンさんと脇役も豪華なキャスティングで、これ以外にも素晴らしい俳優さんたちが登場しますのでご注目を!
OST情報
本作のOSTはなんといってもJYJのジュンスが歌うエンディング曲『愛は雪の華のように』が目玉です。この曲は各種音源チャートで1位を記録する大ヒットとなります。
その他にも「イ・スヨン/優しい女性」「チョウン/良い人です」そして「ソン・ジュンギ/優しい男」など良曲が満載です!
【優しい男】あらすじ
貧しい家庭に生まれながらも優秀な医大生になったカン・マル(ソンジュンギ)は、同じ境遇の記者見習いジェヒ(パクシヨン)と出会い恋に落ちます。
二人はお互いの心の支えでしたが、次第にジェヒが裕福な暮らしへの憧れから野望を抱くようになります。
そして、ある日ジェヒが誤って人を殺してしまうことから二人の人生は変わっていきます。
マルは夢を諦めきれないジェヒの変わりに罪をかぶってしまい・・・。
6年後、刑期を終えて帰ってきたマルに、更なる不幸な知らせが舞い込みます。
なんとジェヒが自分を裏切ってテサングループの会長の愛人となっていたのです。
そのことを知り、マルは復讐をたくらむ悪い男へと変貌していきます。
ところが元々心優しいマルはジェヒに対して割り切れず、また復讐のために近づいた会長の娘ウンギ(ムンチェウォン)との間で揺れ動くことになります。
【優しい男】みどころ
ソン・ジュンギさんがこれまでの明るくキュートなイメージを一新し、「悪い男」というキャラクターを好演しています。
韓国では“ソン・ジュンギ・アリ(病)”という熱狂的視聴者が続出し、ソン・ジュンギ人気が爆発することたなりました。
ただ冷たくて悪い男というだけでなく、優しさや切なさを見せてくれるのも女性を虜にした要因です。
『太陽の末裔』からソン・ジュンギさんのファンになった人は、本作も忘れずチェックしておくべきですね!
また清純派女優イメージだったムン・チェウォンさんが、高慢なキャラクターを見事に表現し高い評価を得ました。
対するパク・シヨンさんのしたたかな女性ぶりも注目で、マルを裏切りながらも悪女に成りきれない感じがポイント。
このドラマは復讐のドラマでありながら、三人の男女が愛や欲望に揺れ動くメロドラマでもあります。
そして、財閥、意地悪な継母、記憶喪失など、韓国メロドラマ定番の要素もちゃんと入れているのにドロドロし過ぎないのが一昔前の韓国ドラマとは違うところです。
出演陣や音楽も豪華なものとなっていますので、韓国ドラマファンなら見ておいて欲しい作品です。
【優しい男】感想と評価・評判
このドラマの設定を見ると、これぞ韓国ドラマ!といった王道の設定が散りばめられています。
実のところ、メロドラマはどちらかというと苦手な方なので、好きな俳優さんが出ていても敬遠してしまうことが殆どでした。
しかし、この作品は思ったほどドロドロせず程よいというのが良かったと思います。
そして主人公カン・マルが男が見ても分かるほどに魅力的なキャラクターで、多くの女性たちを虜にしたのも納得でした。
生きるために悪い男ぶってはいながらも本来はタイトルにもあるように優しい男で、愛する人のために自らを犠牲にして尽くしていく姿が女性を夢中にさせたんでしょうね。
まぁ、男からするとその生き方にまったく憧れはしないんですけど。
個人的にはヒロイン二人ともがタイプだったのがこのドラマを見ようと思った切っ掛けで、殺人の身代わりになるのは流石に嫌ですが、振り回される気持ちも分からないではないですね。
この手のメロドラマだと大抵ヒロインが不幸に見舞われますが、それがイケメン主人公なのが人気のポイントでしょう。
しかし、ジェヒのキャラクターはよくわかりませんでした。
元から悪そうな感じがあったわけでもないのに、数年経ったら人が変わってるというのは理解出来ず、それなのに悪巧みは中途半端というのもキャラクターとしてブレブレのように思いました。
メロドラマにしてはドロドロ過ぎない展開も人気のポイント!
最後に
このドラマを見て今更ながら気付いたんですが、ヒロインが辛い目に合うドラマは見ていて辛すぎるんですが、男性主人公だとそれほどでもないようです。
苦境に立たされる主人公に感情移入して応援できる!というのがやはり大きいんですね。
優しい男出演者