コン・ヒョジン×カン・ハヌル×キム・ジソク共演で贈る最高視聴率23.8%を記録した生活密着型ラブストーリー!
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像http://stoo.asiae.co.kr/より)
椿の花咲く頃【韓国ドラマ】キャスト
原題:椿咲く頃
Netflix全20話
平均視聴率:13.9%
最高視聴率:23.8%
放送年度2019年9月から韓国で放送
演出:チャ・ヨンフン
「むやみに切なく」
「キミはロボット」など
脚本:イム・サンチュン
「ベクヒが帰ってきて」
「サム、マイウェイ」など
【ドンベク役】コン・ヒョジン
スナック”カメリア”を経営するシングルマザー。ピルグの母。
【ファン・ヨンシク役】カン・ハヌル
正義感の強い警察官。ドンベクに一目惚れする。
【カン・ジョンリョル役】キム・ジソク
スター野球選手。ジェシカの夫でドンベクの初恋相手。
【ジェシカ(パク・サンミ)役】チ・イス
勘違いSNSスター。一応ジョンリョルの妻。
【ノ・ギュテ役】オ・ジョンセ
ドンベクの店のオーナー。ジャヨンの夫。
【ホン・ジャヨン役】ヨム・ヘラン
離婚専門弁護士。ギュテの妻。
【ヒャンミ役】ソン・ダムビ
カメリアの店員。
【ピルグ役】キム・ガンフン
ドンベクの息子。
【ピョン所長役】チョン・ベス
オンサン交番の所長。
【ドクスン役】コ・ドゥシム
ヨンシクの母。
【ジョンスク役】イ・ジョンウン
ドンベクの母。
近年の作品では視聴率10%を超えればヒットと言われる中で、本作は最高視聴率23.8%を記録しました。
11月末に放送終了したばかりですが、好評につき全2回の特別番組も放送されました。内容は20話のハイライトですが、そこには未公開映像も含まれ高い感心を得たそうです。
主演のコン・ヒョジンさんは「嫉妬の化身」以来3年ぶりのドラマ復帰作であり、カン・ハヌルさんにとっても除隊後初の作品となります。
本作のOSTには元SISTAR ソユ、Heize、キム・ヨンジなど数多くのドラマOSTに参加している人気アーティストの楽曲が数多く使われており注目を集めました。
スポンサーリンク
椿の花咲く頃【韓国ドラマ】あらすじ
閉鎖的な田舎町オンサンに子供と共に引っ越してきたドンベク(コンヒョジン)は、そこでスナックカメリアを営むことになります。
それから6年。
息子ピルグ(キムガンフン)の世話をしながら店を切り盛りしてきたドンベクでしたが、町の男たちからの人気は集めるものの女たちからは嫌われてしまい、未だに厄介者扱いをされていました。
そんな中でソウルから町の交番へと赴任してきたオンサン育ちの警察官ヨンシク(カンハヌル)は、本屋で見かけたドンベクに一目惚れしてしまい、それから毎日のように彼女に付きまとうようになります。
最初はヨンシクを変な人だと思い敬遠していたドンベクでしたが、彼女の境遇を知っても変わらず助けてくれるヨンシクに次第に惹かれていくようになり・・・。
スポンサーリンク
椿の花咲く頃【韓国ドラマ】みどころ
韓国の恋愛ドラマの定番設定と言えば”貧しいヒロインとそれを助けるイケメンのお金持ち”というイメージがあると思いますが、本作はそんなベタ設定とは違い平凡な警察官との恋愛というシンプルなものとなっています。
とはいえヒロインは新参ものな上、未婚の母であり、スナックを営む美人ということもあり、町の女性たちからは冷たくされてしまいます。
しかし、ヒロインが成長し周りの人たちも彼女の人柄を知ることで、態度も変わり温かく見守ってくれるようになるというほっこりとした作品でもあります。
しかし、それだけでは終わらないのが韓国ドラマで、それと同時に連続殺人事件も描かれヒロインが狙われることに。
それを助けるのが警察官役のカン・ハヌルさんであり町の人々。
ラブストーリーとサスペンスが同時に展開される作品というのはよくありますが、本作はそこにホームドラマ的なテイストとコミカルさも加わり、更に中盤からは母性愛を描いたヒューマンドラマとしての要素も加わるなど非常にユニークな作品となっているんです!
スポンサーリンク
椿の花咲く頃【韓国ドラマ】感想・評価
本作はホームドラマと言うのかタウンドラマとでも言えばいいのか、ある田舎町を舞台とした人情ドラマであり恋愛ドラマでした。
一見地味なドラマのように思われるかもしれませんが、内容は笑って泣いてドキドキもさせられる最高の作品なんです!
ヒロインが苦労していたり、それを助けようとする男が複数いたりというのは定番のものですが、それがドロドロしておらずコミカルかつハートフルなのが本作の良いところでしたね。
町のおば様方からは毛嫌いされるのですが、どこか優しくするタイミングを失っただけのようにも見え、そんな不器用な優しさにニヤリとさせられたりもします。
登場キャラクターも個性的で、男たちは基本おバカですし、女性よりも立場が弱い男性ばかり出てくるというのは韓国ドラマとしては珍しいと思いました。
ヨンシクのドンベクに対する暴走ぶりは当然ながら、ヨンシクと所長の掛け合いや、ドクスンと町のおばさんたちとのコミカルなやり取りなど、笑いどころが満載でした。
特にギュテの周辺は常に面白く、ギュテに対するジャヨンのツッコミや、ヒャンミに振り回される姿など、それだけを見ていても楽しめました。
それでいてヨンシクがドンベクに向ける真っ直ぐな愛や、ドンベクが強くなっていく過程、そしてピルグのカッコ良さには胸を熱くさせるものがありますね。
このようにストーリーもキャラクターも面白いんですが、そこに韓国ドラマとしてありきたりなサスペンス要素を入れて、しかもそれが連続殺人事件となると現実味がありません。
この要素を抜いてしまうと本作の面白さが半減してしまうのかは分かりませんが、もうそろそろどんな作品にもサスペンス要素を入れてスパイスとするのは止めにしませんかね?
サスペンス展開がありながらも、ほのぼのとしたエピソードやコミカルなキャラクターが満載なので、非常に楽しく見れました!
ピルグがとにかくカッコ良い!
最後に
本作にはヒロインと警察官とのラブロマンスや、彼女にまつわる事件などが描かれている他に、二組の特殊な夫婦についても描かれていました。
片方は優秀な妻を持つノ・ギュテで、家では妻に頭が上がらないのに外ではおだてに弱く浮気性という典型的なダメ夫。
もう一方は、プロ野球選手という地位がありながらも妻のSNSの為に仮面夫婦を続けているという情けない夫。
ドンベクとヨンシクの恋愛模様もいいですが、この二組の行く末も気になるものでした。
その他にも母性愛について描かれており、幸せのあり方についても考えさせられる作品でもありました。