韓国時代劇の大家イ・ビョンフン監督作品。
実在した豪商の波乱万丈な人生を描いた感動巨編!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
商道サンド【韓国ドラマ】キャスト
U-NEXT全50話
放送期間:2001年10月15日~翌年4月2日まで韓国MBCで放送
平均視聴率:23.8%
最高視聴率:33.1%
演出:イ・ビョンフン
「宮廷女官チャングムの誓い」
「イ・サン」「トンイ」「オクニョ 運命の女」など
脚本:チェ・ワンギュ
「ホジュン宮廷医官への道」
「オールイン 運命の愛」「朱蒙 -チュモン-」など/チョ・ヒョンス
同名小説を原作とし、韓国時代劇ブームの火付け役となった「宮廷女官チャングムの誓い」をはじめ、ハン・ヒョジュの人気を決定付けた「トンイ」など、数多くの大ヒット作を手掛けてきた韓国時代劇界の巨匠イ・ビョンフン監督作品。
イ・ジェリョンは2002年のMBC演技大賞で男性最優秀演技賞を受賞しています。
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商道サンド【韓国ドラマ】あらすじ
朝鮮時代後期。
清の国境に近い義州に生まれたイム・サンオクは、父親の影響から訳官を目指し中国語を学んでいた。
やがて心優しい真直な青年へと成長したサンオク(イジェリョン)は、ある日、松商と湾商のいざこざに巻き込まれ怪我をしてしまう。
その後、松商にて介抱されることになり、その縁から松商で清国商人相手の通訳をすることに。
彼は通訳としてだけでなく優れた商才を発揮するようになり、その実力を松商大行首タニョン(キムヒョンジュ)から認められるようになる。
やがて、商人として働くよう提案されるサンオクだったが…。
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商道サンド【韓国ドラマ】感想・評価
イ・ビョンフン監督の作品の中では地味な印象がある本作ですが、「チャングムの誓い」「ホジュン」に並ぶ三部作の一つとして知られている名作です。
ただ、ストーリー展開的にはこの三部作は同じパターンなので、つまりは主人公の職業を変えただけのシンデレラストーリーなんですよね!
とはいえ主人公が困難に立ち向かい成功するという王道展開なので、この手の作品が好きなら間違い無くハマれる作品と言えます。
三作品の出演キャストもかなりかぶってますしね。
他の二作品と比べると正直地味な印象が強く、視聴率的にも二作品よりも低いのですが(他が50%超えと高すぎる!)、宮廷女官や医師と比べると商人という職業の方が感情移入しやすく、女性主人公が奴婢から王妃になる話よりも断然リアリティを感じました。
王族や両班たちの権力闘争を描くことがほとんどの韓国時代劇が苦手な方でも見やすいというのも特徴ですし、主人公のキャラクターがよくあるパワーキャラではなく、それとは正反対な線の細い人物というのも新鮮で、そんな人物が成り上がっていく姿は素直に応援できるものでした。
そんな意外なキャラクター像がある一方で、恋愛関係は定番の域から出ることはなく、分かりやすいのが好きなら問題ないのですが、恋愛重視で見たい方からすれば少し退屈に感じるかもしれません。
まとめ:正直なところ派手さはない作品なんですが、よくあるような韓国時代劇とは違い義理人情が学べる作品でした。
比較的近年(江戸末期くらい?)が舞台の商売のノウハウが描かれた作品なので、大河ドラマというよりも朝ドラ寄りの内容といえますかね。
最後に
毎年のように再放送されている「イ・サン」と「トンイ」、韓国時代劇の面白さを日本に知らしめた「宮廷女官チャングムの誓い」、個人的に一番ハマった「オクニョ 運命の女」など、イ・ビョンフン作品といえばまずこれらの名前が挙がるかもしれませんが、実は一番共感できたのは本作。
本作の舞台がほぼ近代というのもありますし、勉強して海外への販路を開拓し成功するというストーリーも分かりやすいものなので、いわゆる時代劇というものよりも一昔前のお仕事ドラマといった印象の方が強かったですね。
キャストプロフィール記事
【サンオク役】イ・ジェリョン
【パク・タニョン役】キム・ヒョンジュ
【パク・チュミョン役】イ・スンジェ
【チェン・チス役】チョン・ボソク
【ホン・ミグム役】ホン・ウニ
【ホン・ドゥクチュ役】パク・イナン
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(2023年11月の情報です。配信状況は変わることがあるのでご利用前にご確認ください)