ソ・ジソブ×キム・ハヌル×ユン・ゲサン×チェ・ミンス共演で贈る総制作費130億ウォンを費やした戦争メロドラマ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ロードナンバーワンキャスト一覧
U-NEXT全20話
平均視聴率:6.6%
最高視聴率:11.2%
放送年度2010年6月から韓国で放送
演出:イ・ジャンス
「天国の階段」
「美しき日々」など
キム・ジンミン
「犬とオオカミの時間」
「結婚契約」
「無法弁護士~最高のパートナー~」など
脚本:ファン・ジフン
「犬とオオカミの時間」など
【イ・ジャンウ役】ソ・ジソブ
キム家下男の息子。下士官出身の韓国陸軍将校。
【キム・スヨン役】キム・ハヌル
ヨンチョン村旧家の娘。ジャンウの幼馴染みで恋人。医師。
【シン・テホ役】ユン・ゲサン
陸軍士官学校出身のエリート将校。スヨンの婚約者。
【ユン・サムス役】チェ・ミンス
第2中隊隊長。ジャンウとテホの上官。
【オ・ジョンギ役】ソン・チャンミン
第2中隊最古参の下士官。
【キム・スヒョク役】キム・ジヌ
スヨンとスヒの兄。共産主義者。
【キム・スヒ役】ナム・ボラ
スヨンとスヒョクの妹。
本作は韓流ブーム初期に活躍したイ・ジャンス監督と、様々なタイプの名作ドラマを手掛けてきたキム・ジンミン監督による大作戦争ドラマ。総制作費は130億ウォン(約10億円)。
このような大作な上に、ソ・ジソブの除隊後復帰作ということもあり放送前から期待されていましたが、初回視聴率11.2%が結果最高視聴率となり、後半は4~5%という低視聴率となってしまいました。
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ロードナンバーワンあらすじ
幼い頃から同じ村で育ったジャンウ(ソジソプ)とスヨン(キムハヌル)は、貧しい農家の息子と良家のお嬢様という身分の違いはありながらも、お互いに想いを寄せ合っていました。そんなスヨンは医者を目指しており、その学費を稼ぐためにジャンウは自ら軍隊に志願します。
ジャンウの帰りを待ち続けていたスヨンでしたが、そんな彼女の元にジャンウの戦死通知が届き絶望することに。
そんな中、以前からスヨンに想いを寄せていたエリート将校のテホ(ユンゲサン)は、スヨンにプロポーズし彼女もそれを受け入れてしまいます。
しかし、結婚式の前日になって死んだはずのジャンウが帰って来て・・・。
やがて朝鮮戦争が勃発します。
スヨンは家族と共に避難することを選び、ジャンウはテホと共に戦争へと向かうことになります。はじめは対立する二人でしたが、共に戦闘を乗り越えていく中で友情が芽生えてくるのでした。
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ロードナンバーワンみどころ
朝鮮戦争真っ只中の朝鮮を舞台に、ジャンウ、スヨン、テホの3人を中心に繰り広げられる人間模様を描いたヒューマンドラマです。
膨大な制作費、主役級俳優が多く出演する豪華なキャスティングにより朝鮮戦争60周年記念にあわせ製作された作品。
映画さながらの戦闘シーンをはじめ、大きな時代のうねりの中で描かれる若者たちの愛と友情の物語など、戦争を通して様々な人間ドラマが描かれているのが特徴です。
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ロードナンバーワン感想・評価
映画やスペシャルドラマでもないかぎりなかなかお目にかかれないのが戦争ドラマ。何故なら通常のドラマよりも巨額な制作費がかかるからです。
本作もドラマとしては異例の130億ウォンという制作費がかけられています。
出演俳優も豪華で迫真の演技を見せてくれていますし、恋愛ドラマも三角関係などお決まりの要素があってもドロドロしたものでなく純愛なのがいいところ。
それなのにヒットしなかったのは、展開が早すぎたり20話では語りきれない内容だった点にあります。戦争映画好きには迫力あるシーンは沢山ありましたし、そんな中での男の友情ドラマもグッときました。しかし、それと比べ恋愛パートは正直ありきたりで、そのお陰で全体的に陳腐に見えてしまいました。
これならば思いきって映画にするべきか、それかもっと長編のドラマとして物語を丁寧に描くべきだったのかもしれません。
映画という短さなら恋愛の物足りなさもうなずけますし、長編になればもっと見ごたえが出てきたかもしれません。
シーンごとで見れば素晴らしいところもあった点を考えると非常に勿体ないですね!
最終回は?
韓国ドラマでは終盤になるとメインキャストが離ればなれになり、何年後かに再会を果たすというのが定番になっていますが、本作も最終回でこのパターンが披露されています。
細かい内容は伏せますが、再会以前に色々と盛り込みすぎで、それなのに満足いく結末ではないというのはガッカリですね。
ドラマチックにしようとした結果であり、実際にこのようなこともあったんでしょうけど、最後だけ現実的なものにしなくてもいいのにと思ってしまい不満でしたね!