チョン・ジョンミョン×キム・ソヒョン共演による熱血検事と正体不明のXとの対決を描いたスリラードラマ!
キャスト、あらすじ、感想、視聴率、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
リセット【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全10話
平均視聴率:1.3%
最高視聴率:1.7%
放送年度2014年8月から韓国で放送(OCN)
演出:キム・ピョンジュ
『二度目のプロポーズ』
脚本:チャン・ヒョクリン
『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』
【チャ・ウジン役】チョン・ジョンミョン
犯罪者から悪魔と呼ばれるソウル地検検事。催眠術をかけ犯人に自白をさせる。
【チョ・ウンビ役】キム・ソヒョン
派手な見た目の不良女子高生。ウジンのお陰で殺人容疑を晴らすこととなる。
【チェ・スンヒ役】キム・ソヒョン(一人二役)
ウジンの初恋相手。ある事件に巻き込まれ自殺してしまう。
【コ捜査官役】パク・ウォンサン
ウジンを補佐する警察庁派遣の捜査官。
【ハン係長役】シン・ウンジョン
検察事務官。ウジンの部下。
【チェ・ユニ役】ソン・ハユン
スンヒの妹。カフェ店員。
【部長検事役】チョン・ギュス
ウジンの上司。
【キム・ドンス役】チェ・ジェウン
ウジンのライバル検事。
【ミス・チャン役】チェ・ヒョウン
ソウル地検の事務職員。
【キム会長役】キム・ハクチョル
GKグループ会長。
【キム・インソク役】ユン・パク
キム会長の息子。
本作は当初、「10 Days Ago」や「クライングゲーム」というタイトルで知られていましたが、「リセット」として制作されることになりました。
韓国ドラマにしては全10話(韓国では12話)という短い作品で、気軽に手に取りやすいという特徴があります。
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リセット【韓国ドラマ】あらすじ
チャ・ウジン(チョンジョンミョン)はソウル地検に所属する検事。
あるマンションの一室で起きた殺人事件の容疑者の取り調べをしていたウジンは、黙秘を続ける容疑者に対して催眠術を用いて自白を引き出します。
しかし、この容疑者は大企業の会長の息子であり、検察に圧力が掛かり解放されることに。
ところが解放されて間もない内に容疑者が殺害されてしまい、殺害事件の容疑者として女子高生のウンビ(キムソヒョン)が逮捕されます。
ウジンはいつも見る悪夢に悩まされていました。そして、そこに登場する人物がウンビそのものだったのです。
彼女が犯人ではないと直感したウジンは、彼女の無実を晴らそうと調査し真犯人を明らかにするのですが、それこそが正体不明のXが仕組んだことだったのです。
ウジンは過去のある出来事に関する記憶を失っており、Xはそのことについても何か知っているようなのですが、Xはウジンを連続殺人事件に引き込もうとしてきて・・・。
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リセット【韓国ドラマ】みどころ
本作は催眠術を使う熱血検事と、不良女子高生を主人公にしたとした犯罪捜査ドラマです。
ストーリーは、記憶喪失経験のある検事と彼を連続殺人事件に引き込もうとする正体不明のXとの対決を描いたもの。
韓国ドラマにしては短い全10話という作品なので、内容も最初から最後まで主人公に関わる事件のみを扱っていて、余計なサブエピソードが無いというのが特徴です。
検事が催眠術を駆使して犯人を自白に追い込んだり、失った記憶に隠された秘密について探る展開が興味深く、視聴者は様々な展開や謎について推測しながら見ることになります。
ですが、主人公のウジンは自分が何故催眠術を使えるのかも知りません。
真相については徐々に明らかになっていくんですが、このことによって話が複雑になっているという特徴もあります。
主人公の過去に何があったのか、そして正体不明のXとは誰なのかが本作最大のポイントとなります!
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リセット【韓国ドラマ】感想と評価・評判
本作の主人公は催眠術を駆使して事件を解決するという変わった検事です。
今や催眠術は科学的に証明されていてオカルトでもなんでもないんですが、検事がそれを使うとなるとかなり怪しい感じがします。
しかも、何故催眠術を使えるのか本人が知らなくて、それは記憶喪失によるものという設定まで乗っかると何だかよく分からなくなってくるんですよね。
検事を主人公にしたリアルな犯罪捜査ドラマだと思って本作を見ると、サイコメトラーや幽霊が見れるといった能力があるものと同レベルの飛び道具感があるので肩透かしを食らうかもしれません。
そして、多くの人が期待したであろう主人公とヒロインの関係性も思ってより親密にならないというのも残念ですし、終盤での犯人への対応が手ぬるかったり甘過ぎるというのも、この手のドラマにはよくあることではありますが見ていてツッコミを入れてしまうところ。
結果、韓国のケーブルテレビドラマの犯罪ものには傑作が多いこともあり、それらと比べるとどうしても劣ってしまう印象です。
全体的に問題が中途半端なまま終わってるのも不満が残りますね!
まとめ:ドラマ冒頭の期待感は高く、謎が謎を呼ぶ展開には強く惹き付けられたんですが、結果としては期待を越えるものではありませんでした。犯罪もので重要な、作品の締め括り方が中途半端というのも残念ですね。
最後に
韓国のサスペンスドラマで面白い!と思える作品のほとんどはケーブルテレビから生まれています。
地上派作品が犯罪捜査と恋愛を平行して描いているのに対して(恋愛メインのものも多い)、ケーブルテレビ作品は犯罪内容もエグかったり映像もこだわりが強く、”ジャンルもの”に特化した傾向があります。
しかし、全ての作品が面白い訳ではなく中には当然微妙なものもあります。
本作も決して駄目な作品ではないのですが、周りに良作が多すぎることもあって作品に対して求めるハードルが高くなっているんですよね。
ただ本作は全10話という韓国ドラマにしては短い作品なので、サスペンス好きで韓国ドラマが気になっている方の入門作として丁度いいかもしれません!