チョン・ドヨン×キム・ジュヒョク×キム・ミンジュン主演、「太陽の末裔」「トッケビ」などの人気脚本家キム・ウンスクが出掛けた「パリの恋人」に続く恋人シリーズ第2弾!
最高視聴率31%を記録した大ヒットロマンティック・ラブストーリー。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
プラハの恋人キャスト一覧
NEXT全18話
平均視聴率:26.4%
最高視聴率:31.0%(最終回)
放送年度2005年9月から韓国で放送
演出:シン・ウチョル
「恋人」シリーズ、
「九家の書〜千年に一度の恋〜」
「輝く星のターミナル」など
キム・ヒョンシク
「外科医ポン・ダルヒ」
「カインとアベル」
「サイン」
「2度目の二十歳」など
脚本:キム・ウンスク
「恋人」シリーズ
「シークレット・ガーデン」
「太陽の末裔」「トッケビ」など
【ユン・ジェヒ役】チョン・ドヨン
外交官。大統領の娘。
【チェ・サンヒョン役】キム・ジュヒョク
刑事。ジェヒの恋人。
【チ・ヨンウ役】キム・ミンジュン
検事。チ会長の息子。ジェヒの元恋人。
【カン・ヘジュ役】ユン・セア
ピアニスト志望。サンヒョンの元恋人。
【ユン・ゴンヒ役】チャン・グンソク
高校生。ジェヒの弟。
【チ・スンウ役】アンディ(エンディ/神話)
ヨンウの異母弟。
【チ・ギョンハン/チ会長役】チョン・ドンファン
財閥の総帥。ヨンウとスンウの父。
【ユン・ジョンハン役】イ・ジョンギル
大統領。ジェヒとゴンヒの父。
本作は「パリの恋人」「恋人」を含む恋人シリーズ3作の2作目にあたる作品です。
制作スタッフは恋人シリーズをはじめ「シティホール」「オンエアー」「紳士の品格」など、タッグを組んだ作品はどれも大ヒットさせているシン・ウチョル監督&キム・ウンスク脚本家コンビ。このコンビによる恋人シリーズ第1作「パリの恋人」にいたっては最高視聴率57.4%を記録した歴史的大ヒット作なんです。
二人はタッグ作品以外でも活躍されていますが、特に脚本家のキム・ウンスクさんは「シークレット・ガーデン」「相続者たち」「太陽の末裔」「トッケビ」と大ヒットを連発しています。
更に、サスペンスの名作から医療ドラマ、ラブコメまで手掛けてきたキム・ヒョンシクさんも参加している豪華さ!
そんなヒットメイカーにより制作された本作は
2005年SBS演技大賞で大賞を、2006年第42回百想芸術大賞ドラマ部門の最優秀男優賞を受賞しています。
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プラハの恋人あらすじ
大統領の娘にして自身も外交官として働いているジェヒ(チョンドヨン)は、赴任先のチェコ・プラハから帰国する日が迫っていました。
ジェヒとってプラハの地は恋人ヨンウ(キムミンジュン)との思い出が詰まった場所でしたが、ヨンウは5年前に彼女の前から姿を消していました。
一方、5年前にジェヒの前から姿を消していたヨンウも、再びプラハの地へとやって来てジェヒと再会することとなります。
ヨンウは財閥会長である父の仕事を嫌い、検事となったのですが、そんな時旅行先のプラハでジェヒと出会い恋に落ちたのです。
しかし、彼女との結婚を許して貰おうと帰国した際、彼女の父親が大統領候補であること、外交官であることを知り身を引いていたのです。
そんなプラハで、ジェヒは刑事サンヒョン(キムジュヒョク)と偶然出会います。
サンヒョンはプラハへ留学した恋人のヘジュ(ユンセア)から突然別れを告げられ、プラハへと彼女を探しに来ていたのです。
ジェヒはサンヒョンの頼みからヘジュ探しを手伝うことになるのですが、ジェヒは次第に実直なサンヒョンに好意を抱き始めるようになります。
しかし、二人の前に財閥の会長の愛人となり妊娠までしているヘジュが現れ・・・。
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プラハの恋人みどころ
本作はプラハとソウルを舞台とした正統派ラブストーリーです。
大統領の娘で外交官のヒロイン・ジェヒ、刑事のサンヒョン、財閥の息子で検事のヨンウ、そして財閥会長の愛人となったヘジュ、この4人の男女を中心とした恋愛模様がメインとなります。
そこには身分差の恋や父親からの反対などといった定番の設定がある反面、恋人シリーズの第1弾「パリの恋人」の王道シンデレラストーリーとは違い、ヒロインが身分を隠していることがネックとなります。
身分を隠していたことで恋人と別れることとなったジェヒですが、思い出の地プラハで刑事とサンヒョンと出会い恋に落ちます。しかし、そんな二人の前にヨンウとヘジュが現れ複雑な気持ちになってしまうのです。
自らの力で外交官となったジェヒと、男に頼る生き方をするヘジュ、この正反対とも言える女性キャラクターの生き方や、ジェヒを巡っての三角関係など注目ポイントも多く、様々な障害も待ち受けています。
男性キャラクターもタイプの違う二人がいて、ジェヒは最後にどちらを選ぶのかも注目です。
そんなファーストレディ・ジェヒが、サンヒョンとともに庶民的な暮らしを楽しんだりする「ローマの休日」的なシチュエーションがあるのも本作のみどころとなります!
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プラハの恋人感想・評価
恋愛映画に限らず、私はヒロインのシンデレラストーリーというのが苦手です。
そもそもシンデレラストーリーというのは、夢みる女性たちに向けたお話だと思っているので、男性目線で見るとヒロインが苛められたり苦境に立たされるのを見るのが辛いんですよね。
なので視聴率的には「パリの恋人」の方が上なのですが、私的には本作の方が好みでしたね!
韓国ドラマを見ると8割か9割方ヒロインを苦境に立たせる作品なので、その点だけはどうにも好きになれなかったんです。
しかし、近年ではそればかりではなく逆の設定も増えてきましたし、年上女性と年下男性との恋愛なども人気となってきていて、そういう点から見ると15年前の作品である本作はあまり古く感じないかもしれません。
特に「ローマの休日」や「ノッティングヒルの恋人」なんかが好きな男性にとってはサンヒョンのキャラクターにシンパシーを感じるでしょうし、女性視聴者にとってはジェヒとヘジュの二人のどちらにも共感できるところがあるかと思います。イケメンでいい人が沢山出てるのも良いですしね!
今のドラマと比べると派手さはないのかれませんが、余計な設定や展開が無い分シンプルでとても見やすかったです。
まとめ:ラブコメ好きには「パリの恋人」を、シリアスなメロドラマが好きなら「プラハの恋人」をオススメします!
私は基本的にはラブコメ派なのですが、キャストやテイストの好みから本作の方が好みでした。チョン・ドヨンは好きな女優ですが、本作での存在感も抜群でしたね!!
最後に
本作はヒロインがセレブで成功者であるので、男性主人公は刑事という庶民でした。もしヒロインがよくある幸薄なタイプだったなら、財閥の方と結ばれたんでしょうが、もしそうだったなら普通すぎて面白くなかったことでしょう。
最近だと「愛の不時着」がセレブなヒロインと庶民(北では富裕層ですが)という設定でしたが、願わくばもっとこのパターンのドラマが増えて欲しいですね!