イ・ジュンギ×ソ・イェジ主演!巨大な悪の組織と闘う武道派弁護士を熱演。
実力派俳優陣が集結した迫力満点の法廷劇です。
キャスト・視聴率・あらすじ・感想・キャストインタビュー・続編(シーズン2)の有無などをまとめました。
無法弁護士のキャスト・視聴率
全話16話
2018年5月より韓国で放送
平均視聴率 7.1%
最高視聴率 8.4%
演出 キム・ジンミン
「犬と狼の時間」
「傲慢と偏見」
脚本 ユン・ヒョンホ
「リメンバー~忘却の彼方へ~」
【ボン・サンピル役】イ・ジュンギ
【ハ・ジェイ役】ソ・イェジ
【チャ・ムンスク役】イ・ヘヨン
【アン・オジュ役】チェ・ミンス
【テ・グァンス役】キム・ビョンヒ
【クム・カン役】イム・ギボン
【クム・ジャ役】ソ・イファ
【ナム・スンジャ役】ヨム・ヘラン
【ノ・ヒョンジュ役】ペク・ジュヒ
【無法弁護士】ドラマ紹介
本作はイ・ジュンギが初期の代表作「犬と狼の時間」の演出家であったキム・ジンミン氏と11年ぶりにタッグを組んだ話題作。
復讐が根底にある設定は「犬と狼の時間」で演じたキャラクターと近いものを連想させますが、ハードさやシリアスな面が強かった前作に対して、緩急の利いた大人の余裕が加わり、更に魅力溢れる演じに注目を集めました。
イ・ジュンギとコンビを組んだヒロインにはソ・イェジが抜擢され、「花郎(ファラン)」の王女役など幅広い活躍を見せる女優として、本作でも正義感が強く男勝りなたくましい女性弁護士ハ・ジェイを熱演し、イ・ジュンギとあうんの呼吸を見せました。
さらに、「テバク~運命の瞬間(とき)~」など数々の作品で名演技を見せるチェ・ミンスや「MOTHER」のイ・ヘヨンが高大な権力を牛耳る巨悪な人物を演じ、物語に迫力と厚みが増し、ゾクゾクさせられる演技対決も見どころの一つです。
【無法弁護士】あらすじ
幼い頃、弁護士として働く母親が目の前で殺されるのを目撃してまったボン・サンピル(イ・ジュンギ)は母方の叔父であり暴力団のボス、チェ・デウン(アン・ネサン)によって育てられ、復讐をするため、武道も駆使する“無法弁護士”となりました。
一方、幼い時に母親が行方不明になり、母を探し出すために弁護士となったハ・ジェイ(ソ・イェジ)は正当防衛を認めなかった裁判官を殴り、弁護士資格停止処分6か月を受け、父親の住むキソン市へと戻ることに。
ある日、匿名のメモを受け取ったサンピルは復讐の時を確信し、故郷であるキソン市へ18年ぶりに帰省。
母親と同じ場所で弁護士事務所を開き、停職中のジェヒをスカウトし、調査を始めます。
因縁の街、キソン市で起こる事件の真相を追いながら、過去の事件の核心にも迫り、広大な権力に立ち向かうサンピルとジェヒにいつしか恋も芽生える!?
タイトルの意味は?
無法弁護士というタイトルですが、法の代わりに拳を使う弁護士ということからの“無法(ムホウ)”という意味と、自身の人生をかけて巨悪な権力に立ち向かう正義の“武法(ムホウ)”という2つの意味が込められています。
イジュンギのインタビューまとめ
撮影当初から話題を集めた演出家で監督のキム・ジンミン氏とのダッグですが、これについて
「ターニングポイントが必要な時に監督にまた会えば、悪習やマンネリも解消されるのではないかと考えてはいましたが、ちょうどそのような時期になり、再会したように思えます」
とし、続けて、
「相変わらず、大胆に推し進める特有の演出スタイルがとても良かったです。信頼は大きかったですし、それだけ徹底的に準備されている方だったので、エネルギーもすごかったです。」
と、ブランクを感じさせない信頼と愛情に満ちた絆で結ばれた関係性をアピールしました。
ドラマの中で見せた大規模なアクションシーンについては
「これまで、全作品でアクションを行ってきたが、今回の無法弁護士では弁護士でありながら、武術をするキャラクターと現実的なアクションをどのように表現をするべきかについて、武術監督とたくさん悩みながら、従来の武術スタイルとは確実に違うものを作り上げました。」
と、イ・ジュンギの定評のアクションシーンが本作でも大きなポイントとなることを伺わせました。
共演したソ・イェジについて
「性格そのものが明るいだけでなく、現場での撮影がギリギリの状態で大変な時でも、いつも笑って全体のスタッフと付き合おうとする姿勢がとても印象的でした」
とし、さらに
「ハ・ジェイとしてのキャラクターの力強い魅力とカリスマ性が、ソ・イェジさんに徐々に染み込んでいき、隣で彼女の演技を見るたびに驚くことが絶えませんでした」
と称賛のコメントを残しました。
続編/シーズン2はある?
シーズン2があるのかというインタビューを受け、作家のユンヒョンホ氏は
「当然シーズン2を意識してエンディングを描いた。もちろん続編はキム・ジンミン監督をはじめ、イ・ジュンギ、ソイェジ、イ・ヘヨンなど俳優が集まらなければ意味がないと思う。セッティングが可能な場合は、ソウルを舞台にした”無法弁護士”の話を作ってみたい」
と話しています!そして打ち上げでイジュンギとはすでにシーズン2について話し、肯定的な返事があったそうです。
しかしその製作はすべてのセッティングが実現されなければならず、現段階では難しいとのことでシーズン2製作の可能性を示唆するにとどまりました。
【無法弁護士】感想・評価
イ・ジュンギのアクションシーンはいつ見てもかっこよくて爽快でした。
弁護士ものですが難しい用語が飛び交う堅い感じではなく、笑いも交えてテンポよく展開され、かといって軽くなりすぎない適度な雰囲気で全体的に見やすかったと思います。
イ・ジュンギとソ・イェジのメロもすごくお似合いで素敵なカップルでした。
チェ・ミンスやイ・ヘヨンの悪役っぷりは怖いところも多いのですが、さすがベテラン俳優というべく迫真の演技で手に汗握る場面も多かったです。
視聴率も上々であったことからもわかるように、一度見始めると先が気になるストーリーで1話から注目を集め、序盤以降も飽きずに視聴者を魅了しました。
つまらなかったという意見の中ではヒロインがあまり好きでなといったものや、無理のあるキャラクター設定についていけず途中リタイヤしたというものが見られました。
パート2を望む声も多く、主演俳優だけでなく弁護士事務所で共に働く面々も再び見たいという期待を残す高評価を得た作品だと思います。
最後に
法律を無視する破天荒な弁護士から真の“武法”弁護士へと成長してく姿を描いたサクセスストーリー的な要素もあり、見ごたえは十分です。
ユンヒョンホ作家は
「とても難しい話で、様々な感情が入り混じっているドラマであった。台本の不足している部分を埋め、愛される作品に仕上げてくださった監督とスタッフ、俳優のみなさんに感謝します。」
と話していました。是非、最後まで楽しんで観てくださいね。