キム・ヨングァン、イ・ソンビン主演によるスパイアクションコメディ!
笑いありアクションありの痛快エンターテインメント作品です。
キャスト、あらすじ、感想、タイトルの意味などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ミッションポッシブル【韓国映画】キャスト一覧
2020年2月17日韓国にて公開(日本公開日2021年5月21日)
上映時間:105分
監督・脚本:キム・ヒョンジュ
【ウ・スハン役】キム・ヨングァン
興信所社長。
【ユ・ダヒ役】イ・ソンビン
中国国家安全部のスパイ。
【チョン・フン役】オ・デファン
密売事件の黒幕。
【蜃気楼役】キム・テフン
国家情報員ブラック要員。
【刑事班長役】ソ・ヒョンチョル
スハンとダヒを追う刑事。
【チャオ役】チェ・ビョンモ
中国国家安全部チーム長。
本作は韓国初登場1位を記録したスパイアクションコメディです。
ミッションポッシブルのタイトルの意味は?
一瞬「ミッション:◯ンポッシブル」と勘違いしそうになってしまう本作のタイトルですが、これはミッション~とは無関係だけど内容がスパイアクションであるということ、タイトルをもじることでコメディ感を演出できる、という理由などからチョイスしたそうです。
スポンサーリンク
ミッションポッシブル【韓国映画】あらすじ
毎月の家賃を何ヵ月も滞納するほどお金に困っている興信所社長ウ・スハン(キムヨングァン)。
ある日彼のもとに謎の依頼が舞い込むのですが、そこに中国からやって来た女性スパイ(イソンビン)が現れたことでスハンは予想外の事件に巻き込まれることに。
お互いのことを勘違いしたまま武器密売事件について調査することになった二人は、ケンカをしながらも作戦を遂行していきます。
しかし、警察には一連の事件の容疑者として追われてしまう事態になり・・・。
スポンサーリンク
ミッションポッシブル【韓国映画】みどころ
スパイだと勘違いされた探偵と、中国から韓国へやって来た女性スパイがタッグを組んで武器密売組織を殲滅する!?
先行き不安な凸凹コンビの活躍を描いた痛快アクションコメディ!
キム・ヨングァンの多種多様なアクションと、イ・ソンビンの華麗なる足技とドレス姿はもちろん、オ・デファン、キムテフン、ソ・ヒョンチョル、チェ・ビョンモらのコミカル演技にも注目です。
序盤のコミカルな展開と頼りないキャラクターで油断させておいて、後半からはそれまでの印象を一変させる激しいアクションの連続となり見るものを驚かせてくれます。ストーリーはシンプルかつ分かりやすいものになっているので、何も考えずに楽しめるエンターテインメント作品が好きな人にピッタリだと思います!
スポンサーリンク
ミッションポッシブル【韓国映画】感想・評価
金のために怪しい依頼を受けたへっぽこ探偵と、その探偵を凄腕のスパイだと思い込んだ中国の女性スパイ、という凸凹コンビが繰り広げるアクションコメディ。
通常ならどちらか一人が有能で、片方が足を引っ張るというのか定番なんですが、本作の場合は女性スパイの方も大したことなく、本国から捨てゴマとして扱われます。
主人公を本物のスパイだと思い込むのをはじめ、色仕掛けや潜入捜査も下手くそ。
じゃあ任務なんか遂行出来ないじゃないかと思うかもしれませんが、この前半のダメっぷりがちゃんとフリになっているんですね!
実は主人公には隠された秘密があり、後半以降本領発揮していくことになります。
最初はこんなダメ主人公がどうやって活躍するのかとその後の展開を不安に思っていたのですが、そのフリがあるからこそ実力を発揮した時の驚きが増すというもの。
しかし、思った以上に活躍するまでが長くもうちょっと早めに活躍しても良かったですかね。
それに主人公のダメっプリが演技だと思わせるシーンがあまりないので(元々頭は賢くないのかもしれませんが)、そこはもう少し匂わせて欲しかったところ。
とはいえ、アクション自体はいい意味で韓国らしくなく、ジャッキー・チェンばりのアクションコメディを見せたり、バディものならではのコンビネーションを披露したり、ナイフを使っての近接戦闘シーンもあったりとかなり充実していました。
作品の舞台が韓国メインの作品だと、アクションものなのに銃撃戦がほとんど見られなかったりするのですが、本作は中国が関わってくることもあってか冒頭から激しい銃撃戦を見ることが出来たりと、派手な爆発やカーチェイスなどはないもののエンターテインメント作品としてみどころ満載だったと思います!
まとめ:序盤はイマイチ盛り上がりに欠けるものの、その後の展開は痛快そのものでした!
前半と後半で主人公の印象が変わるのもポイントで、実力が発揮され出してからは本格的アクションを堪能できるようになります。
最後に
贅沢を言えばもう少し早い段階で主人公が活躍して欲しかったですね。
前半はコメディテイストの方がメインになっているとはいえ、その実力の片鱗すら見せないというのはちょっと勿体ないですよね。
それに、実力を発揮し出してもヒロインの驚きが薄いのも引っ掛かるところで、もう少しラブコメ的展開があった方が更に盛り上がったかもしれません!
まぁ、続編があってそこで二人が親密になるのなら話は別ですが。
とはいえ、社会問題やサスペンス要素といった韓国お決まりのものを盛り込んでいなかったのは正解で、気楽に見れるアクションコメディに徹しているからこそ誰でも楽しめる作品になっているんだと思います!