恋はドロップキック!~覆面検事~はチュ・サンウク、キム・ソナ共演。ラブコメキングとクイーンが初共演したサスペンス・ラブコメディです!
キャスト、感想、あらすじ、見どころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
恋はドロップキックキャスト一覧
全16話
最高視聴率7.6%
放送年度2015年5月から韓国で放送
演出:チョン・サン/キム・ヨンス
脚本:チェ・ジンウォン
【ハ・デチョル役】チュ・サンウク
【ユ・ミニ役】キム・ソナ
【カン・ヒョヌン役】オム・ギジュン
【チョ・サンテク役】チョン・グァンリョル
【ソ・リナ役】ファン・ソニ
【チョン・ドソン役】パク・ヨンギュ
【チャン・ホシク役】イ・ムンシク
【ソ・ミンソン役】パク・ヨンジ
【チ・ドンチャン役】イ・ウォンジョン
本作は『ビッグマン』の脚本家チェ・ジンウォンさんによる作品。
キム・ソナさんの約3年ぶりのテレビドラマ復帰作でもあり、チュ・サンウクさんとの初共演作品ということでも注目されました。
二人は、ラブコメキングとクイーンとして知られていますが、チュ・サンウクさんは『ジャイアント』や『グッドドクター』といったシリアスな作品でも活躍し、キム・ソナさんも映画ではアクションやサスペンスものにも出演しており、本作のようなラブコメとサスペンスの両要素を持つ作品でもその魅力を十分に発揮しています。
当初カン・ヒョヌン役はオン・ジュワンさんでしたが健康上の理由で降板することになり、ドラマ『ドリームハイ』や『ファントム』のオム・ギジュンさんが選ばれました。
その他にも、様々な作品で活躍されるベテラン俳優チョン・グァンリョルさんや、『シティハンター』や『もう一度ハッピーエンディング』などで知られたファン・ソニさんなどクールな面々が脇を固めています。
更に、SUPER JUNIORのシウォンさんのカメオ出演にも注目です。
恋はドロップキックOST情報!
本作のOSTには、HIPHOPとR&Bの代表的アーティストAs One(アズワン)、Eluphant(イルファント)が共に歌った「どうしよう」や、シャンペインとテワンの「マスク」などがあります。
恋はドロップキックあらすじ
ハ・デチョル(チュサンウク)は検事、ユ・ミニ(キムソナ)は刑事として働いていますが、二人は高校時代に接点があり十数年ぶりに再会しました。
かつてデチョルはミニに一目惚れして、彼女の叔父のプロレス道場に通っていました。
ある日、デチョルの前に父親だと名乗る男が現れて「自分の復讐のために検事になれ!」と言い出します。
さらにミニからも、「検事になれたら交際してもいい」と言われ、勉強嫌いだったデチョルは猛勉強しはじめます。
その甲斐あってデチョルは検事になれたのですが、あまりの俗物ぶりにミニは呆れてしまいます。
しかし、デチョルは裏では覆面を被り、法では裁けない犯罪者を凝らしめていたのです!
そして、密かにミニの手助けをしたり、父に濡れ衣を着せた連中への復讐の機会をうかがっていたのでした。
そのうちミニも度々助けてくれる覆面男が気になり始め・・・。
恋はドロップキックみどころ
「スパイダーマン」や「スーパーマン」のように、二つの顔を持つヒーロードラマです。
彼等と根本的に違うのは、このドラマのヒーローはただの人間だということ!
プロレスの覆面レスラーのように、顔を隠して悪者にドロップキックやラリアットを喰らわし悪者退治をするレスラーなんです。
しかし、表の顔は俗物検事を装っていて、その辺りはクラーク・ケントのように注目されないように気を付けています。
主人公デチョルは昔からミニの事が好きで、ミニとの約束通り検事になったものの、デチョルの出世第一ぶりを見て呆れられてしまうんです。
しかし、裏では覆面を被りミニのことを助けていて、そんなもう1人の自分にミニが惚れてしまう!というのも、ヒーローものの定番。
このおかしな三角関係や、俗物検事と熱血刑事のコミカルなやり取りもみどころです。
そんなコミカルドラマの中に、しっかりとしたサスペンスドラマもあり、主役の二人を取り巻くのはシリアスな面々ばかりです。
ラブコメとしての面白さと、父の復讐やミニのトラウマなどハラハラの展開もあり、その予測不可能な展開に夢中になること間違いなしでしょう。
恋はドロップキック感想と評価・評判
アメコミヒーローのようなキャラクター設定に、刑事ドラマ、ラブコメディと韓国ドラマお得意の色んなジャンルの要素を盛り込んだ作品です。
初共演とは思えないほど、チュ・サンウクさんとキム・ソナさんの相性も良く、見ていて安心感すら感じるほどでした。
主軸として”復讐”というものがあるのですが、そこにプロレス技を使う覆面ヒーローというコミカルなキャラが登場することで、とても気軽に見れる作品になっています。
リングの上でなくそれ以外でプロレス技を使うと、とたんにコメディタッチに見え新鮮でした。
そんな謎のレスラーに惚れるミニと、普段のデチョルが三角関係になってしまうという流れもベタですがやっぱり面白く、更に復讐相手の息子がミニに惚れたり、同僚の美人検事にデチョルが好かれたりと、これもお決まりの展開ながらも素直に楽しめるものでした。
最後に
昔のチュ・サンウクさんはクールでシリアスな役柄のイメージしかなかったのですが、近年はラブコメキングと呼ばれるほどに傑作ラブコメに出演しています。
しかし、このドラマではシリアスとコミカルな両面を見せていて、どちらでも抜群の魅力を発揮しています。
そんなサンウクさんが覆面を被ってプロレスのをするなんて、想像するだけでも笑えませんか?