大きな顔の個性派俳優コチャンソクさんを紹介します。
見た目からしてとてもインパクトのある俳優さんですよね。フジモンさんに似てるという意見も・・・。
プロフィール、映画界での活躍と来歴、結婚、妻、子供についてをまとめました。
(トップ画像https://www.anewsa.com/より)
コチャンソクのプロフィール
고창석 (高昌錫) コ・チャンソク
1970年10月13日生まれ
釜山市出身
168㎝
88㎏
AB型
釜山外国語大学日本語学科中退
ソウル芸術専門大学演劇科卒業
お父さんはソウル大出身で建設業界に従事、お母さんは延世大学国文科出身というエリート両親のもと、3人兄弟の末っ子として生まれました。
お兄さんはソウル大学法学部在学中に司法試験に合格し、卒業後は漢陽大学大学院経営学修士、漢陽大学大学院貿易学博士課程修了の末、ハーバード大学を卒業し、現在は韓国で弁護士として活躍中。
そしてお姉さんはアメリカの名門大を卒業後、現地で大学教授しているというとても優秀な一家でした。
コチャンソクさんは釜山外国語大学日本語学科に入学。
新入生歓迎会で酔ってしまったコチャンソクさんを、先輩方は演劇部の教室に寝かせたそうです。
それが演劇との出会いとなり、大学を中退するほど演技に没頭。
1994年民衆歌劇団「ヒマンセ(希望の鳥)」に入り、サムルノリと呼ばれる伝統楽器を扱う舞台で活動しました。
エリート一家の中で一人だけ俳優の道を選び、家族に大反対されたとか。
それでもさまざまなアルバイトをしながら、20代後半からは劇団に入り歌唱力を磨いてミュージカルにも出演。
パントマイムで有名な舞台にも出演経験があり、舞台上では万能俳優として知られていました。
この無名時代の1999年(29歳)に「ヒマンセ(希望の鳥)」のメンバーだった女性と結婚。
結婚後に改めて演技を学ぼうとソウル芸術専門大学演劇科に入学しています。
一家の主として生活を支えるために映画の仕事をするようになりましたが、どの作品もあまり注目されることがなく、自分はやっぱり演劇向きだ、思ったとのこと。
”今後映画はやらない”と決めたちょうどその時に「映画は映画だ」のオファーがありました。
「映画は映画だ」への出演
この作品は映画監督役にコチャンソクさんをイメージしてシナリオが書かれた、とのこと。
自分のイメージで書かれた作品と聞いて出演しないわけにはいきませんでした。
撮影前に監督から「この作品は低予算であるため、基本的に1テイクしか撮りません」と言われ、コチャンソクさんは衣装もなく全部私服で出演。
出演料も十分ではなく、コマ切れのフィルムで撮影し、撮影はとてもいい環境とは言えませんでした。
コチャンソクさんとしてもやる気になれず、力を抜いての出演だったとか。
しかし映画は大ヒット!!本当の映画監督が配役を務めたと思われるほどのハマり役で、コチャンソクさんは映画祭を席巻しました。
夜も寝ずに練習し、気合を入れて臨んだ作品では全く注目されず、肩の力を抜いて出た作品では演技派俳優だと絶賛され・・・これはいったい何だろう?とこの時に映画の魅力を感じたそうです。
2010年ソンガンホと共演映画「義兄弟」では見事なベトナム人役を演じ、映画界で欠かせない個性派俳優となりました。
観客動員数1000万人を突破した大ヒット映画「タクシー運転手」、700万人突破の「1987、ある闘いの真実」はどちらも登場シーンは短いものの、強いインパクトを残し、興行俳優ともいわれています。
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事務所がパクボゴムと同じ?
コチャンソクさんはパクボゴムさんやソンジュンギさんと同じブラッサムエンターテイメント所属。
(※ソンジュンギさんは契約を終え2020年1月他社に移籍)
意外な感じがして入社のきっかけが気になります。
コチャンソクさんは「ハローゴースト」などいくつかの映画で共演したチャテヒョンさんとはとても親しくなったとか。
チャテヒョンさんに「事務所を作るんだけど、兄貴も一緒にどう?」と誘われ、事務所設立の時からのメンバーだそうです。
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コチャンソクの妻との結婚・子供は?
1999年に民衆歌劇団「ヒマンセ(希望の鳥)」の仲間だったイジョンウンさんと結婚。
奥さんのイジョンウンさん
応答せよ1994でサムチョンポの母役を務めました
結婚当初はワンルームを借りて2人で暮らしていましたが1年後、半地下の家に引っ越し、奥さんと7人の年下俳優と共に暮らしたそうです。
この当時まだ演劇俳優だったため、生活はとても苦しく奥さんは自分の弟(か妹)にお金を借りたこともあり、工面するのが大変だったとか。
ある時、コチャンソクさんは仕事で釜山へ行き、妊娠中だった奥さんは夫の不在中に下血。
共同生活をしていた俳優たちが警察に電話しパトカーで病院へ。急遽帝王切開となりました。
こうして2001年、長女イェウォンちゃんは無事に誕生。
2011年映画「血闘」はコチャンソクさんが家族出演を提案したとのことで、奥さんと娘さんが共演しています。
映画で共演した娘と
https://www.newsen.com/
映画会社の説明によると
「コチャンソクに似た子役を探したが見つからず、普段から演技の素質があるという娘さんをキャスティングした」
とのこと。ほかのキャストの迷惑になるのではないかと心配した娘さんの演技でしたが、NGもなく一発OKだったそうです。
またその後、2013年には娘さんと一緒にドキュメンタリー映画「踊る森」のミュージックビデオに出演。
↑途中で出て来るおばさん役は奥さんで、ここでもまた親子共演が実現しました。
娘さんは2001年生まれですので2020年時点でもう高校を卒業したはずです。
その後、芸能界の道に進んだという情報は今のところはありません。
奥さんは現在も舞台女優として、また「応答せよ1994」のサムチョンポの母役をはじめドラマや映画にも出演しているそうです。
最後に
映画で親子共演、珍しいのではないでしょうか・・・
コチャンソクさんはとっても老け顔ということでバラエティでいじられています。
ちなみに同じ年の俳優さんはイビョンホンさんやキムヘスさん、日本では中山美穂さんや渡辺満里奈さんがいます。
同じ年俳優イビョンホン
同じ年キムヘスプロフィール
同じ事務所所属俳優2020年7月時点