メモリスト【ユスンホ韓国ドラマ】キャスト・感想・あらすじ

 

韓国ドラマメモリスト

ユ・スンホ、イ・セヨン主演による犯罪捜査ドラマ。

サイコメトリー能力を持つ刑事とエリート女性プロファイラーが様々な難事件を解決していくミステリースリラー。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

メモリスト【ユスンホ韓国ドラマ】キャスト一覧

U-NEXT全16話

平均視聴率:2.836%

最高視聴率:3.434%

放送期間:2020年3月11日~4月30日まで韓国tvNで放送

演出:キム・フィ/ソ・ジェヒョン
「ウンジュの部屋~恋も人生もDIY!~」
「魔女食堂にいらっしゃい」など

脚本:アン・ドハ

【トン・ベク役】ユ・スンホ
人に触れることで記憶を読むことができる超能力刑事。

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【ハン・ソンミ役】イ・セヨン
プロファイラー。警視正。

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【イ・シヌン役】チョ・ソンハ
警察庁次長。

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【ク・ギョンタン役】コ・チャンソク
特殊刑事支援チーム長。

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【オ・セフン役】ユン・ジオン
特殊刑事支援チーム刑事。トン・ベクの相棒。

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【カン・ジウン役】チョン・ヒョソン(元Secret)
放送局の記者。

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本作は、子役出身ながら今ではトップスターとなったユ・スンホとイ・セヨン主演による犯罪捜査ドラマです。

 

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メモリスト【ユスンホ韓国ドラマ】あらすじ

人に触れることで記憶を読むことができる超能力を持つ刑事トン・ベク(ユ・スンホ)は、マスコミに追われ世間からの批判にさらされながらも能力を使って数々の事件を解決してきた。

ところがトン・ベクは事件のたびに暴行問題を起こし処罰されており、今回も懲戒処分が下されてしまう。

そんな中、世間では若い女性ばかりをねらった拉致殺人事件が発生していた。トン・ベクの周辺でも顔見知りの女性の娘が消息不明となり、それを心配したトン・ベクは謹慎中ながらも娘の捜索を行うことに。

一方、拉致殺人事件の陣頭指揮を取るプロファイラーのハン・ソンミ(イ・セヨン)は、次の被害者が出ないためにも早急に事件を解決しようと奮闘するのだが、警察上層部や検察からの邪魔が入り思うように捜査を進められずにいた。

そんな二人は事件の捜査をしていく中で行動を共にするようになり・・・。

 

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メモリスト【ユスンホ韓国ドラマ】みどころ

本作は、人の記憶を読める能力を持った刑事と女性プロファイラーが難事件を解決していく様を描いた犯罪捜査ドラマです。

特殊能力を持った刑事という設定はこれまでにもありましたが、犯人の側にも超能力者がいるというのが本作の特徴。

次々と発生する事件がテンポよく進行し、謎の犯人の正体に近付いたと思うたびに覆されるスリリングな展開、そしてそれらの事件が関連していることに気付いたとき、過去の事件や現在発生中の事件すべてに同じ犯人が関わっていることを突き止めます。

一連の事件のはじまりとなる20年前に起きた連続殺人事件とは?

そして全ての事件に絡んでくる犯人の正体とは?

記憶を読む刑事&天才プロファイラー VS

記憶を消せる犯人の対決の行方やいかに!?

 

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メモリスト【ユスンホ韓国ドラマ】感想・評価

テンポは良いものの、ストーリーは複雑で一つの事件を解決するまでが結構長い。

それでいてその事件の内容は凄惨なので、見ていて混乱するし気が滅入る作品でした!

あからさまな犯人匂わせも多すぎましたし、事件のたびに疑う相手がコロコロ変わるというのも見ていて疲れる原因かと。

サイコメトラー能力のようなものを活用して事件を解決していくという作品はこれまでにもありましたが、その場合能力は限られた人たちだけが知っていて、一般的には秘密にしているのが普通なんです。

ところが本作では、テレビで取り上げられるほど認知されていたり、超能力刑事を認めるかどうか議論されているほど知れ渡っているんです。

最初から超能力ありきで始まるからこそ、主人公が能力を上手く発揮したり居場所を確保する過程がはぶかれ一気に本題に突入していく訳なんですが、そのわりには真犯人にたどり着くまでがとにかくもどかしい!

主人公はヒーローキャラなのに「人の記憶を読むなんて」と拒否されたり、極悪人を逮捕する際に暴力を振るっただけで謹慎になるというのは見ていてモヤモヤしてしまいます。

そんな問題で主人公を捕まえようとしておきながら、検察は主人公相手にタコ殴りにしたりするんです。

しかもヤクザかのように取り囲んで。

結局は自分達の問題を隠そうとしていただけで、この都合の良さは見ていて釈然としませんでした。

こういったキャラクターを主人公にしたなら、すぐにマスコミが騒ぎ立てたり変にルールで縛るのは面白くないですよね!

本作の場合、超能力キャラが上手く世間から認められないところがネックなのかもしれませんが、それなら途中から主人公の能力が世間にバレて騒がれるとかにすればいいのに、本作では冒頭からすでに能力が知れ渡っているから、能力を活用した痛快な事件解決というシーンはお目にかかれません。

とはいえ、同僚の刑事たちからは避けられていませんし、それよりも主人公の能力を分かった上で協力してくれており、騒いでいるのは警察上層部や人権団体など能力についてよく知らない人たちくらいのもの。

このように主人公は完全に孤立した状況ではないからこそ、不利な状況や世間の批判を乗り越えるべき課題として描き、それをクリアーしていく様を楽しむ作品なんだといえます。

そんな状況にも負けず猪突猛進していく主人公の姿は刑事の枠からはみ出していましたが、そこは正解だと思いました。

しかし、組織の上層部が権力者と癒着しているのは相変わらずで、連続殺人犯だと分かっていても捜査妨害したり、事件を止めるでもなく隠蔽しようとするのは毎度のことながら最悪としか言いようがありませんでした!

その上、被害者の生死などお構いなしに報道するマスコミや、犯人を逮捕したことよりもその過程(逮捕の際の暴力など)や主人公の超能力ばかりを取り上げて被害者のことなど考えてない社会には腹が立つばかりで、アメリカの犯罪捜査もののような爽快感はなく、見ていてまどろっこしく感じてしまいましたね!

 

まとめ:超能力vs超能力という展開は犯罪捜査ものとしては新しかったのですが、それをエンタメにするのではなく精算な殺人事件と組織のダメさばかり描いたのは正直好みではありませんでした。

上流階級の人間が犯人だから捜査が妨害されるとか、マスコミもそれに利用されたり主人公や現場の人間を矢面に立たせるなど、見ていて気が滅入る作品でした。

 

最後に

権力者や警察・検察組織が最悪というのは他の韓国作品でもお決まりの設定なんですが、それにしたって初回からクズばかり登場するというのは見ていて気分が悪くなってしまいました。

こういう組織の闇は普通終盤で描かれるものでは?

サスペンス=組織の腐敗が描かれる、過去の事件と現在の事件がリンクするといったものは、これまでさんざん描かれてきているので正直お腹いっぱいなんです。

そろそろ別の切り口を見つけてくれませんかね?

 

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