歴代最高のミスコリアと言われる女優キムソンリョン。
華やかなデビューから急降下し、地道な下積みの末また花開いた女優さんです。
プロフィールや来歴、夫との結婚のなれそめ、子供、妹さんのこと、ダイエット法、インスタグラムをまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
キムソンリョンのプロフィール
1967年2月8日生まれ
ソウル出身
168㎝
54㎏
A型
仁荷工業專門大學電算学科卒
慶熙大學校芸術・デザイン大学演劇映画学科学士
韓国外国語大学校経営大学マーケティング学科修士
兄弟:3姉妹の2番目
妹はアナウンサーのキムソンギョン
ミスコリアになるまで
中学校の頃、校内の放送部で活動し、大学は電算学科に進学。そこでもアナウンサーをしていたことがありました。
専門大学を卒業したものの就職先が見つからず困っており、母親の親しいファッションデザイナーの方から何か紹介してもらえないかと、その人を訪れることに。
するとキムソンリョンを見るや否や、ミスコリアに出たほうがいい、と言って明洞の有名美容院へ連れていかれました。
そこは多くのミスコリアを輩出した実績のある美容院でした。
キムソンリョンをみた院長はすぐにこれに着替えてみて、と水着を持ってきたそうです。
着替えるとスタイルの良さも抜群で、「ミスコリアに出よう!」と院長から太鼓判を押され、3週間後にあるミスコリアに出場。
ミスコリア1位受賞の時
ヒーリングキャンプ番組キャプチャー
こうして1988年22歳の時、ミスコリア眞(1位)を受賞したのでした。
このときご本人は8位以内には入るだろう、と思ってたそうです。
当時は現在よりもはるかにミスコリアの注目度が高く、国家行事ともいえるほどの大イベント。
放送の日は道路が閑散とするほど視聴者はテレビにくぎ付けでした。
翌日に全スポーツ新聞の一面を飾り、国民の注目を一身に集めて1位となって、華々しく芸能界に入りました。
芸能界に入って
芸能界に入るやその年のミスコリアが務めるのが通例だった芸能番組のMCをまかされました。
女優としては1991年映画「誰が龍の爪をみたのか」でベテラン俳優たちと共にキャスティングされ主演デビューし、新人女優賞3冠を達成。
当時の有名プロデューサーからドラマのオファーが入ると「私は映画だけと決めてます」と返事をして断ってしまいます。
翌年の1992年映画「森の奥の部屋」は惨敗。これ以降映画の出演がなくなってしまいました。
ドラマに出演するようになると、番組MCのオファーが来ても「私はドラマだけやりたいんです」などと返事。
雑誌の表紙の仕事が来た時には「最近肌の調子が良くないから、良くなったら撮りましょう」と断ったり、年上の芸能記者の方に「次回から私にタメ口使わないでください」と言ったり、若い頃の高飛車エピソードがたくさんあるようです。
というのも、何の下積み期間もなく一夜にして脚光を浴びるスターになり、芸能界の常識や社会のルールを知らなかったためでした。
何の苦労もせず仕事が次々に舞い込んできたため、今では考えられないわがままをたくさんしてしまったのです。
数々の自爆の末、キムソンリョンの人気は急降下していきました。
結婚後
1996年、29歳の時に結婚。(後述)
結婚してそのまま家庭に入ることもできましたが、キムソンリョンにはいつも「元ミスコリア」と言うタイトルがついてまわり、代表作が何もありませんでした。
女優なら何か一つでも代表作がなければいけないのではないかという思いが募り、がんばらなくちゃと思う反面、何を頑張ればいいのかわからず2004年(37歳)、大学の演技科に入学し基礎から学びました。
若い子たちに混ざっての授業、中には後輩俳優が先生という授業もあったそうです。
二人目のお子さんを妊娠中も学校へは熱心に通い、優秀な成績で卒業しました。
2007年映画「仮面」で16年ぶりにスクリーン復帰。
その後は細くて小さな声をどうにかしようと思い演劇にも挑戦。
43歳の時のあるドラマ台本リーディングでは、セリフの読み方が下手だと先輩俳優に怒鳴られてしまいました。
大勢の前で怒鳴られたことでとても恥ずかしい思いをしたのと同時に「ある程度年齢が行ってしまった自分にはもう誰も注意してくれない、みんなが思っていたことを代弁してくれたのだ」と気づきました。
第二の全盛期
2012年45歳の時、SBSドラマ「追跡者(チェイサー)」でその年のSBS演技大賞優秀演技賞受賞。
この作品以降、それまでの普通の中年女性というキムソンリョンのイメージががらりと変わり、モダンで気品のあるクールな女優のイメージとなりました。
ソ・ジス役は大衆に愛され、キムソンリョンの代表作となったのでした。
現在まで、多くのドラマや映画に出演する人気女優です。
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キムソンリョンの妹について
「みにくいアヒルの子」番組キャプチャー
真ん中が三姉妹の長姉、右が2番目キムソンリョン、左が末っ子
キムソンリョンは3姉妹の2番目。一番上のお姉さんは一般人で、妹さんはアナウンサーです。
妹キムソンギョンは5歳年下の1972年生まれ。
1993年21歳の時にSBSに入社し、ニュースや教養番組の進行を務め、2002年に退社し現在はフリーとして活動中です。
プライベートでは1997年25歳の時に記者の男性と結婚し、男の子が誕生しますが3年後の2000年に離婚。
その4年後に元ご主人の男性は膵臓癌で亡くなりました。
お子さんはご主人が親権を持ち育てていましたが、闘病生活が始まってからはキムソンギョンが育てることになりました。
この時お子さんは韓国年齢で7歳(年長)でした。
2020年時点で、お子さんはニューヨーク大学に在学中だそうです。
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キムソンリョンの結婚・夫・子供について
25歳だったある日、キムソンリョンはミスコリア時代の友達に誘われて釜山に遊びに行きました。
当時釜山のあるホテルの会員制プールが有名で、その友達の大学の同期が会員だからと連れて行ってもらうことに。
その人がのちのご主人になる男性なのですが、その時は一緒にプールで遊んで食事をして終わりました。
そして5年後、また同じミスコリア時代の友達に誘われ釜山へ。
この時もまた同じプールで遊びたいとその男性を呼び、5年間全く連絡を取ってなかったのにずうずうしくもまたお願いしたのでした。
この時キムソンリョンは30歳。
一緒に旅行した友達はすでに既婚者で、自分も結婚を考える年になったこともあり、お互いに恋人がいなかったのもあって好感を持つようになったそうです。
こうして二人で会うようになって間もなく、彼のお母さんに偶然会うことに。
少しご挨拶をしただけでしたが、お母さんはキムソンリョンをとても気に入り、結婚へ急速に話が進んでいきました。
こうして再会から5か月後にゴールイン!
「ヒーリングキャンプ」番組キャプチャー
ご主人は釜山で事業をしているためそのまま釜山に在住し、キムソンリョンはソウルに住むと言うスタイルが結婚当初から現在まで続いています。
2001年に長男ジュノ君、2005年に次男チャニョン君が誕生。
上の子も下の子も出産して2か月後に女優業に復帰しており、お子さんたちはお母さんが外で働いているのが当たり前と思っている様子だとのこと。
2015年に公開されたお子さん
2020年時点で長男は大学1年生、次男は中3だろうと思われます。
2014年のトーク番組で夫自慢をしてくれ、と言われキムソンリョンは「盆・正月に家事をしなくてもいいと言ってくれる」と話しました。
盆と正月に夫の実家で大量の食事を作る韓国嫁の仕事は翌日寝込んでしまうほどの大変さ。
交通渋滞に巻き込まれる往復の道のりは考えるだけでげっそりです。姑や小姑、親戚付き合いなどもとても疲れるもので、嫁にとって大変苦痛な行事なのです。
それをしなくていい、と言ってくれる夫・・・韓国人女性の羨望の的であるに違いありません。
さらに夫自慢は続き「24時間一緒にいないから楽」と話しています。
そしてさらにうらやましいことにご主人は生活費や養育費をすべて払ってくれており、キムソンリョンは自分の稼ぎから生活費を出したことはないとか。
「亭主元気で留守がいい」という言葉がありますが、キムソンリョンはそれを享受しているのです。
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キムソンリョンのダイエット法
キムソンリョンは40代になってから運動を始め、役作りのために5㎏減少したことがありました。
その方法をたびたび聞かれたそうですが
「ダイエット法はみんな知ってるはず。ただやらないだけ。自分は知ってることをやっただけ」
と話しています。ごもっともですが、キムソンリョンのダイエット法は
起きたらすぐ体重チェック
小麦粉製品を食べない
冷たい飲み物を飲まない
このやり方を3~4か月続けたそうです。
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キムソンリョンのインスタグラム
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本文訳:#ファンからのプレゼント キャラクターすごくかわいい。いつもありがとう。メイク前だからすっぴん髪がはねてる
ファンの方からのお弁当の差し入れです。韓国ではスタッフ全員分差し入れるんですよ!
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お弁当の差し入れはいくらかかる?
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本文訳:ミスコリアの先輩の呼びかけに駆けつけてくれた後輩のみなさん やさしいね
キムソンリョンの左隣の黒い服を着た方がサッカー選手だったアンジョンファンの奥さんです。
最後に
キムソンリョンは少し間が抜けたようなところがあって、そういったところがバラエティ番組でも愛されているようです。
20代の数々の自爆エピソードは今だから笑って話せますが、業界では悪いうわさがたったに違いありません。
それゆえ仕事がなくなった状態からの現在の活躍ですので、プライドも捨てて大変な努力をされたのだなと思いました。