映画「バッドガイズ」やドラマ「ドクター異邦人」への出演、時事番組「それが知りたい」の司会者としても知られる俳優キムサンジュンさんを紹介します。
プロフィールと「それが知りたい」について、カツラ疑惑、結婚と離婚、家族、再婚についてをまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
韓国俳優キムサンジュンのプロフィール
金相中 キム・サンジュン 김상중
1965年9月1日生まれ
釜山市出身
175㎝
65㎏
A型
東国大学演劇映画学
兵役:海兵隊
1990年に俳優としてデビュー。
約8年間の演劇舞台での活動を経て、ドラマ界へ。
以降、ドラマと映画で善悪を越えたさまざまな役を務めキャリアを積み、特有のカリスマを持つ俳優さんの一人として知られています。
「それが知りたい」司会者として
「それが知りたい」公式ページより
キムサンジュンさんと言えば、1992年から現在まで続くSBS長寿番組「それが知りたい」の7代目司会者。
この番組は事件や事故、社会の問題点を指摘し、それを掘り下げる内容で放送開始以来とても人気のある番組です。
実はキムサンジュンさんは、2代目の司会者にオファーがあったか。
この当時、SBSの別の時事番組の司会をしており、その経験が買われて声がかかったとのことですが、1代目の司会者に対して自分はあまりに経験不足ではないかということで断ったそうです。
その後も、司会者が変わるたびにオファーがありましたが、そのたびに断り、2008年ついに人生経験を積んで時が熟したと判断し引き受けることに。
それ以降現在まで13年も務めています。
6代目までの歴代司会者はすべて在任は1年~5年ほどだったことを考えると、どれだけすごいことがわかりますね。
これまで一番胸を痛めた放送は「セウォル号」について取り上げた回でした。
司会者として中立、冷静の立場を持とうという意識を持ちながらこの時「放送は平常心でできないかもしれない」と思ったそうで、録画中初めて涙で声を詰まらせてしまいました。
NGとなってその部分を3回撮りなおしましたが、やはり感情をこらえることができなかったとか。
この番組の司会を務めることで、若い世代には「それが知りたいのおじさん」として知られており、自分が手本になれるようにまっすぐに生きることをモットーとしているそうです。
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キムサンジュンはカツラなの?
キムサンジュンさんは年齢に合わないほどとてもふさふさの髪をしています。
役によってはカツラか地毛か区別のつかないほど。
脚本家のキムスヒョンさんに「その髪は本物?」と聞かれたことがありました。
本物だと答えると「そうだよね」といって、脚本家さんはドラマ内でそれを証明するために髪を洗うシーン、髪をタオルで拭くシーンをわざと入れたんだたとか。
それまでは本物かどうか疑う視線が合ったということでしょうか・・・。
これによりドラマ内で国民に向けて地毛であることが証明されたのでした。
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キムサンジュンの結婚・家族・再婚
1991年、キムサンジュンさんは舞台俳優だった無名時代、1歳年上の演劇女優オセジョンさんと結婚しています。
二人は同じ演劇舞台の同僚でした。
結婚後、息子さんが生まれますが2000年に離婚。
別々の道を歩むこととなった二人は現在まで再婚せずに至っています。
無名時代の結婚ですので、あまり詳細は語られていません。
キムサンジュンの結婚詐欺被害とは?
2003年、キムサンジュンさんが再婚するというニュースがありました。
お相手はホテルグループ財閥の娘さんで、ホテル名や実名まで報道されました。
ところがこのホテルグループは「そんな事実はない」と発表。
この財閥の会長には二人の娘がいますが、一人は結婚してアメリカ在住、二人目も結婚しており妊娠中。
結婚相手として伝えられた女性の名前は会長の孫の名前で、この時まだ8歳・・・。
また、この女性から過去同様の被害に遭った人々からも情報が寄せられてました。
このことで、キムサンジュンさんは1年2か月の交際期間中、相手の素性を知らなかったことがわかりました。
両家の顔合わせの前に、メディアが情報をかぎつけて再婚をニュースにしてしまったとのことで、具体的に結婚の準備がどれほど進んでいたのかは不明ですが、ご自身では知る由がなかったようです。
交際中は「私は会長の隠し子だから、ホテルに確認しても私のことを教えてくれないと思う」などと言っており、キムサンジュンさんはそれを信じてしまったそうです。
そもそもこの女性とどうやって出会ったのかが気になるところですが、自動車の接触事故でたまたま出会った、のだとか。
初めて会ったときから女性はこの財閥グループの娘だと話していたそうで、事実が発覚後、この女性は
「自分が財閥の娘ではないという情報が集まっているが、その悔しさを晴らすために記者会見をしたい」
と自ら申し出ておいて、記者会見の当日現れませんでした。
このホテル側の話によると、2年前にも会長の娘・孫娘を名乗った同様の事件があり、この時は大きなトラブルになる前に発覚したのかそのまま終わったそうです。
同様の手口からこれと同じ人ではないかと推測されます。
この時のことをご本人はのちに
「私の人生で一番つらい時だった。とても苦しい時期を過ごした」
と回想しています。
事故からの偶然の出会い、順調に思われた交際期間、結婚直前に崩壊・・・全くドラマよりドラマのような話です。
キムサンジュンさんの心労は察するに余りあります。
最後に
キムサンジュンさんは長く活躍しているのに、付き合いがあまりないそうで、芸能界でも私生活があまり知られていない神秘的な存在だとか。
それについて
「若い頃、先輩方とみんなで食事に行ったことがあった。もう食べ終わっているのに誰も会計をしようとしない。自分が一番年下だけど、全員分払った。それ以来、みんなで食事行くのは居心地が悪くていつも一人」
と話していました。韓国は今でこそ若い人たちの間で割り勘をしたりしますが、今でも年長者が払うのが自然な流れ。
そこを、新人が先輩方の分まで支払ったというのですから、ずいぶん居心地が悪かっただろうと想像がつきます。
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