俳優キムジェウクは都会的なルックスと芸術的な雰囲気で、さまざまなドラマや映画で活躍中です。
日本語が堪能なことから、通訳なしでインタビューに答えたり、作品中で日本語の台詞があったり、日本人役を務めたこともあります。
プロフィールや熱愛彼女のこと、結婚、ブレイクのきっかけとなった「コーヒープリンス1号店」や中山美穂と共演した映画「蝶の眠り」・韓国の評判について、調べました。
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キムジェウクのプロフィール
キムジェウク 김재욱 (金材昱)
1983年4月2日生まれ
ソウル市出身
183cm
B型
家族:両親・弟
ソウル芸術大学音楽学部実用音楽科
2002年19歳の時ドラマデビュー
モデルとしてデビュー後、演技活動を中心に活躍しています。
現在ではモデルだったという事実も広くは認識されておらず、それだけ俳優としての活動が成功していると言えます。
少年時代
生まれた直後から小学校入学直前まで日本に住んでいました。
父親は新聞記者の海外特派員で、家族で東京に赴任していたため、日本の幼稚園に通っていました。
現在も家では家族同士日本語で会話することもあるそうで、日本のファンミーティングやインタビューでも通訳なしでコミュニケーションとれるほど、流暢な日本語を維持しています。
(日本語レベルがすごい!→Youtube)
高校2年生の時にアイドルグループを選抜する「悪童クラブ」オーディションに出演。
当時高校生だった彼はロックを歌い、美少年のビジュアルで注目を集めました。
(→この時の様子Youtube)
審査員:ロックだけやりたいの?このオーディションは個人じゃなくてグループなんだけど、ロックをあきらめられる?踊りながら歌える?
と聞かれ、困った表情で「難しいと思います」と自分を貫く返事をしています。
というのもそもそも本人の希望で参加したオーディションではなかったとのこと。
高校の時のバンド部の先生の勧めだったことをのちに明らかにしました。
モデルから俳優へ
その後高校時代にモデルデビュー。
大学は実用音楽科を専攻し、大学仲間でバンド「ウォレス」も結成。2011年に初のアルバムを発売し、公演もしました。俳優の傍ら現在も活動中です。
大学入学後、本格的にショーのモデル活動をしていましたが、卒業を控えて演技に対する欲が生じ、より専門的な演技トレーニングを受け始めます。
モデル出身という点が俳優として有利になることもありますが、さまざまな役割を演じるためにイメージが限られてはいけない、と数年間はグラビア撮影を意識的に避けていたとか。
2002年「勝手にしやがれ」でドラマデビュー。
代表作は2007年「コーヒープリンス1号店」。放送から10年過ぎた今でも彼といえばこの作品を思い浮かべる方も多いのでは?
2013年4月に除隊し、同年「君を守る恋~Who Are You~」でドラマ復帰。
2017年ドラマ「ボイス」ではサイコパスを好演。ご本人はご両親に「観ないで」とお願いするほど常軌を逸した極悪人の役でしたが、キムジェウクの再発見と呼ばれ、俳優としての株を上げました。
同年ドラマ「愛の温度」は女優のソ・ヒョンジンの勧誘により出演が決まったとのこと。
大人の男性としての魅力を存分に見せ、更なる評価へとつながりました。
2018年韓国でも有名な日本の女優中山美穂と映画「蝶の眠り」で主演を務めました。
2018年34歳。俳優としてのこれからについて
「20代のころはキャラクターが重要だった。30代からは作品全体を考えるようになった。この役割が作品の中でどんな動きをするのかをみるようになった。視点が変わった。以前だったら自分と合わないと判断したら排除していた。今は作品に興味がわいたら、そんなキャラクターでも選ぼうと思う。30代からは後悔しないように選びたいと思うようになった」
と語っています。
バラエティ番組に出ないのはなぜ?
近年、俳優がバラエティ番組に出演して新たな魅力で人気を得ることも多々あり、キムジェウクのそんな活躍を期待する声もあります。
2017年1月雑誌のインタビューで「デビュー以来、バラエティの出演は数えるほどしかない。なぜか?」と聞かれ
「自分が得意な分野ではない。古い考えかもしれないけど、俳優として作品のキャラクターとしてだけお見せしたい。私の作品を見たとき、大衆が人間キムジェウクを感じる時間を最小限にしたい。だけどいつかもしバラエティに出たいと思うことがあれば挑戦したい気もする。」
と答えています。
コーヒープリンス1号店について
2007年のドラマ「コーヒープリンス1号店」以来、広く大衆に知られることとなり、ご本人にとっても思い入れのある作品ではないかと思われます。
この作品で演じた役は当初方言を使うキャラでしたが、監督に日本語ができる旨を伝えたところ、設定を変えてくれたのだそうです。
2017年、このドラマに対してコメントしているインタビューがありました。
すでに俳優歴15年目だが、最もよかった撮影現場は?と聞かれ一抹の悩みもなく「コーヒープリンス1号店」と挙げています。
「おそらくこれからもコーヒープリンス1号店ほど雰囲気のいい現場に出会うのは難しいと思う。当時私は新人だったし、俳優としてのキャリアもなかったけど本当に宝石のような現場だった。今考えてもとてもよかった。さらにドラマまでヒットしたから奇跡だった。」
と語っています。
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キムジェウクの性格は?
実際の性格について、ともに仕事をしたプロデューサーによると
「なよなよしてるのかなと思ったが意外と男らしかった」
とのこと。ご本人は
「おしゃべりでもいつも活発というのでもない。基本的に寡黙なほう。少し前までは女性らしいとか中性的だといわれていたけど、あるときから男らしいと言われるようになった」
と答えています。寡黙で男らしい・・・素敵ですね!
中山美穂と共演の映画「蝶の眠り」について
中山美穂といえば韓国では1995年の映画「Love Letter」が有名で、「お元気ですか」のフレーズが大流行しました。
「お元気ですか」という日本語を知っている韓国人が多いのは、この映画の影響力の大きさを物語っています。
その中山美穂が韓国人俳優と共演するとあって、本作は韓国でも話題となりました。
韓国で行われた記者懇談会でチョン・ジェウン監督は
「愛が終わったとき、その愛がどのように記憶に残るか、映画に描きたいと思った」
と演出のきっかけを語っています。そして中山美穂をキャスティングしたのは「ラブレター」の熱狂的ファンだったためだとか。
韓国で日本の女優と言ったら中山美穂が真っ先に思い浮かぶくらい、自分の世代では忘れられない人、だとのこと。
オファーを出してから決定まで時間がかかり、その間監督はラブレターを送ったのだそうです。
撮影中は彼女のプロフェッショナルな姿勢、役柄に対する解釈がとても魅力的に感じられ、楽しかったと語っています。
この作品でキムジェウクは日本に留学した作家志望のチャンヘ役を好演。
韓国から来た留学生という役だったため、完璧な日本語にしなければ、というプレッシャーはなかったものの毎晩寝るときにつぶやきながら練習したんだそうです。
相手役に中山美穂がキャスティングされたと聞いたときは、とても嬉しかったとのこと。
「涼子役が誰なのかによってこの作品の色が変わる。韓国でも十分知られておりイメージがとても鮮やかな女優さんだから涼子のイメージとよく合うと思った」
と話しています。
韓国の反応は?
2018年9月6日に公開され、ネットで評判を知ることができます。
観客の評価 7.19
記者・評論家 6.20
ネット市民 8.38
とかなり好評だとわかります。感想は
・キムジェウクのための映画。キムジェウクでなければ務まらない役
・キムジェウクがますます好きになった
・温かく美しい映画
とキムジェウクを評価する声が多かったです。
中山美穂についても
・演技がすばらしかった
・とても美しかった
という意見がみられました。
キムジェウクは結婚した?熱愛彼女は?
キムジェウクは未婚です。
これまで噂になった女性が何人かいました。
日本人タレント 秋葉里枝
2007年、日本人タレントとして韓国で活躍する秋葉里枝との噂がありました。
当時「コーヒープリンス1号店」でブレイクしたばかり。秋葉里枝も「美女たちのおしゃべり」というトーク番組で人気がありました。
二人が共に写った写真がきっかけで交際が噂されましたが、「韓国に住む親しい日本人の一人」として否定しています。
このとき「彼女はもう3年いない」と答えていました。
(秋葉里枝は2016年韓国人歌手と結婚し、現在1児の母となっています)
モデル ハンヘジン
2011年1月トップモデルのハンヘジンと空港で食事をしているところをキャッチされ、熱愛報道となりました。
しかし事務所によると「衣料ブランドの広告撮影のため出国するところだった」とのこと。
TシャツにGパンというラフな格好であったにもかかわらず、とても目立ってしまった二人でした。
女優 イエル
2018年5月、女優のイエルとの熱愛報道がありました。
イエルが自身インスタにキムジェウクが寝ている写真を投稿。
二人は演劇「アマデウス」で共演中で、休み時間に寝ているところを撮っただけ、とのことでしたが「上半身裸に見える寝顔」なだけに恋人疑惑が浮上し熱愛報道となりました。
二人はとても親しく、「変顔」だと思いウケ狙いのつもりで投稿しただけのようです。
イエルは恋人関係を否定し、また軽率な行動だったと謝罪しています。
理想の女性についてインタビューで
「理想のタイプを言葉で表現するのは難しい。いいと思うのにどこに理由があるのか。理想とは違うけど、母がこれまでずっと化粧をしなかった。素顔がいい。化粧が似合わない女性がいい」
とのこと。すっぴんがいいんだそうですよ!!!!
キムジェウクのインスタグラム
「蝶の眠り」のオフショット発見!
最後に
80年代後半、当時日本では韓国人に対する差別がひどく、それを子供ながらに感じたそうです。
幼稚園でも友達が一人もおらず、家族以外の他人は自分に温かく接してくれないのが当然だと思っていたとのこと。
そんな中韓国に帰国すると
「日本から来たんでしょ?日本語話してみて。」
「日本から珍しいおもちゃたくさん持ってきたんでしょ?遊びに行ってもいい?」
と日本語ができるということで友達がたくさん集まってきたんだとか。
その後も、特技が日本語だということが人間関係を作るうえで大きな役割を果たし、それが人格形成に影響を及ぼしたようです。
子供のころから二ヶ国語を使って来たという環境が現在の自分を作り上げた、とあるインタビューで語っていました。
筆者は小学校入学前まで日本に住んでいた、というほかの韓国人を知っていますが、こんなに上手じゃありません。
キムジェウクは韓国に帰国後も日本語に触れる環境であったか、忘れないように努力したのではないかと思います。
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