ホジュン宮廷医官への道|あらすじ・登場人物キャスト・最終回感想

 

韓国ドラマホジュン宮廷医官の道

時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督の最高傑作と名高い歴史的ヒット作!

朝鮮一の名医として名高いホ・ジュンの一生を描いたヒューマンドラマです。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像https://entertain.naver.com/より)

 

 

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目次

ホジュン宮廷医官への道キャスト一覧

全64話

BS日テレにて放送中~(2020/3/26まで)

平均視聴率:47.1%
(2000年以降で1位)

最高視聴率:65.6%
(歴代2位)

放送年度1999年11月から2000年7月まで韓国で放送

演出:イ・ビョンフン
「宮廷女官チャングムの誓い」
「イ・サン」
「トンイ」など

脚本:チェ・ワンギュ
「総合病院」
「オールイン運命の渦愛」
「朱蒙(チュモン)」など

【ホ・ジュン役】チョン・グァンリョル
内医院の医員。両班の庶子。

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【イェジン役】ファン・スジョン
医女。ユ・ウィテに引き取られ育つ。

 

【イ・ダヒ役】ホン・チュンミン
ホ・ジュンの妻。謀反人として追われ亡くなったイ・ジョンチャンの娘。

 

【ユ・ウィテ役】イ・スンジェ
山陰でユ医院を営む医師。ホ・ジュンの師匠。

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【ユ・ドジ役】キム・ビョンセ
ユ・ウィテの息子でホ・ジュンのライバルの医員。

 

【イム・オグン役】イム・ヒョンシク
ユ・ウィテの一番弟子だが医術はイマイチ。

 

本作は2000年以降のドラマとしては平均視聴率1位、最高視聴率は歴代2位の記録を持つ大ヒット作で、これは時代劇史上最高視聴率となります。これによりイ・ビョンフン監督は”時代劇の巨匠”と呼ばれるようになり、その後も幾つものヒット作を生み出していきます。

脚本家のチェ・ワンギュさんも大物として知られており、本作以外にもイビョンフン監督とタッグを組んだ「商道(サンド)」や「オクニョ」といった作品をはじめ、時代劇以外でも多くのヒット作を手掛けています。

本作は国民の半分が見たとされる大ヒット作なので、当時はホジュンシンドロームと呼ばれる社会現象となり、メインテーマとなる漢医学の人気が急上昇したほか、大学の漢医学科を目指す人も増えたほどの一大ムーブメントとなりました。

2013年に放送されたドラマ「ホジュン〜伝説の心医〜」は本作のリメイク版。

主演は本作出演により大ブレイクを果たした名優チョン・グァンリョルさん。

これにより2000年MBC演技大賞で大賞を獲得しています。ちなみに、イ・ビョンフン監督作品である「オクニョ」ではヒロインの師匠となるパク・テス役として出演し話題となりました。

本作の登場人物は数多くいるのですが、大ベテランのイ・スンジェさん、ピョン・ヒボンさん、ユン・ヨジョンさんといった方から、今や主演クラスとなったキム・ヘスクさん、ホン・ウニさん、イ・ユリさん、子役としてペク・ソンヒョンさんやリュ・ドクファンさんが出演していたり、他にもイ・ビョンフン作品の常連俳優も多数出演していますので、キャスティングの豪華さにも注目していただきたいです。

本作のOSTは、イ・ビョンフン作品ではお馴染みの音楽家イム・セヒョンさんが出掛けています。 「チャングム」「イ・サン」「トンイ」なども担当しており、それらの作品のファンなら本作の音楽も気に入ること間違いなし!

 

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ホジュン宮廷医官への道あらすじ

両班の子として生まれながらも、母親が低い身分の妾であったホ・ジュン(チョングァンリョル)。

頭も良く度胸もあったジュンでしたが、差別と抑圧を受けたことから荒んだ生活を送るようになります。

しかし、ある日イ・ダヒ(ホンチュンミン)という運命の女性と出会ったことからジュンの人生は一変。

しかしダヒの父は反逆者として追われており、ジュンは二人に荷担したことから母親と共に故郷を追放されてしまったのです。

その後、山陰(サヌム)という村に逃れてきたジュンたちは、その地で貧しい人々に医術を施していたユ・ウィテ(イスンジェ)という医師と出会うことに。

彼に師事したジュンは、そこでウィテの息子でライバルとなるドジ(キムビョンセ)や医女イェジン(ファンスジョン)と出会い、辛い下働きやいじめの日々を乗り越えて真の心医を目指すようになります。

ある日、ダヒと再会したジュンは彼女を妻として迎え、より一層医術の道に打ち込むようになります。

しかし、ジュンの前には幾度も困難が訪れ・・・。

 

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ホジュン宮廷医官への道みどころ

本作は1500年代の朝鮮を舞台とした医療ドラマで、「宮廷女官チャングムの誓い」などで知られた巨匠イ・ビョンフン監督による最高傑作です!

韓国時代劇が好きなら必ず通る作品であり、現在の韓国時代劇と比べると過剰な演出や愛憎劇の要素が少ないのも特徴といえます。

イ・ビョンフン監督には多くのヒット作がありますが、本作がそれらの源流とも呼べる作品であり、ドラマチックな展開に魅力的なキャラクターたち、多くの人たちの共感を得る感動も兼ね備えています。

医学を通して人間ドラマを描きながらも、この時代特有の身分の差や、差別にも負けない主人公の成長を描き、現代の医療ドラマよりも強い人間味がある作品になっています!

 

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ホジュン宮廷医官への道感想・評価

このドラマは今から約20年前の作品ですが、この中には古き良き日本のドラマの魅力が詰まっていました。それは努力、根性、義理人情といったものや、親を敬う心といったもので、これは日本人が見ても共感できる要素だと思います。

愛人の子として生まれたせいで、頭はいいのに荒んだ生活を送っていた主人公が運命の相手と出会い(妻や師匠)医師を目指していくようになるというのは成長ドラマの王道で、誰が見ても共感できる内容になっています。

私的にはヒロインがいじめられるのを見るのが苦手で、韓国時代劇ではそういったタイプが多く敬遠していたんですが、本作の場合は男性主人公がいじめられながらも成長し立派な医師になっていくというもので、女性を主人公としたドラマよりも見やすいと感じました。

ただ近年の時代劇のような派手さはなく、医療ドラマといっても現代劇のようなスタイリッシュさも当然ないので、見る人によっては退屈に感じてしまうかもしれません。主人公がイケメンでもないですし、周りに女性がいてもベタな三角関係になることもないですし、中盤になるまでなかなか盛り上がりを見せないのも辛いところ。

とはいってもイ・ビョンフン作品でお馴染みの脇役たちによるコミカルなドタバタ劇をはじめとした人間ドラマの面白さは健在なので、そういったテイストが好きなら楽しめること間違いなしです!

最終回は?

最終回は、「トンイ」が最後に民と共に暮らすのを選んだように、ホ・ジュンも野に下り山陰の地へと帰ってきます。

ここまでドラマを見続けて来た人なら感慨深いことこの上なく、最後まで一医官であり続けたホ・ジュンの姿に感動させられます!

 

まとめ:巨匠イ・ビョンフン監督の代表作といえばこれ!監督のファンであれば必見のドラマですし、昭和のドラマのテイストが好きなら見て損はないでしょう。

2013年の「ホジュン〜伝説の心医〜」を見た方ならオリジナルである本作と見比べてるのも面白いと思いますよ!!

 

最後に

身分の低さや様々な苦難を乗り越えて伝説的名医という地位に上り詰めた男のサクセスストーリー!

韓国時代劇が好きなら見ておいて損はない歴史的名作ですよ。

 

2013年のリメイクはこちら

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