韓国ドラマにハマる理由を考察!日本にはない中毒性と特徴とは?

韓国ドラマにハマるのはなぜ?

今や韓流ブームという言葉は使わなくなりましたが、それは韓流ブームが去ったからではなく定着したからだと思います。

『私の頭の中の消しゴム』の様な日本で大ヒットする韓国映画は久しく出ていませんが、韓国ドラマに限っては地上波やBS、専門チャンネルなど放送枠は数多く、レンタルショップに至っては海外テレビドラマを圧倒するスペースがとられていることも希ではありません。

では、何故日本でここまで韓国ドラマが定着したのかを考えてみたいと思います。

 

 

ハマりやすい理由の1つとして、レンタルしたりBS放送されているものを見ると、1週間待たずとも続きが見れるので夢中になりやすいということもあると思います。

その他の理由として以下を考えてみました。

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目次

1、日本と比べドラマの放送数が多い

韓国の全国ネットの地上波局は4つで、その内一つは教育専門なのでドラマが見れるのは3つのみなんですが、放送枠も多く週に二回放送されるのが普通で16~20話のドラマなら2ヶ月で終わる計算なんです。

その他にも平日毎日放送される日本で言う朝ドラ的なものや、週末放送ものなど数ヵ月に渡り放送されるものなどバリエーションもさまざま。

この放送局3局だけでも年間かなりのドラマを制作しているんですが、それに加えて韓国はケーブルテレビの利用がごく一般的でそのチャンネル数も多く、近年そちらのドラマが地上波を凌駕する(トッケビや応答せよシリーズなど)ことも多くなりました。

数えて見ると大体1シーズンに30タイトル位のドラマが放送されていることになります!

これだけあると、視聴者の希望に添える作品も見つかりますよね。

2、1話あたりの放送時間が長い

しかも、韓国では放送中にCMが入れられることは禁止(だから作中にタイアップらしき商品がたびたび登場する)なので、日本のようにCMばかり入って1時間放送の内40~45分しかドラマ放送がない!なんてこともなく、ドラマに集中して見ることができます。(日本での放送時はカットされたり、CMが入ることになりますが)

しかも16~20話位のドラマだと1話あたり60~70分あり、たっぷりとドラマの世界に浸れるんです。

近年の日本のドラマだと10話前後で終わってしまうので、せっかく面白い作品があっても物足りなく感じてしまいます。

 

 

3、様々なジャンルの作品がある

これだけの作品数が制作されている韓国だと、ドラマのジャンルも様々なものがあり視聴者側に選ぶ余裕があるのも特徴です。

ただ、基本様々なジャンルの要素を1つのドラマの中に入れた作品が多いのも韓国ドラマの特徴で、恋愛、サスペンス、ヒューマン要素の”どれがメイン”で作られてるかの違いになります。

近年はケーブルテレビドラマで一つのジャンルに特化したドラマを制作することも多く、地上波では作れなかった作品が登場してきており、これによってバリエーションの幅が広がることになりました。

それに伴い、これまでに韓国ドラマを見ていなかった人を獲得する要因となっています。

4、似た要素の作品も多い

前に気に入って見ていたドラマが終わってしまい、次に見るものがない!なんてこともよくあることですが、韓国ドラマは定番のラブコメやサスペンス、メロドラマ、ファミリードラマ、医療ドラマ、時代劇などが毎シーズンどこかで放送されているので、一つの作品が気に入ると類似作品が容易く見つかり、作品終了のロス感が他の作品で補える!という利点もあります。

 

 

5、出演者でドラマを選べる

更に、気に入った俳優やアイドルを見つけると、その他の出演作品も見たくなるので、一つのドラマを見ただけで終了となりにくい!という点もあるかと思います。

それに対応出来るだけの作品数があり、地上波以外にもケーブルテレビやウェブドラマなどとドラマの枠自体が増えているのも大きいですね。

日本のように話題優先なキャスティングより実力も伴った人が起用されているため、アイドル主演であってもしっかりとした作品を楽しむことが出来ます。

6、日本のテレビドラマの衰退

日本のテレビドラマは年々放送話数が減っているのもあり、あっけなく終わってしまったり、無理に短い中に詰め込まれたりしてる感もあり、昔と比べると明らかに面白くなくなっている印象です。

邦画も同様ですが、多くの作品がマンガ原作や小説のドラマ化が多く、オリジナルドラマのドキドキ感や続きが気になって仕方ない!なんて作品が少ないというのも原因かと。

それと比べると、韓国ドラマはその作品の世界観を楽しめるだけのボリュームがあり、視聴者の要望に答えられるだけのタイトル数もあります。

日本のように1話完結ドラマ(見逃しても問題ないため、ハマる要素とは逆といえます)が増えたり、無駄にシリーズ化されたり、映画化されるのも圧倒的に少なく、ちゃんとそのシーズンで物語に決着をつけてくれるのも、続編を見越して結末を曖昧なままにした日本のドラマと比べると嬉しいところ。

勿論、韓国ドラマでもつまらないものや、お決まりのパターンを繰り返すだけの作品もありますが、日本で殆ど見られなくなった連続時代劇の代わりになっているのが韓国ドラマであるとも言えます。

つまり、ドラマ好きの要望に答えられる作品が韓国ドラマにはあるということだと思います。

 

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