2017年の韓国ドラマNo.1ヒット作!
イ・ドンゴン×チョ・ユニ共演で贈る、昔ながらの洋服店を舞台としたヒューマンラブストーリーです。
キャスト、あらすじ、感想、みどころ、遺作となったキャストについてまとめました。
月桂樹洋服店の紳士たちキャスト/視聴率
原題:月桂樹洋服店の紳士たち
全54話
U-NEXT全72話
平均視聴率:28.2%
最高視聴率:36.2%
放送年度2016年8月から韓国で放送
演出:ファン・インヒョク
脚本:ク・ヒョンスク
【イ・ドンジン役】イ・ドンゴン
【ナ・ヨンシル役】チョ・ユニ
【ペ・サムド役】チャ・インピョ
【ソンジュン(ソン・テピョン)役】チェ・ウォニョン
【カン・テヤン役】ヒョヌ
【ドンスクの娘役】ピョ・イェジン
【イ・ドンスク役】オ・ヒョンギョン
【ポク・ソンニョ役】ラ・ミラン
【イ・マンスル役】シン・グ
【チェ・ゴッチ役】キム・ヨンエ
本作は2016~17年かけて韓国で放送されたドラマで、平均視聴率28.2%を獲得し2017年の韓国ドラマNo.1ヒットとなった作品です。
このドラマで知り合ったイ・ドンゴンさんとチョ・ユニさんが、のちに結婚したことでも大きな話題となりました。
OST情報
本作のOSTで注目なのは、チェ・ウォニョンさんが歌手役で出演していることもあり、彼が役柄を通して歌うダンストロット風の曲が印象的です。音楽監督いわく「プロの歌手を脅かし程の歌唱力を発揮した」とのこと。
【月桂樹洋服店の紳士たち】あらすじ
「月桂樹(ウォルゲス)洋服店」は100年を越える歴史のあるオーダーメイドスーツ専門店。
この店の主人であるイ・マンスルは腕利き職人として知られ、代々受け継いだ店を経営してきました。
しかし、一人息子のイ・ドンジンは店を継ぐつもりはなく、結婚相手の父親が会長のアパレルメーカーの副社長となっていました。
そんな中マンスルは、月桂樹洋服店がの後始末をお願いする置き手紙をし、姿を消してしまったのです。
一方のドンジンは、会長が亡くなった後アパレルメーカー・ミサアパレルの代表になるはずでしたが、策略によって代表就任を阻止されてしまいます。
それにより、月桂樹洋服店の再起と父が戻ることを信じて、テーラーとしての挑戦が始まることにまるのでした!
「遺作」になったキャストとは?
本作では主人公のお母さん役だったキム・ヨンエさんが、病魔に侵されていたにもかかわらず体当たりの演技を披露されていますが、残念ながらこれが遺作となりました。
韓国ドラマのお母さん役としてお馴染みですが、近年の『キルミー、ヒールミー』や『ドクターズ』などにも出演されていて広く知られています。
【月桂樹洋服店の紳士たち】みどころ
基本の流れは、昔ながらの老舗洋服店を4人の男たちを中心に建て直していくというもの。
元々技術も歴史もある店だったんですが、一人息子は店を継ぐつもりはなく父親も謎の失踪をしてしまいます。
別のアパレル会社で働く息子、漫画喫茶を営む長女、本当の娘のように店主夫婦を見守るヒロインや、高い技術力を持っているが経営には向かなかった弟子に、ヒロインの親友である就活生、そして旬を過ぎた歌手など個性的な面々が集まってきて力を合わせて店を守ろうと奮闘していくことになります。
それぞれに訳ありな人物たちが、もがきながらも時分を見つめ直し愛をも知っていくドラマは、笑いと涙と温もりのあるもの!
単純に言えばホームドラマなんですが、4人の男が中心となって店を守り立てて行くというのが本作の特徴です。
ホームドラマというだけあって、老舗の跡取り問題や父娘の確執といったもの、息子が結婚した先の後継者争いなどの定番なものに、登場人物たちの恋愛模様なども描かれます。
ということはお決まりの母親の反対シーンなども出てくるんですが、想像より激しくなく憎めないキャラというのは珍しいかもしれません。
そしてチェ・ウォニョンさん扮するソンジュンの歌唱力も想像以上のものなので注目してみて下さい!
【月桂樹洋服店の紳士たち】感想と評価・評判
週末ドラマあるあるかもしれませんが、最初はグダグダした展開な上にテンポも遅くとなかなか面白くなりませんでした。
話が長い分間延びしたりするのは長期放送ドラマの特徴かもしれませんね。
しかしスロースターターなのを我慢して見続けると徐々に面白くなってきます。
普段こういったホームドラマを見ない人からすれば、ほのぼのし過ぎのように思えるかもしれませんが、だんだんその感じがクセになってきます。
数多くある週末ドラマの中でも良作に属する作品だと思うので、普段こういった長いドラマを見ない人の入門編としておすすめ出来ます!
キャストも豪華で有名な人が多く出演していますし、恋愛模様も何組も見ることが出来てその成り行きを拝むためだけに見ても楽しめますよ。
ただ、主人公の恋愛はイマイチなんです。
しかし、他のカップルの恋愛やキャラクターが面白いのでそちらに期待してみて下さい。
最後に
この手の韓国ホームドラマは、毎回いびられるヒロインやギャーギャーとうるさい姑などを見るのが辛くて苦手だったんですが、本作はそういった要素が必要以上に入っていないのが良かったです。
もちろん、そういう定番の展開を見てあーだこーだ言うのが楽しいという人も多いんでしょうが、そういうのが苦手で食わず嫌いする人が多いのも確かで、そういう方々にオススメします。