トジハンは彫りの深いエキゾチックな顔立ちが印象的で、2016年ドラマ「花郎(ファラン)」に出演し、注目を浴びました。
新人かと思いきや俳優歴は9年目!
プロフィール、ハーフ疑惑、花郎ファラン秘話、熱愛彼女、兵役、インスタなどをまとめました。
(トップ画像starnewsより)
トジハンのプロフィール
도지한(都枝寒)
1991年9月24日
大田市出身
180cm
65kg
A型
兄弟:妹が一人
特技:中国語・水泳・ギター・ドラム
2009年ドラマ「姫が帰ってきた」でデビュー
大田で幼年時代を過ごし、小学生のときから始めた水泳で、高校生になる前まで6年間選手として活動していました。
俳優を目指したきっかけは特にないとのこと。
ただ、子供のころから映画鑑賞が好きで、ある日突然映画を観ながらふと演技をしてみたいという思いを抱きました。
不安より期待がふくらみ、俳優になることを夢見るようになりますがご両親は大反対。
なんと父方の伯母さんがいる中国へ送られ、そこで2年間留学生として過ごしました。
お父さんとしては他の事に目を向けてほしいという思いだったのかもしれません。
ご本人の希望で行ったわけではありませんでしたが、中国留学時代は外国人の友達と多く付き合い、旅行したり美味しいものを食べたり、とても楽しかったのだそうです。
帰国後、それでも俳優になること以外は夢見られなかったトジハンにお父さんも折れたのか、知り合いを通じて芸能事務所の代表と会う機会を作ってくれました。
そのときお父さんは
「その方が俳優に向いてないと言ったらあきらめるんだぞ」
と言ったとか。そんなお父さんの期待(?)とはうらはらに事務所の代表は「ソウルに連れて行きたい」と答え、それから俳優の道を歩むことになりました。
2009年18歳でドラマ「姫が帰ってきた」でデビュー。
その後、いくつかのドラマや映画に出演しましたが特に注目を集めることはありませんでした。
2013年ドラマ「パスケットボール」の後にスランプに。
エネルギーがなくなり、たくさん悩んだそうです。
それについて「ただ時間が解決してくれた」と語っています。(http://www.maximkorea.net)
このときの経験を経て「結果が重要なのではなく、その過程が大事なのだ」と思うようになったとか。
当時は思うような結果を得られず、幼心に傷ついてしまったのですね。
2016年ドラマ「花郎(ファラン)」に出演。この作品はトジハンの代表作といえ、広く大衆に知られる機会となりました。
ト・ジハンが俳優になるのを反対していたというご両親も今は応援してくれ、ドラマのダメだしをしてくれるのだそうです。
現在は?
花郎のあと、
2017年「むくげの花が咲きました」
2018年「100日の郎君様」
に出演後、ドラマ出演歴がありません。さらに
2020年映画「不良な家族」
2021年演劇「扮装室」
の後は、俳優としての活動履歴がありませんでした。
2024年3月1日、プロボクサーとしてデビュー戦でタイの選手と対戦。
惜しくも判定負けとなりましたが、久しぶりの近況の芸能界も驚きのニュースとなりました。
芸能界や俳優引退ということではないようで、今後は二足の草鞋ということになるようです。
トジハンはハーフなの?
彫りが深くてぱっちりした二重の目が欧米風で、ハーフなのか?と思われる方もいらっしゃると思いますが、そういった情報はありません。
いわゆる韓国っぽいお顔立ちではないにもかかわらず、時代劇が似合う俳優とも評価されています。
それについてご自身も
「そういわれるとは意外だった」
と話しています。
韓国芸能界にはハーフと思うような掘りの深いお顔立ちのかたがたまにいますね。
イドンウク、オジホ、イエリヤやMOMOLANDデイジーもハーフ疑惑がありますが、生粋の韓国人だそうです。
花郎(ファラン)裏話!
トジハンは花郎では「気難しい性格だけど、恋人の前では恥ずかしがり屋」というバンリュ役を演じました。
この作品に出演した俳優たちがみな「同世代の俳優が大勢集まるドラマは珍しい。とても楽しい現場だった」と語っています。
花郎のうち、最年長のパクソジュンは1988年生まれ、最年少のキムテヒョン(防弾少年団V)は1995年生まれで、あとの4人は1991年生まれの同級生でした。
シャワーシーンを撮影した後、なぜか強い友情が芽生えて(!?)、その日みんなで飲みに行ったことも。
女性共演者とは現場で親しくなりましたが、外で同席すると何かと噂になりやすいため、集まるのはいつも6人の花郎たちだったとか。
同じ世代の人が集まるとライバル心も芽生えそうなものですが、一切そういう雰囲気がなく、幼なじみの様に親しくなれたのはパクソジュンのリーダーシップとテヒョン(防弾少年団V)の愛嬌だったといいます。
撮影開始前にパクソジュンがみんなを集めて飲み会を開催。
「このドラマの成功は自分たちのチームワークにあるから」
と最年長者としてまとめてくれたのだそうです。
花郎は1500年前の新羅時代が舞台であるため、馬に乗る場面が多々あり、そのため撮影前にみんなで乗馬や剣を扱う方法を習いました。
パクヒョンシクは子供のころ剣道をしていたため、剣を扱う場面が素晴らしかったのだとか。
トジハンは撮影のエピソードは?と聞かれ、「花郎たちの公演シーン」を挙げました。
アイドルグループZE:Aのパクヒョンシク、SHINeeミンホ、防弾少年団のキムテヒョン(V)はダンスが得意ですが、トジハン、パクソジュン、チョユヌはダンス未経験。
練習時間が足りない中で、アイドルたちが熱心に教えてくれて、本番はミスがなくうまくいったとのことです。
トジハンは記憶に残るシーンとして、イ・ダインとのキスシーンを挙げています。
「私たちがメインラブラインではないので、分量は多くはなかったけど、それでも撮影前にお互い話し合って理解しあった上での撮影だったので、気楽にできた。実はこの撮影当日は特に暑い日で、さらに自分も徹夜明けでとても疲れていた状態だったため、相手のダインさんとPDさんと早く撮ってご飯食べて少し休もう、ってことで臨んだシーンだった。気温が上がる前に終えなきゃという思いで集中してすぐ終えた(笑)」
このキスシーンは話題となり、バンリュとスヨンのカップルは視聴者に愛されました。
最年少のテヒョン(防弾少年団V)はこの作品が演技初挑戦でした。
それだけに共演者の先輩方にアドバイスをたくさんもらったのだそうです。
トジハンは最年少のテヒョンが甘え上手でかわいかったと語っています。
「テヒョンは本当にかわいかった。テヒョンの宿泊施設と私の家が近かったため、私とパクソジュン兄貴に連絡して(演技を)見てほしいってこともあった。恥ずかしがったりすることもなく近づいてきてくれてよかった。いとこが防弾少年団が好きだから一緒にコンサートにも行った。テヒョンとは本当にいい関係になったと思う」
ドラマ撮影後も、グループチャットで連絡したり、月に一度は花郎の6人が集まって遊んでいるのだとか。
花郎は期待されたほど視聴率を上げることはできませんでしたが、「この作品に出演できて本当によかった」と共演者がみな語るほど深い絆が生まれたようです。
トジハンの熱愛彼女は?
あまり注目されていない期間に彼女がいたかもしれませんが、これまでの熱愛報道はありません。
恋愛に関して過去インタビューで答えていたのでご紹介します。
ファーストキスは18~19歳(韓国年齢)ごろ、現在彼女はいないとのことです。(2017年2月)
「昔はルックスはソンイェジンさんが理想でした。今はある程度年齢を重ねて、ルックスよりお互いに束縛されず自由な恋愛をする女性が好きです。私がそういうスタイルなんです。恋愛しながらいつも相手の望むことに盲目的に合わせる事はできないでしょう。恋愛しながらもお互いの生活を尊重し、楽に付き合うのがいいと思います。」(2017年2月)
公開恋愛については
「恋愛を公開するかどうかについては相手の意思が重要だと思います。相手が公開したくないといえば隠すし、公にしたほうがいいといえば公開恋愛も悪いとは思いません。もちろんあえてわざわざ熱愛を見せる必要はないと思いますが、事務所側さえよければ、明らかになっても否定する必要はないんじゃないかと思います。」(2017年2月)
結婚はいつごろしたいかと聞かれ
「まだ明確な考えはない。最近では一人暮らしも悪くないと思う」(2017年2月)
と答えています。
トジハンの兵役は?
ご本人は
「もし19~20歳ごろに戻れたら、軍隊に行っておきたい」(2017年2月http://the-star.co.kr)
と答えていました。
花郎で兄貴として親しかったパクソジュンは大学1年生のとき、デビュー前に入隊しています。
この発言にはパクソジュン兄貴の経験談の影響もあるかもしれないですね。
その後、2018年12月に入隊し2020年8月に除隊しました
インスタグラムとツイッター
うちの末っ子、お疲れ様!これから来る春の日が暖かくありますように
みんなで防弾少年団のコンサートに行ったのかしら?
俺たちもベストカップル賞とろうぜ!
SHINeeのミンホとは特に親しくなった、と多くのインタビューで答えていました。
最後に
人気俳優より「ぶれない俳優」になりたいというトジハン。
どのインタビューでも尊敬する先輩俳優としてアンソンギ(65歳)を挙げています。
デビュー初期の作品でかわいがってもらい、演技に対する姿勢や周りへの配慮などたくさんのことを学んだのだそうです。
80歳になっても俳優トジハンでいたいと語っており、今後も実力派俳優としての道を歩むことと思います。