チェオクの剣【韓国ドラマ】キャスト・あらすじ・感想!ハジウォン

チェオクの剣

チェオクの剣はハジウォン、イソジン、キムミンジュンというベテラン俳優たちの初期のころの作品です。

キャスト、あらすじ、感想、みどころ、視聴率などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

チェオクの剣キャスト・視聴率

全14話

平均視聴率21.6%

最高視聴率26.7%

放送年度2003年7月から韓国で放送

演出:イ・ジェギュ

脚本:チョン・ヒョンス

【チャン・チェオク役】ハ・ジウォン

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本作はフュージョン時代劇というジャンルを作り出した作品でもあり、主役の3人に時代劇初挑戦の新人を抜擢したことでも注目を集めました。

主役の一人をを演じたキム・ミンジュンは本作でドラマデビューとなります。

ドラマを見た後にこの事を知ったのですが、デビュー作とは思えない貫禄と見事な演技を披露しています。

チェオクの剣あらすじ

物語の舞台は17世紀末の朝鮮時代。

両家に生まれながらも父が謀反の濡れ衣を着せられ一家離散となり、混乱の中で兄とも生き別れてしまいます。

その後チェヒ(ハ・ジウォン)は官婢となり、側室の子として不遇の日々を送っていたファンボ・ユン(イ・ソジン)と出会います。

二人は兄弟のようにお互いを思い合い、山での厳しい修行にも耐え抜きます。

その後は研いた武術が認められ、左捕盗庁で働くことになります。チェヒも名前をチェオクとし、茶母(タモ)としてユンに仕えるのでした。

きむとま
茶母(タモ)とは官庁に仕える下働きの女性のこと。ハ・ジウォン、イ・ソジン、キム・ミンジュンという大スターの共演に注目!

チェオクの剣 見どころ

やはりハ・ジウォン、イ・ソジン、キム・ミンジュンが演じる3人の関係と恋愛ドラマに注目でしょう。

ストーリー的には朝鮮時代を舞台とした刑事ドラマのような感じもあり、チェオクの独断専行に左捕盗庁の面々は困りながらも、その実力には信頼を寄せており、茶母でありながらも妹のように心配しているのが微笑ましいです。

国を守る立場のチェオクとユン、民のために国を変えようとしている盗賊の頭チャン・ソンベク、そして影で画策する朝廷の権力者が激しく戦い合うドラマであり、そこに愛情や信頼関係を描きつつ、悲しい運命に翻弄されていく様を14話という短い中にギュっと凝縮しています。

時代劇というと、何十話もあるすごく長い作品が殆どですが、この作品ではテーマを絞って簡潔で分かりやすく表現しています。

きむとま
時代劇に興味はあるけど、長いから取っつきにくい!と感じている人にはピッタリ!

チェオクの剣感想・評価・評判

放送当時はアクションシーンが売りの作品でもありましたが、今見ると空を飛びすぎたりほぼ空中に浮いてたりと、突っ込みどころが満載で残念なものとなっています。

中国のワイヤーアクションや武俠ドラマの影響が多分に見えつつ、それには遠く及ばす普通の剣劇を見せてくれたらと思うばかり。

ドラマの流れや、短い中で語られたテーマは面白いのに、ヒロインのキャラクターがどうも好きになれません。

女性が見たら違うのかもしれませんが、自分勝手に行動しすぎたり、特に国を思って仕事をしているわけでもないから自分の感情を優先させたり、ユンとソンベクの間を行ったり来たりするのも気にくわない。

そういいながらも、非常に人間的と言えるのかもしれません。

チェオクは勿論のこと、ソンベクに嫉妬するユンや、敵と知りながらチェオクを斬れないソンベクもそう。

ありきたりのパターンが展開される時代劇ドラマよりも新鮮かもしれないです。

韓国内では今でも「これを超える史劇はない」「15年経った今も古臭くない」「この作品を知らない10代の子に見せたい」という意見も多いんです。

元泥棒のチュクチや、チェオクの同僚のウォネにチュワン、更に盗賊の面々など魅力的なキャラクターも沢山いて、人間ドラマに重きを置いた作品だと思いました。

まとめ:今や大物となったスターたちが、初めての時代劇にして抜群の存在感を発揮した作品です!アクションシーンは今見ると残念なものとなっています。

最後に

ドラマ放送当時、もしくはあまり中国や香港のアクションを見ない人からすれば、傑作と呼ばれる作品なのかもしれません。

しかし、『グリーン・デスティニー』だったり、チャン・イーモウ監督の『HERO』などの芸術的なワイヤーアクションと比べると、残念としか言いようがありません。

物語の内容に重点を置いてみてほしいですね!

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