ソ・ヒョンジン、イ・ミンギ、イ・ダヒ、アン・ジェヒョン共演で贈る映画「ビューティー・インサイド」を大胆にアレンジしドラマ化したロマンティック・ラブストーリー!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
僕が見つけたシンデレラ キャスト一覧
原題:ビューティーインサイド
U-NEXT全28話
BS11にて現在放送中(~2020/04/12)全20話
平均視聴率:4.19%
最高視聴率:5.18%
放送年度2018年10月から韓国JTBCで放送
演出:ソン・ヒョンウク
「海雲台の恋人たち」
「恋愛じゃなくて結婚」
「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」など
ナム・ギフン
「私の残念な彼氏」
「私が恋した男オ・ス」
「ボイス3」など
脚本:イム・メアリ
【ソ・ドジェ役】イ・ミンギ
ティロード航空の本部長。ソノグループの御曹司。顔面認識障害を持つ。
【ハン・セゲ役】ソ・ヒョンジン
演技力抜群のトップ女優。トラブルメーカーとしても有名。1ヶ月に1度、1週間だけ他人に変わってしまう。
【カン・サラ役】イ・ダヒ
ソノグループ・ワンエアー航空(LCC)代表。ドジェの義妹。
【リュ・ウノ役】アン・ジェヒョン
アルバイトを幾つも掛け持ちするイケメン。神父志望。セゲの幼馴染みで秘密を知る親友。
【ユ・ウミ役】ムン・ジイン
セゲの所属事務所代表兼マネージャー。セゲの秘密を知る親友。
【イ・テリ役】チョン・ジュファン
ドジェの秘書。ドジェに対して辛辣でお金に弱い。
本作は2015年公開のハン・ヒョジュ主演映画「ビューティー・インサイド」をリメイクした作品。
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僕が見つけたシンデレラ あらすじ
トップスター女優として知られるハン・セゲ(ソヒョンジン)は、高い演技力を誇るもののお騒がせ女優としても名を馳せていました。
何度も浮き名を流したり、隠し子がいるとまで噂されていた彼女でしたが、自身が女優主演賞を受賞する会場からも突如逃げ出してしまい、ニュースなどで様々な憶測を呼ぶこととなります。
実はセゲにはある秘密があり、それは月に1週間他人の姿に変わってしまうという特殊な悩みがありました。
その変身のタイミングが細かく分かっていない為、撮影中に突然姿を消したり、仕事をすっぽかしてしまうことも度々で、彼女はトラブルメーカー扱いされていたのです。
一方、セゲがモデルを務めるティロード航空の本部長ソ・ドジェ(イミンギ)は、授賞式を脱走したセゲの行方を探していました。
彼女が病院にいることを突き止めたドジェでしたが、顔面認識障害を持つ彼はセゲのことが見分けられず、お互いに最悪の第一印象を抱くことになります。
そんな中、セゲはドジェにモデル契約の解除を促し、会社内でもセゲをモデルとして起用することに反対の意見が出るのですが、ドジェは彼女をイメチェンさせとある契約を結ばせます。
度重なるスキャンダルでセゲの批判が高まっていく中で、引き続きモデル起用をしたことでドジェとセゲの熱愛説が浮上し、二人はビジネスのためにカップルを演じることにします。
何かと行動を共にし、お互いの秘密についても知るようになった二人は、本当に惹かれていくようになり・・・。
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僕が見つけたシンデレラ みどころ
本作は月に1度他人の姿になってしまう女優と、人の顔が認識出来ない財閥御曹司とが繰り広げるロマンティック・ラブストーリーです。
映画では寝て起きると性別人種に関係なく様々な姿に変わってしまう主人公と、そんな主人公を愛すヒロインとの切なくてファンタジックなラブストーリーというものでしたが、このドラマ版では男女で立場が逆転している他、キャラクターの設定や変身の詳細が変更されていたり、作品のテイストがコミカルになっていたりと大幅の変更はありますが、どんな姿になっても愛することが出来るのかというテーマは共通しています。
その上、二人の主人公以外にも恋愛模様があるのがドラマ版の特徴で、ドジェの義妹サラとセゲの幼馴染みウノとの関係が恋愛に発展するのかや、会うたびに喧嘩しているセゲのマネージャー・ウミとドジェの秘書テリとの関係なくどうなるのかも気になるところ。
そしてドジェとセゲのみならず、ウノとサラにも悩みがあり、ウノは家族から反対されても神父になることを目指していたり、サラは母の再婚により財閥一族の一員となったことで家族に認められようと強がっているところがあり、恋愛だけでなくそういった面もみどころとなります。
更には、セゲの変身後の姿を多くの有名俳優が演じていることもあり、次は誰が登場するのかにも注目ですし、ヒロインの姿が変わることでドラマのテイストに変化が起きるのも本作ならではの特徴になっています!
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僕が見つけたシンデレラ 感想・評価
まずはじめに、私はハン・ヒョジュ主演の映画版が大好きです。
それをドラマ化することで印象が変わってくるのは仕方がないことなのですが、男女が逆になったのはいいとしても変身の設定がストーリーの都合に合わせたようになってしまっているので、見た目が変わることにより人と密に関われない悲しさや(映画では元の姿がなく毎日別人になります)、普通の社会生活を送れない辛さ(部屋にこもって家具を作るのを仕事にしています)などが伝わって来ないんです。
映画ではヒロインはごく普通の人だったので、主人公の秘密を知った衝撃やその後の悲しい別れなども琴線に触れるものだったんですが、本作ではドジェが顔を認識出来ない為その衝撃は薄いですし、セゲとドジェは有名人な上にお金持ちなので自分に置き換えて共感出来るところも少ない印象でした。
二つの違いとして一番大きいのは作品のテイストの違い!映画がファンタジー要素が強いのに対して、ドラマは韓国のラブコメドラマによくあるパターンに映画の要素を取り込んだものになっていて、正直なところ「猟奇的な彼女」のドラマ版並みに落胆しました。
・・・とまぁ映画版がものすごく好きだった私からすると、このドラマをリメイク作品だとは言って欲しくないのですが、これはあくまでも映画版を先に見た者としての意見なのでドラマ版単体の意見としてはちょっと違うかもしれません。
しかし、ドラマの最初の方であらかた不満を述べたのちに見続けた感想としては、映画をアレンジしたドラマとして考えるとそれなりに面白かったと思います!
これが映画版を引き伸ばした感じの作りになっていたとするとそれはそれで不満に感じたことでしょうし、そう考えるとこのシフトチェンジはある意味正解だったのかもしれません。
そう思って見ると二人の恋愛下手なところやツンデレぶりなどは王道でしたし、サラとウノの恋愛も本筋に負けないほど魅力的でした。特にサラのクールさがウノによって変わっていくところや、最初の嫌な印象から可愛らしく変化してくるのも面白かったです。
そして、財閥や芸能界などを描きながらも悪人が登場しなかったり、恋愛を反対されるベタな展開が無かったのも好印象でした。
更に、恋愛によって人として成長したり、家族としてうまく行くようになるのも見ていて気持ちのいいものでした。
というように、このドラマは映画との関係を気にせずに見た方が断然楽しめますね!
最終回は?
映画では、いなくなってしまった主人公をヒロインが探し出し、全てを受け入れてハッピーエンドを迎えましたが、本作のラストはよくあるパターンのハッピーエンドとなりました。
映画と違うのは、ドジェとセゲの特種な病気が治りそうな感じになっている点で、この点がテーマである「見た目にこだわるな!」というものと矛盾している気がしてイマイチピンと来ませんでした!
普通のラブストーリーなら良かった良かったとなるのですが。。。
まとめ:オリジナルである映画版と比較すると不満だらけ!という感想になりますが、全くの別物として考えるとユニークなラブコメだったと思います。
私的には断然映画版が好みですが、あなたはどっちが好みですか?