白頭山大噴火【韓国映画】キャスト・あらすじ・評価・感想

 

韓国映画白頭山大噴火

イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジら豪華俳優陣共演で観客動員825万人超えの大ヒットとなったディザスター・パニック超大作!

キャスト、あらすじ、感想、レビューなどをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

白頭山大噴火【韓国映画】キャスト一覧

2019年12月19日韓国にて公開
(日本公開日2021年8月27日)

観客動員数:約825万人

上映時間:128分

監督:イ・ヘジュン
「彼とわたしの漂流日記」
「22年目の記憶」など

キム・ビョンソ

脚本:イ・ヘジュン、キム・ビョンソ、
カク・チョンドク、キム・テユン、イム・ジュニョン

 

【リ・ジュンピョン役】イ・ビョンホン
北朝鮮武力省所属の少佐。

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【チョ・インチャン役】ハ・ジョンウ
韓国軍爆発物処理班大尉。

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【カン・ボンネ役】マ・ドンソク
白頭山噴火を事前に予見し警告してきた地質学者。

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【チョン・ユギョン役】チョン・ヘジン
韓国大統領府 民政首席。

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【チェ・ジヨン役】ペ・スジ
出産間近のチョ大尉の妻。

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本作は名作「彼とわたしの漂流日記」のイ・ヘジュン監督と、数多くの名作やイ・ヘジュン監督作品に撮影監督として携わってきたキム・ビョンソさんが監督と脚本を共同で手掛けたディザスター・パニック超大作です。

韓国国内の観客動員数は825万人超えとなり、2019年公開の韓国映画としては

「エクストリーム・ジョブ」(約1,600万人)
「パラサイト 半地下の家族」(約1,030万人)
「EXIT」(約940万人)

に次ぐ第4位の成績となります。

主演は韓国を代表する名優イ・ビョンホンさんとハ・ジョンウさん。この二人が共演するのは本作が初!

メインキャスト、脇役共に超豪華な作品です。

 

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白頭山大噴火【韓国映画】あらすじ

北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山で観測史上最大の噴火が起き、その影響からマグニチュード7.8規模の地震も発生します。

地震の影響は遠く離れた韓国ソウルにまで及び、ビルは倒壊し橋は崩れ、道路も通行不能になる大災害となってしまいます。

この事態の真相を突き止めるため政府は地震の専門家であるカン・ボンネ(マドンソク)に協力を要請します。

カンによると今後さらなる規模の大噴火が起きると予測され、政府はこれ以上の被害を防ぐため火山の沈静化を図る極秘作戦を計画します。

その計画の実行役に選ばれたのは韓国軍爆発物処理班の大尉チョ・インチャン(ハジョンウ)でした。

その作戦に欠かせない工作員リ・ジュンピョン(イビョンホン)を収容施設から救出するため、部隊を率いて北朝鮮へと潜入したインチャンたち。

しかし、戦闘経験の乏しい彼らの前に次々と予期せぬ事態が起き・・・。

 

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白頭山大噴火【韓国映画】みどころ

本作は、朝鮮半島壊滅の危機を防ぐため無謀なミッションに挑む男たちの姿を描いたディザスター・パニック作品です。

火山の大噴火や都市機能をも停止させる大地震を描いた災害パニック、さらなる噴火を防ぐために北朝鮮で行う潜入ミッション、敵か味方かはっきりしない工作員とのバディムービー、そんな緊急下でこそ際立つ夫婦愛や子供への想いを描いた感動の家族ドラマなど、パニック映画でありながらも様々な要素が盛り込まれた作品になっています。

一番のみどころは大規模災害をリアルに描いた迫力ある映像!

火山の噴火や都市が崩壊していくシーンにはじまり、ビルが倒壊するなかをクルマで走り抜けたり崩れる橋を突破するスリリングなアクションなど、ハリウッド大作さながらのクオリティは必見です。

それでいて韓国作品ならではのコミカルさが盛り込まれていたり、中国やアメリカとの駆け引きなども描くなど、スパイ映画のようなテイストも同時に味わえる作品でもあります!

 

 

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白頭山大噴火【韓国映画】感想・評価

これがハリウッド作品だったならディザスターパニックとして素直に楽しめたのかもしれませんが、韓国と北朝鮮が舞台となるとどこか斜に構えて見てしまう結果になりました。

地震の規模に対しての被害の大きさとか、近くで核を爆発させて無事なわけがないとか、そんな問題ありありのミッションがたったあれっぽっちのアメリカの邪魔だけで済むはずがないなど、突っ込みどころ満載の作品でしたね。

これはエンタメ映画の見方として正しくないかもしれませんが、これ以外にもスッキリしないシーンがいくつもあるんです。

地震研究の権威を実際に地震が起きるまで国は酷い扱いをしてきたのに、いざ地震が起きると手のひら返ししたり(しかも脅迫して)、核を盗んででも作戦を実行しようと進言したり、家族を避難させることをちらつかせて爆破処理の軍人を作戦に引き入れたりと(実際には面倒見れていない)、韓国映画にありがちな政府批判はパニック映画において必要なものでしょうか?

映画の流れ上、爆発処理班だけで北に潜入し重要人物を救出しに行くのは仕方がないとしても、普段銃を使わない隊員たちなので情けない展開ばかりになり、その過程もコミカルに描かれているんです。

これから北の核を盗んで爆破しようというハラハラドキドキの流れなのに、笑いの要素は余計に思えますし、箸休めの演出だとしてもテンションが落ちてしまう結果に。

サスペンスにも笑いを持ち込むのが韓国のお決まりとはいえ、国が滅亡しようかという状況では邪魔としか思えません。

最初から最後までスリリング一直線というのが正解だったと思いますね!

あとはキャスティングに関しても不満があります。

イ・ビョンホンさんの敵か味方か分からない役柄は似合っていましたし、普段は間抜けなのにいざという時には度胸がある隊長もハ・ジョンウさんが上手く演じていました。

しかし、肉弾戦がウリのマ・ドンソクさんが博士というのはもったいないですし(アクションなし!)、ペ・スジさんも身重の妻という役柄なのでちょこちょことしか登場しません。

あとアメリカ軍や中国が介入してくるのに舞台となる北朝鮮は存在感皆無で、国内はもとより核兵器倉庫でも兵士を見かけない(アメリカ軍とは遭遇)というのは無理がありました。

そもそも、火山活動を抑えるために盗んだ核で火山を爆発しエネルギーを相殺するというのはかなり無謀で、作中でも描かれているように国際問題が山盛りで、国の危機を救うためとはいえ北朝鮮のみならずアメリカや中国も敵に回す始末。

しかし、脱落する隊員や様々な妨害と地震による影響などはあるものの、成功しなさそうなミッションのわりにはやけにスムーズにことが運んだりと、ストーリーとしてはかなりご都合主義で荒唐無稽。

設定自体は面白かったのに展開の仕方や過剰演出が足を引っ張る形になっていたと思います。

まとめ:火山大噴火と大地震によるディザスターパニックを期待していたのに、実際には国際問題やご都合主義な展開ばかりが気になってしまう作品でした。

ハリウッド作品のような派手さは無理だとしても、パニック映画らしい映像をもっと盛り込んで欲しかったですね。

こんなに詰め込むことなく火山の噴火を防ぐことだけに注力していたなら、斬新さは無くともパニック映画として高品質な作品になっていたと思います。

最後に

「アルマゲドン」「パールハーバー」といったお涙頂戴作品が好きな人なら感動出来るラストといえますが、個人的には早々に展開が読めていたので「やっぱりね」という感想でしかありませんでした。

とはいえ、色々と文句をつけたものの冒頭のシーンはスケール満載でしたし、地割れが迫る中をバスで疾走したり、主人公たちと中国、アメリカ兵が三つ巴となるシーンもスリリングでした。

ただ、その間の流れがコミカルなせいで作品の緊張感を下げてしまっていたのは失敗だったと思います。

 

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