暗数殺人【韓国映画】キャスト・あらすじ・感想・レビュー

 

韓国映画暗数殺人

キム・ユンソク×チュ・ジフン主演。

実際の連続殺人事件をモチーフにしたクライムサスペンス映画!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

暗数殺人【韓国映画】キャスト一覧

2018年10月3日韓国にて公開(日本公開日2020年4月3日)

上映時間:110分

観客動員数:約400万人

監督、脚本:キム・テギュン
「火山高」
「オオカミの誘惑」
「クロッシング」
「愛の棘」など

脚本:クァク・キョンテク
「友へ チング」「タイフーン」
「痛み」「極秘捜査」「長沙里9.15」など

製作総指揮:クァク・キョンテク

【キム・ヒョンミン役】キム・ユンソク
殺人犯カン・テオの証言を基に捜査を行う刑事。

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【カン・テオ役】チュ・ジフン
恋人殺害の容疑で逮捕された殺人犯。

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【チョ刑事役】チン・ソンギュ
ヒョンミンの相棒刑事。

【キム検事役】ムン・ジョンヒ
カン・テオ事件の担当検事。

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本作は「友へ チング」などで有名なクァク・キョンテクさんが製作と脚本を手掛け、「オオカミの誘惑」や「クロッシング」などのキム・テギュンさんが監督/脚本を手掛けた観客動員数400万人超えの大ヒットサスペンス映画です。

賞レースにおいては、第39回青龍映画賞脚本賞、第55回百想芸術大賞映画部門シナリオ賞など数多くの脚本賞を受賞した他、チュ・ジフンさんもいくつもの主演男優賞を獲得しています。

 

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暗数殺人【韓国映画】あらすじ

恋人殺害の容疑で罪で逮捕されたカン・テオ(チュジフン)は、刑務所の中で別件の殺人について自供を始めました。

その突然の告白を受けた刑事のキム・ヒョンミン(キムユンソク)は、警察内部からの反対を押し切り自らの直感を頼りに捜査に乗り出します。

しかし、事件の証拠はテオの証言以外には一切なく、しかもテオの犯行と思わしき事件にたどり着くも今度は供述を覆す始末で、何度となくテオの言葉に翻弄されていきます。

果たしてテオが告白した殺人事件は真実なのか?それとも弄ばれているだけなのか?そして告白の相手にヒョンミンを選んだ目的とは?

暗数殺人【韓国映画】暗殺とは?

警察が把握している犯罪の件数と実際に起きている件数との差のことです。

 

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暗数殺人【韓国映画】みどころ

本作は2010年に釜山で起きた実際の事件を基にしたサスペンス映画です。

恋人を殺害したことで刑務所に入った犯人が、別件で知り合った刑事に他に7件の殺人事件を犯していると告白したことからはじまり、刑事犯人に翻弄されながらもそれらの事件の真相に迫っていきます。

他の刑事たちが犯人の自白を疑う中で、主人公だけが犯人の自白を信じて捜査を行っていくのですが、その中での犯人との駆け引きや腹の読み合いなどがみどころの作品となります。

犯人からの要望に答えることでさらなる自供を引き出そうとする刑事と、別の事件を捜査させそれを頓挫させることで恋人を殺害した容疑をも晴らそうとする犯人。

この作品は、何か事件が起きて捜査をするという流れではなく、犯人の自供に基づき証拠を探していくという流れになっているのが特徴なんです。

果たして主人公は真偽の分からない犯人の自供から真相にたどり着くことが出来るのか!?

 

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暗数殺人【韓国映画】感想・評価

韓国の他のサスペンスものと比べると地味な印象ですが、事件のスケール以上の面白さがありました!

近年の刑事ドラマは、監視カメラやドライブレコーダーの映像、もしくは音声データといったものを証拠として事件解決に導くものが殆ど。

しかし本作は犯人の証言を基に足で捜査を行い物的証拠を探していくというアナログな捜査方式をとっています。

これは昔の刑事ドラマの定番でありながら、そこにサイコパスな犯人という現代的な要素が加わっているため古臭くは見えないんです。

犯人は計画的に殺人を犯す知能犯という訳ではないものの、記憶力が抜群な上に警察を翻弄する狡猾さも兼ね備えています。

まだ殺人事件として扱われていない過去の犯行を自供し、それを警察に捜査させることで自らの凄さを誇示し、さらには警察の無能さも指摘しようとしてきます。

過去の作品には、時効が過ぎてから自ら犯人だと名乗り出たり、完全犯罪をアピールするために目立とうとする犯罪者なども居ましたが、本作の犯人はこの両方を兼ね備えたタイプだと言えますね。

最終的に証拠映像を発見し事件解決!

というありきたりなサスペンスを見飽きた方にお勧めする秀作です!!

まとめ:キム・ユンソクさんとチュ・ジフンさんの演技合戦が魅力の作品。

実際の事件をモチーフにしていることもあって、都合よく証拠が見つかったり全ての犯行が明らかになるわけではないのがリアルでした。

自らの犯行を自白することで警察を翻弄していくカン・テオの狡猾さに震えろ!

最後に

本作で私が一番グッと来たのは、主人公と犯人のキャラクターですね。

主人公はお金に余裕があるせいか刑事というものに固執していないようですし、だからこそ熱くなりすぎず犯人と対話が出来ました。

一方の犯人は、一見すると自らの犯罪をアピールしたいだけの目立ちたがり屋に見えるのですが、実は警察や法律の粗をついて罪から逃れようとするしたたかさがあります。

本作には犯人を逮捕するために駆けずり回ったり、格闘したりカーチェイスをしたりというような派手な展開はないのですが、事件や犯罪と向き合う刑事のかっこよさが描かれていました。

ただ、ミステリー要素が薄いのは残念ですね!

 

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