CNBLUEのジョン・ヨンファ、チャ・テヒョン主演によるバディコメディ!
天才脳神経科学者とだまされやすい刑事がタッグを組んで犯罪捜査に挑む。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ブレインズ頭脳共助キャスト一覧
原題:頭脳共助
U-NEXT全16話
放送期間:2023年1月2日~2月21日まで韓国KBS2TVで放送
平均視聴率:4.03%
最高視聴率:5.2%
演出:イ・ジンソ
「童顔美女」
「オーケー!グァン姉妹」など
/ク・ソンジュン
脚本:パク・ギョンソン
【シン・ハル役】チョン・ヨンファ(CNBLUE)
天才脳神経科学者。
【クム・ミョンセ役】チャ・テヒョン
西部警察署科学捜査隊神経科学課刑事。
【ソル・ソジョン役】クァク・ソニョン
神経科学課チーム長。
【キム・モラン役】イェ・ジウォン
ミョンセの元妻。
【ファン・ドンウ役】チョン・ドンファン
服役中の殺人鬼。神経外科医。
【シン・ジヒョン役】キム・スジン
ハルのおば。韓国大学病院の神経外科医。
【パク・チグク役】イム・チョルヒョン
脳科学研究所のセンター長。
【キム・ギルジュン役】ウ・ヒョン
神経外科チームの刑事。係長。
脳科学を題材とした犯罪捜査ドラマであり、主人公たちのブロマンスとしても楽しめるコメディ作品です。
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ブレインズ頭脳共助あらすじ
講演、執筆、CM出演と多方面で活躍する脳神経科学者のシン・ハル(チョンヨンファ)は、ノーベル賞の式典にも招かれる韓国を代表する天才科学者。
しかし、彼は特別な脳を持っており、脳研究のためなら犯罪を犯しかねない危険な人物でもあった。
一方、別れた妻に良いように利用されている騙されやすい刑事のクム・ミョンセ(チャテヒョン)は、西部警察署に新しく作られた部署・科学捜査隊神経科学課の一員。
ある日、ミュージシャンの突然死を捜査していて死因を突き止める専門家としてハルと知り合うのだが、ある事件を切っ掛けにぶつかり合うことになる。
その後、ひょんなことからコンビを組むことになった二人は、衝突しながらも事件を捜査することになり・・・。
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ブレインズ頭脳共助感想・評価
犯罪捜査ものはシリアスであるべきか、それとも程よいコミカルさが必要だと思うかで評価が分かれる作品。
とはいえキャラクタードラマとしては好みでした!
科学的な側面から事件を解決に導くという手法は多くの海外ドラマをはじめ、福山雅治主演の「ガリレオ」シリーズや、リュ・ドックァン主演の「神のクイズ」シリーズなどで使われています。
これらの作品の主人公には変わり者という共通点があるのですが、本作の主人公は変わり者というよりも性格最悪の奇人で、それを取り囲むキャラクターたちも個性的でした。
つまり題材は脳科学という難しそうなものでも、魅力的なキャラクターありきで展開されていくドラマなんですよね。
本作は基本2話ごとに事件を解決していく流れになっていますが、テイスト的には一話解決型の日本式犯罪捜査ものに近く、正に上記したような作品が好きなら楽しめるタイプだと思います。
最初はいがみ合っていた二人が次第に友情を深めていくというブロマンス展開は定番ですが、特別な脳を持つ性格最悪な主人公にお人好しの相棒刑事、小心者から性格が急変するチーム長に性欲過多の元妻などキャラクターごとのクセが強いのが面白く、サイコパスな犯罪者たちの脳を研究するという特殊な主人公でありながらコメディとして成立していたのは、これらのキャラクターの魅力あってのものだと思いました!
ただ、主人公の研究のためなら平気で文書偽造したり、犯罪者を平気で自殺に追い込むというキャラクターはかなり極端で、後半この設定が重要になってくるとはいえ主人公としては好きになりにくいタイプかもしれません。
重苦しい犯罪捜査ものばかりだと飽きてくるので、たまにはこういったライトテイストな作品もいいと思いますが、従来の韓国サスペンスを求める人にとっては物足りないかもしれません。
最後に
本作は初回が最高視聴率という低視聴率ぶりに悩まされた作品だったようですが、個人的にはコメディ要素が入っているものも好きなのでそれなりに楽しむことが出来ました。
ただ、韓国での視聴率を見るとやはり従来のダーク&ハードサスペンスものの方を期待していたようで、コメディ要素が余計に感じられたのかもしれません。