「ユン食堂」や「ユンステイ」などのバラエティ番組への出演で、新たな人気を享受している女優のユンヨジョンさん。
ドラマ・映画で幅広い役を演じ、若い頃は天才女優と言われていました。
プロフィールと来歴、結婚と離婚などを当時の画像と共にまとめました。
(トップ画像http://www.newstomato.com/より)
ユンヨジョンのプロフィール
윤여정 尹汝貞 ユン・ヨジョン
1947年6月19日生まれ
ユンヨジョンさんは子供のころから各スピーチ大会で賞をいくつも受賞していました。
梨花女子高校を卒業し、大学は漢陽大学国文科に進学することに。
大学1年生の時、番組アシスタントのバイトをし、この時司会のキムドンゴンさんがタレントオーディションを受けることを勧めたそうです。
そして、1966年(19歳)TBCタレント公採試験に合格し芸能界へ。
女優として活動するようになり、大学は中退しました。
1969年(22歳)MBCに移籍。
1971(24歳)年、映画「火女」に出演してスターダムに上がり、青龍映画賞で女優賞を受賞するなど映画賞をそうなめに。当時の芸能記者に天才女優と特筆されるほど注目されました。
またこの年、ドラマ「チャン・ヒビン」で主人公チャンヒビン役を演じ大ヒット!
広告モデルにも抜擢されたり、おしゃれな着こなしが注目されてファッショニスタとしても名を馳せました。
この年、人気歌手チョ・ヨンナムさんと結婚。
結婚後はアメリカに移住。引退というわけではありませんでしたが、13年ほど現地で暮らす間、女優活動はしていませんでした。
その後、韓国に帰国後に離婚してシングルマザーとなります。
二人の息子さんを育てるため、1985年(38歳)に芸能界に復帰。役名のない端役でも助役でも役柄を選ばず仕事は何でも引き受けたそうです。
結婚前は演技が上手いと言われ、自分でもそうだと思っていましたが、10年ぶりにする演技は全くうまくいきませんでした。
10年の間に自分のことを知らない人も増え、視聴者から「出演しないでほしい」「みたくない」という電話も来たとか。
本当はやりたくなかった露出シーンも、家計のためにやるしかありませんでした。
当時について「この時代がなければ、女優としての今はない」とのちに回想しています。
1987年(40歳)ドラマ「愛と野望」は80年代最高の視聴率を誇った作品で、ユンヨジョンさんはファッションデザイナー役を演じ、第二の人気を享受。
その後も多くのドラマに出演。ドラマでは口うるさく厳しい姑や頑固なおばあさんの役のイメージが強い一方で、映画ではカリスマある役から色気のある役まで幅広い役を務めています。
2013年(66歳)ナヨンソクプロデューサーのバラエティ番組「花よりお姉さん」に出演。
花よりお姉さんポスター
この番組はベテラン大御所女優4人と、若手俳優イスンギが一緒に海外旅行するリアルバラエティです。
これ以降、ナヨンソクPDのバラエティ「ユン食堂」「ユン食堂2」「ユンステイ」と続けて出演。
バラエティでは元祖毒舌女優と言われ、巧みなトークが人気となっています。
2020年(73歳)にアメリカで公開された映画「ミナリ」は1980年代にアメリカに移住した韓国人一家の話。
ユンヨジョンさんはボストン映画批評家協会賞で助演女優賞を、アカデミー賞で助演女優賞を受賞しました。
スポンサーリンク
ユンヨジョンの結婚と離婚
ユンヨジョンさんは人気歌手だったチョヨンナムさんと1971年に結婚。
結婚してすぐアメリカに移住したのは、ご主人の留学のためだったようです。
ともかくもユンヨジョンさんは女優として人気絶頂期に芸能活動を中断して移住しました。
英語が堪能なのはこのためと思われます。
二人の息子さんを授かるも、韓国に戻ってきて離婚。
結婚生活は約13年間でした。離婚原因について、元ご主人はその後自叙伝を出版しましたが、その中で
「ユンヨジョンとの家庭破綻は私の浮気のせいだった」
「遊びが一回、本格的なのが1回。2回の浮気で築いてきた家庭が壊れた」
と書いています。
離婚後は上述の通り、子供を育てるために女優復帰し、仕事を選ばず働きました。
そんな中、次男が母親の愛情不足が原因と思われるチック症状が出るように。
ユンヨジョンさんはとても胸を痛めたそうです。
その後克服し、次男はアメリカで大学を卒業。海外ヒップホップレコード社で勤務しているのだとか。
元ご主人のチョヨンナムさんは2012年のトーク番組で
「自分の人生で一番後悔していること。家庭を壊したこと。今その罰を受けていると思う。」
と話していました。
2020年時点で、息子さんのうち一人は結婚し、もう一人は未婚だそうです。
最後に
役柄では口うるさい姑、厳しい母親のイメージが強いですが、私生活では息子さんには干渉しないお母さんなんだそうですよ。
韓国のお母さんは子供が結婚適齢期を迎えると、何とか結婚させようとしますが、
「息子の人生は息子が決めることだから、結婚しようがしまいが関係ない」
と話していました。この世代の方としてはとても現代的なお考えのような気がしますね!
【ユンステイ】
パクソジュンの俳優になったきっかけはコスプレ?
【映画ミナリ】
スティーブン・ユアン、インスタが炎上?