キム・ビョンチョル、イ・ドンフィ、チョン・ヘソン共演。累計再生回数11億回再生を記録したウェブ漫画を原作とした脱力系コメディドラマ！
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
（トップ画像公式ページより）
ペガサスマーケット【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題：安いです千里馬マート
全12話
平均視聴率：2.74%
最高視聴率：3.37%
放送期間：2019年9月20日から2019年12月6日まで韓国で放送
2021年1月20日からBS12で放送開始(全16話)
演出：ペク・スンリョン
「ブッとび！ヨンエさん」など
脚本：キム・ソルジ
「No Limit〜地面にヘディング〜」など
【チョン・ボクドン役】キム・ビョンチョル
大企業・大馬(テマ)グループの元理事。グループの流刑地と呼ばれる千里馬マートに左遷される。
【ムン・ソック役】イ・ドンフィ
千里馬マートの店長。
【チョ・ミラン役】チョン・ヘソン
千里馬マートのチーム長。チョン・ボクドンの監視役。
【チェ・イルナム役】チョン・ミンソン
銀行員やタクシー運転手を経て千里馬マートへやってきた普通のおじさん。
【オ・インベ役】カン・ホンソク
千里馬マートの顧客満足センター担当。元ヤクザ。
【チョ・ミンダル役】キム・ホヨン
歌手になることを夢見る千里馬マート社員。
【ピエールレック役】チェ・グァンジェ
部族の族長
【キム・テマ役】イ・スンジェ
テマグループ会長。
【クォン・ヨング役】パク・ホサン
テマグループ専務。チョン・ボクドンと対立している。
【クォン・ジナ役】ヨヌ（元モモランド）
本作はNAVERで連載され累計再生回数11億回再生を記録した大人気ウェブ漫画を原作とした作品。
主演は「トッケビ」「ミスター・サンシャイン」「SKYキャッスル」といった大ヒット作品に出演している個性派俳優キム・ビョンチョルさんと、ドラマ「応答せよ1988」や大ヒット映画「エクストリーム・ジョブ」などで知られるイ・ドンフィさん。作中では千里馬マートを潰そうとする社長と、千里馬マートを復興させようと燃える店長として対立することになります。
そんな社長を監視する目的で千里馬マートにやって来たチーム長をチョン・ヘソンさんが、グループの会長をイ・スンジェさんが、千里馬マートを通じて悪事を働いている専務を近年大活躍のパク・ホサンさんが演じています。
この他にもドラマ「刑務所のルールブック」でパク・ホサンさんとブレイクしたチョン・ミンソンさんや、助演として数多くの作品に出演しているカン・ホンソクさん、元MOMOLAND ヨンウさんに元DIAのチョ・スンヒさんなどといった若手の活躍にも注目です。
本作のOSTには、 元MYTEEN ソン・ユビン、MOMOLAND、ノラジョ、イ・ミンヒョクなどの楽曲が使用されています。
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ペガサスマーケット【韓国ドラマ】あらすじ
大企業大馬(テマ)グループの会長キム・デマの右腕として働いてきた理事チョン・ボクドン（キムビョンチョル）。
しかしボクドンが些細な失敗をしたことから、グループの島流し先と呼ばれる千里馬マートへ飛ばされてしまいます。
方や、真面目だけが取り柄の千里馬マート店長ムン・ソック（イドンフィ）は、何とかして千里馬マートを復興させてテマグループ本社の社員になることを目標としていました。
しかし、肝心の千里馬マートにはやる気のない社員しかおらず、店内は連日閑散としていました。
そんな中、千里馬マートの新社長としてチョン・ボクドンがやってきます。
早速ボクドンは求人募集するようソックに命じるのですが、応募してきたのはとんでもない面々ばかりだったのです。
しかし、ボクドンはそんな面々を次々と雇用してしまい・・・。
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ペガサスマーケット【韓国ドラマ】みどころ
本作は、大企業の島流し先として知られる”千里馬マート”を舞台にとしたコメディドラマです。
主人公は左遷させられたことを恨み千里馬マートを潰すことで復讐しようとするチョン・ボクドンと、千里馬マートを復活させて本社への栄転を夢見る店長ムン・ソック。
本作は相反する目標を持つ二人を中心に描かれた作品なんですが、社長としてやってきたボクドンがあり得ない人材を雇用したことにより個性的なキャラクターが次々と登場します。
どこにでもいるような普通のおじさんにはじまり、時代劇の王の服を着た元ヤクザや、歌手になることを諦めない子持ちの青年、そしてアマゾンの奥地からやってきた部族たちなど、とてもスーパーマーケットの従業員とは思えない面々が揃っています。
ボクドンがこんな面子を揃えたのは全て千里馬マートを潰す目論見からだったのですが、おかしなことにそれが裏目に働いてしまいマートは大成功してしまいます。
そんな状況をコミカルに描きつつ、感動のストーリーやちょっとしたロマンスも盛り込んだバラエティ豊かな作品となっています。
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ペガサスマーケット【韓国ドラマ】感想・評価
韓国のドラマとしては少数派の、いわゆるテレ東深夜枠ドラマなテイストの作品！
世間的には落伍者とされる人々が集まり力を合わせて物事を成功に導く。
こういった設定は様々なジャンルの作品でよく使われるものですが、普通は個性的な面々を上手く活用したり、駄目だと思われた人のいい面を発掘することで才能が開花するというパターンになりがち。
しかし本作の場合は普通は採用しない人々を集めることで会社を潰してしまおうという目論見からはじまる変わった作品なんです。
ストーリー的には実際には有り得ないことの連続で、キャラクターの宝庫な上に笑いあり感動ありロマンスありの展開が癖になりますし、正攻法では成功しなかったものが突拍子もない雇用や企画がまさかの成功を納めたりといった社会に関する皮肉めいたものもあったりと、どこか三谷幸喜作品を見ているような感じもありました。
キャスト面からいうと王道の美男美女はおらず(失礼！)、個人的には好きな俳優さんばかり出演していたり、実力派の個性派俳優がいい味も出しているので全然地味に感じませんでしたし、シュールな笑いと分かりやすい痛快なコメディが上手くミックスされているのもツボでしたね。
顔芸、パロディ、音楽ネタなど、コメディ好きなら見ても損はない作品です！
最後に
社長が着ぐるみで登場したり、従業員としてアマゾン奥地の部族を雇ったり、元ヤクザがお客様窓口担当だったりと、実に日本的な笑いが満載の作品だと思いました。
「ウラチャチャMy Love」や「サウンド・オブ・ハート」のようなドタバタコメディ作品が好きならオススメです！