ヤン・セジョン、ウ・ドファン、ソリョンの注目若手俳優出演!ベテラン名優チャン・ヒョクとの豪華共演で贈る高麗から朝鮮に生きた者たちの闘志を描いた話題作!
キャスト、あらすじや感想、視聴率などをまとめました。(トップ画像公式ページより)
私の国【韓国ドラマ】キャスト一覧
全12回
2019年10月より韓国で放送
平均視聴率 4.32%
最高視聴率 4.98%
脚本 チェ・スンデ
「マスター・ククスの神~復讐の果てに~」
演出 キム・ジンウォン
「優しい男」「ただ愛する仲」
【ソ・フィ役】ヤン・セジョン
【ナム・ソノ役】ウ・ドファン
【ハン・ヒジェ役】ソリョン(AOA)
【イ・バンウォン役】チャン・ヒョク
【イ・ソンゲ役】キム・ヨンチョル
【ナム・ジョン役】アン・ネサン
【ソ・ヨン役】チョ・イヒョン
【ソ・ソル役】チャン・ヨンナム
【パク・チド役】チ・スンヒョン
【パク・ムンボク】イン・ギョジン
高麗末期から朝鮮初期を舞台に朝鮮王朝から始まり、王位をめぐる争いといった史実を軸とした物語とその時代を生きた者たちの闘志を描いた時代劇です。
主人公のソ・フィを演じたのは「愛の温度」や「30だけど17です」などでも主演をつとめたヤン・セジョンさん。1年かけて伸ばしたという長髪姿は男らしくワイルドで今までのソフトで爽やかなイメージを一新する風貌での熱演となりました。
対立することにもなる親友のナム。ソノ役には時代劇初出演となったウ・ドファンさんです。憂いのあるクールな眼差しが悲しい運命を背負った役どころにぴったりで、華麗な振る舞いや激しいアクションも交えながら演じています。
ヒロインには女優として躍進しているAOAのソリョンさんが、力強い信念を内に秘めたハン・ヒジュを好演し、ヤン・セジョンさん演じるフィとのロマンスも見どころです。
そして、映画「純正の時代」にて朝鮮第3代王イ・バンウォン役を演じたチャン・ヒョクさんが本作で4年ぶりに同役を演じ重圧のある名演技で若手俳優たちを支えています。
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私の国【韓国ドラマ】あらすじ
父親が罪人として汚名を着せられ貧しい生活を強いられていたソ・フィ(ヤン・セジョン)は妹のソ・ヨン(チョ・イヒョン)と共に明るく生きていました。
フィの幼なじみのナム・ソノ(ウ・ドファン)は高官の父親を持つも母親が奴隷出身であったため存在を認めてもらえない悲しみを背負っており、フィとは良き友でありライバルとしてお互いを高めあって過ごしていました。
ある日、壁書に犯人とて役人に追われているハン・ヒジュ(ソリョン)に出会い助けてあげたことをきっかけに親しくなる3人でしたが、武科試験を受けたフィとソノは激しい運命の波に巻き込まれ、やがて対立していくことに・・・。
友情、裏切り、復讐それぞれの思いが交差する果てには・・・!?
私の国キャスト・チャンヒョクインタビュー
数々の作品で主演を務め、作品をリードしてきたチャンヒョクさん。
メインキャストを務める若手俳優に対する思いを語ったインタビューをまとめました。
「ヤンセジョンはいい人だ。自分の持っているものを広げる感じがした。それは容易なことではない。自分だけでなく相手のことまで考えて動く、そんな感じがした。いい人だけに良い俳優だ」
「ウドファンは鮮明だ。思ったより演技をホチキスみたいパチパチする感じ。演技は非常に鮮明」
「ソリョンはとても努力する人。ソリョンの役は能動的な役。「私はあなたのために犠牲になる」と「私はあなたを守る」の能動性の違いを上手く表現した」
チャンヒョクさんは共演者に対して「同僚」と言う表現をいつも使っており、若いからと言ってタメ口をつかったりしないのだそうです。
そのように上下関係ができると、作品に影響してしまうと考えているようです。本作についても
「もちろん自分は先輩俳優だが、仲間意識が強かった。現場に来た人はみんなプロ。後輩だからと演技ができないわけではない。」
と語っていました。
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私の国【韓国ドラマ】視聴率について
今、旬の若手俳優が主演ということもありかなり期待されていた作品で初回は3%台からのスタート。
その後継続して最終話まで4%台を記録。非地上波ドラマとしてはかなりいいものと思われます。
唯一の女性主人公ソリョンさんの演技力がいまいちだと言う意見が当初ありましたが、本作は男性史劇でありそれほど比重がなかったため、回を重ねるごとに肯定的な評価となりました。
ヤンセジョンさんとウドファンさんの熱演は他の名俳優たちに負けないものだとして、今後ドラマや映画界をリードする大きな可能性を秘めた俳優だと絶賛されました。
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私の国【韓国ドラマ】感想
本格派時代劇ということで放送前から期待していた視聴者も多かったという本作ですが、今、大人気のヤン・セジョンさんやAOAのソリョンさんなど若手俳優がメインにキャスティングされていたので若い世代から歴史好きの男性にもおすすめできる一作です。
ヤン・セジョンさんやウ・ドファンさん、ソリョンさん3人とも表情やしぐさに好感が持てすごく良い演技をされていたのですが、脇を固めていたベテラン俳優陣があまりにも貫禄があり存在感がものすごかったので主役の3人が霞んでしまうように感じるところがありました。
特にチャン・ヒョクさん演じるイ・バンウォンやキム・ヨンチョルさん演じるイ・ソンゲは実在の人物ということもあり、漠然と頭のなかにあるイメージをきちんと再現してくださったようなしっかりとした人物像が見えました。
他にもアン・ネサンさんやチャン・ヨンナムさん、イン・ギョジンさんなどキャラクターにマッチした演技でこのドラマに無くてはならない要素をたっぷり見せていただきました。
ベテラン俳優陣の活躍が素晴らしかった半面、ストーリーの軸がもう少ししっかりとしていれば主役3人がもっともっと輝けるように描けたのではないのかなという残念な面も見受けられました。
中盤から後半にかけて、そんな歪みが目に付くことが多くなってしまいツッコミどころもありました。
しかし時代衣装に身を包んだ俳優さんは凛々しくてかっこいいですし、大金を投じて作られた作品とあって見どころは多いと思います!!
最後に
本作で主演のウ・ドファンさんはチャン・ヒョクさんが主演された「チュノ」を見て俳優を夢見るようになったそうです。
そんな大先輩と共演できどれほど嬉しく心強かったかを考えながら見るとウ・ドファンさんの素晴らしい演技がより一層、素敵に見えました。