韓国女優のイジアは「太王四神記」で華々しくデビューするも、とてもミステリアスで素性がよくわからない女優のイメージがあります。
過去には宇宙人説や実在しないCG説なども存在しました。そして「世紀の大ウソ」とまで言われるスキャンダルが発覚します。
プロフィールや来歴、ソテジとの結婚や離婚、熱愛彼氏についてまとめました。
名前が似ているイシアは↓こちら
(トップ画像https://entertain.naver.comより)
イジアのプロフィール
本名:キム・サンウンから改名してキム・ジア
1978年2月2日生まれ
ソウル市出身
168㎝
48㎏
イジアの祖父は教育事業に私財を捧げた大富豪で篤志家だったそうです。
中学2年生の時アメリカに移住。(小6説もあり)
中学生の時、当時韓国で絶大な人気を誇るソテジワアイドゥルのアメリカコンサートで、リーダーのソテジと出会いました(後述)
カリフォルニア州のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインでグラフィックを専攻したそうです。
2004年26才で韓国に来た時に、どういう機会でか俳優ペヨンジュンのCFに通行人役で出演。
もともと芸能界に興味があったのか、これを機会に女優を目指すようになったのか不明ですが、2005年にアメリカ生活を完全に終えて、韓国に住むようになります。
そしてオーディションを経て、2007年ペヨンジュン主演ドラマ「太王四神記」で女優デビューしました。
当時ペヨンジュンは冬のソナタのブーム直後で、韓流トップスター。
ペヨンジュンに釣り合う大物女優がキャスティングされるだろうという予測に反して新人女優が起用され、イジアはこの作品で新人らしからぬ演技力で比重の大きい役を立派に努めます。
1か月間検索ワードの1位になるほど注目を集めるも、過去の写真や卒アル、知り合いが全く出てこないことから実在しているのか?CGではないか、宇宙人説まで出る始末。
またトランスジェンダーで性別を変えたのではないか?そのために過去を知る人がいないのではないかという説も。
嘘のようですが本当に信じる人も大勢いたそうです。
素性がよくわからないミステリアスなイメージのまま、2008年「ベートーベンウィルス」、2009年「スタイル」、2010年「アテナ:戦争の女神」と順調にドラマ出演を重ね、デビュー初期は輝かしいキャリアを積んでいました。
そのさなか、2011年イジアに関する衝撃的なニュースで、韓国中が大騒ぎとなります。(後述)
マスコミの格好の対象となってしまい、精神的不安定からしばらく休業。
空白が長くなりそうだという予想とはうらはらに5か月後、ドラマ「私も、花!」主演で復帰しますが、人気ドラマと同時間帯に放送され、視聴率が伸び悩み早期終了。
このドラマ後、所属事務所キーイーストをやめ、無名の新事務所ウィルエンターテイメントに移籍したことが話題に。
2013年ドラマ「3度結婚する女」出演後、キムレウォンやチジニ所属HBエンターテイメントに移籍し、チジニとドラマ「雪蓮花」に出演。
その後、2016年5月にはイビョンホンの会社BHエンターテイメントと専属契約を結びました。
2018年にはアイユー主演ドラマ「私のおじさん」に出演しています。
イジアのスキャンダルと熱愛彼氏チョンウソン
http://www.newscj.com
イジアは「ATHENA-アテナ-」で、恋人役として共演したチョンウソンと交際に発展しました。
チョンウソンは1973年生まれで、落ち着いた雰囲気のイケメン俳優で女性たちの憧れの存在です。
パリのデートを撮られた
2011年初めに二人は旅行でフランスのパリへ行き、このときにキャッチされ、同年3月20日熱愛報道がありました。
まだ付き合い始めたばかりだ、と事実を認めて公開恋愛となります。
それから約1か月後の2011年4月21日、イジアとソテジの離婚慰謝料訴訟が明らかとなります。
「イ・ジアはソテジを相手に”慰謝料と財産分与”請求訴訟を今年1月19日、ソウル家庭裁判所に提起した。イジアはソテジに慰謝料5億ウォン、財産分割名目で50億ウォンをもらう申請をした状態だ。」
と報道されると、全く接点のなさそうな二人が過去に婚姻関係にあったことに世間は衝撃を受けます。
イジア所属事務所のキーイーストは
「個人的なことを話さない人だからマネージャー以外は家も電話番号も知らないほど。全く知らなかった」
とコメントしながら、事実だと認めました。
この訴訟報道により本名がキムジアで、プロフィール上は1981年となっていた生年月日が1978年であることも確認されました。
大スター・ソテジが結婚していたということも驚きですが、チョンウソンとの熱愛発覚から間もない出来事だったので、
「離婚問題がまだ清算されていないのに新しい彼氏がいるなんて」
と言った冷ややかな目もあり、マスコミの格好の対象となります。
当初は子供もいるという誤報もあって、世間はますますヒートアップ!
それまでよくわからなかったイジアの過去が見えてきたことについて
「彼女の正体は何なの?チョンウソンの前にソテジとも関係があったなんて。」
と市民は驚きを隠せませんでした。二人の男性はそれぞれ俳優界音楽界のトップの人材です。
とっくに離婚していて本件は慰謝料に関する訴訟だったにも関わらず、まだ離婚が成立していないかのように報道したメディアもあり、離婚前にチョンウソンと付き合ってると思った市民も・・・。
当然マスコミはチョンウソンにも詰め寄りますが、終始沈黙を守りました。
その後、この離婚訴訟と関係があったのかどうか、2011年6月9日、チョン・ウソンはイ・ジアと決別したと報道されました。
のちのトーク番組でチョンウソンは「二人の結婚の過去は知っていた。フランス旅行したときに彼女から聞いた」と話しました。
別の番組でイジアも
「フランスでこの事実を話した時、彼(チョンウソン)は自分も15年付き合った彼女がいたよ、と言って受け入れてくれてうれしかった」
と話しています。
ソテジと結婚・離婚・慰謝料訴訟とは?
http://www.consumernews.co.kr
上述のソテジとの結婚と離婚についてまとめました。
ソテジ:1972年生まれで、90年代に絶大な人気を誇ったベーシストであり、ヒップホップグループのリーダー。それまでの韓国歌謡界に革命を起こし、現在のKPOPの土台を作った音楽界の重要人物。
人気絶頂期の1996年、グループ解散と共に渡米。その後、韓国でソロデビューしたり日本で活動していたこともある。
1993年ソテジ現役アイドル時代、アメリカLAで行われたコンサートで、当時中学生だったイジアは実姉に紹介され、ソテジと出会いました。
のちのご本人の話によると、ソテジの熱狂的なファンだったというわけではないとのこと。
その後二人は文通や電話をしながら交流を深めたそうです。そして1996年にソテジは韓国での活動をやめ、渡米します。
そして恋人関係に発展した二人は1997年10月ソテジ満25才、イジア満19歳と言う若さで結婚。
当時在米韓国人のサイトに「ソテジが近所に住んでるんだけど、韓国人女性と結婚した。誰も信じてくれないが。」という書き込みがあったのですが、「そんなわけない」と一蹴され、それ以上話題になることはありませんでした。
またソテジの渡米直前に「ソテジはアメリカでキム某さんと挙式予定だ」という報道があったようですが、これも後から調べてわかったことで当時は大きく注目されなかったようです。
こうして二人の関係は公になることはなく、約10年間の婚姻関係が続きます。
2000年ソテジはカムバックのため一人で韓国に帰国。
大スターが帰国するとあって、盛大な記者会見が開かれました。そこで「彼女はいるんですか?」と聞かれ
ソテジ:私も早く結婚したいんですが、まだ彼女はいなくて。
記者:もしかして日本に隠してる彼女がいたりして?
ソテジ:隠してる彼女・・・いたらいいんですけどね。いません。
ソテジの韓国帰国から二人は別居生活に入り、それから約6年後の2006年に正式離婚となりました。
ソテジは別居後、また韓国で活動を始め、2007年にイジアは女優デビュー。
同じ芸能界にいながらよくバレなかったものです。
2011年1月にイジアは慰謝料訴訟を起こし、それが同年4月に報道されると、二人の婚姻関係がにわかに信じられなかった世間は、さまざまな証拠を探るようになります。
②本名をキムサンウンからキムジアに変えたのは、結婚生活を隠すためだったのではないか
③米国育ちのイジアはデビュー作「太王四神記」のプロモーションで日本を訪れた際、流暢な日本語を披露している。日本に住んでいたことのあるソテジのおかげではないか
④過去に「若い時にベースギターが好きで、一人で家で練習したりしてました。」と話し、かなりのレベルのベースを披露したことがある。ソテジに習ったのではないか
e-NEWSより
⑤2007年MBC演技大賞授賞式でイジアが着ていたドレスは自らがデザインしたものだったが、そこに見えるように書かれた文字「lee jia toes」は逆から読むと、seo tai jee(ソテジ)となる。
さまざまな憶測が流れる中、マスコミはアメリカネバダ州の二人の婚姻記録をみつけ、事実であることがわかりました。
そして最初の報道から9日後の4月30日、ソテジ側が正式なコメントを発表。
お互いに忙しくアメリカの婚姻記録を整理できなかったが2006年1月に相手(イジア)から離婚要請があり、同年6月12日に相手は単独でアメリカ法廷の離婚判決を受け、2006年8月9日に夫婦関係は完全に終結し、すべて順調に締めくくった。
2011年1月19日になって、思いがけない訴訟を起こされ現在進行中である。不必要な発言は避けたい。
翌日5月1日、イジアは一方的に訴訟を取り下げ、自身のHPに
「この論争はお互いを傷つけるだけで無意味だと思い、何の合意にも至っていないが訴訟を取り下げることにした。誰にも姿を見せたくないという彼の意思を尊重して従ったことで、その間いくつかの名前を使って生きることになり、アイデンティティの混乱に苦しんだ」
と慰謝料は要求しないことを発表。これに関してソテジは5月18日、この取り下げを認めないとコメントしています。
「相手が訴訟を起こしておいて、予告なしに単独で取り下げた。このままでは今後再発生する可能性もある。慰謝料が必要なのかどうか、すべての疑惑を明らかにする。」
と決着をつけるまで続けるとしたのは異例のことでした。
財産分割要求は相手の同意なく取り下げることができますが、慰謝料要求の場合は相手が取り下げを受け入れない場合は訴訟が続けられるとのこと。
アメリカでの離婚判決文には「慰謝料は一切受け取らない」と言うことで合意していたことが明記されていますので、ソテジにとっては6年経って急に慰謝料を請求されたということです。
のちにわかったことですが、この時ソテジは2年後に結婚する女優イウンソンと交際中で、訴訟を続けるとしたのは過去をきれいに清算しておきたいと思ったのかもしれません。
イジア・ソテジの訴訟問題はその後?
この訴訟の核心となったのは、離婚時点が双方食い違う点でした。
ソテジ側は2006年8月9日に離婚成立と主張しているのに対し、イジア側は2009年2月8日だとしていました。
しかし約6か月間の法的攻防の末、ソテジ側の発表によると
・今後二人の婚姻と関連して同様の訴訟をすることはできない
・互いに誹謗中傷することはできない
・相手に関する出版物やレコードなどの発売、相手を利用した商業的行為はできない
・誹謗でない部分の言及は可能だが、虚偽内容を言及してはならない
との条件で合意したそうです。ソテジ側は
「原告(イジア)が誤った訴訟を提起したのは事実。本訴訟により双方に被害が発生している上、原告は誤りを認めたため、円満に解決した」
と終わりを告げました。一方イジア側は
「アメリカ裁判所が錯誤していたのであって、私本人が間違っていたと認めたわけではない。それにも関わらず、ソテジ側の発表は虚偽事実を主張しており、互いに誹謗中傷しないことにした合意精神に背いている。ソテジ側は訴訟費用を原告がすべて負担してこそ、訴訟取り下げに同意するといい、訴訟を続ける意思が強硬だった。過去何度もそうしてきたように、今回も合意直後にすべて相手のせいにして、本人に有利な内容を発表した。非常に残念だ」
と強い不満を吐露しています。
ともあれ、訴訟はこうして幕を閉じました。
イジアが語るソテジとの結婚生活
イジアは2014年のトーク番組「ヒーリングキャンプ」で過去の結婚について語りました。
「国民的有名人との結婚を隠すため、7年間家族とも連絡を取らず、孤独だった。山を下るリスにさえ、自分の存在が知られないように気を付けるほど。これ以上ないほどに孤独だった」
これらの話から、精神状態はかなりきつかったことが伺えました。
人生をかけて隠して来た秘密、忘れようと努力していた過去が世間にバレることとなってしまい、自分の人生は終わったと感じたそうです。
あまりのショックに時間の感覚がなくなり、それから10日間何もせず部屋に閉じこもってどのように過ごしたかもわからないのこと。
それから4か月間は、外に出ることなく家の中でだけ過ごしました。
ある時、自分が言いたいことを何も言えずに死んでしまう夢を見て、自分の気持ちを他人に打ち明けることもできる、電話して話すこともできると気づき、気持ちを入れ替えたそうです。
そして4か月ぶりに外に出てみると、人々はみな楽しそうに自分の生活をしていました。
ネットを見ると、自分にだけ関心が集まっていると思ったのに、全くそんなことはなくみなそれぞれの人生を生きてることに気づいたのです。
こうして再び明るく生きていこうと思ったのでした。
ソテジの反論
イジアの語る口調や内容はソテジを直接攻撃するようなものではありませんでしたが、イジアの孤独さに共感した視聴者から
「ソテジは未成年者に手を出した、イジアの7年を奪った」
などと批判が集まります。それに対してソテジは”放送は事実と異なる部分がある”と正式にコメント。
・イジアの姉を通じて出会ったのであって、出会ってすぐ結婚や同居をしていたのではない。ご両親の承諾を得て交際・結婚した
・アメリカで一緒にいた時、両家の家族や親せき、友達も呼んでともに時間を過ごしたこともある。マスコミに発表しなかっただけで、周囲の多くの人は二人の交際や結婚を知っていた
・アメリカでの生活を選んだのは自由な生活ができるからだった
・色んな所に一緒に旅行したり、平凡な生活だった。
・残念な理由で、あるときから相手(イジア)の家族と連絡ができなくなったが、その理由については相手だけが話せること
実際に共に暮らしていた結婚生活は2年7か月。離婚成立まで婚姻関係にあったのは約10年。
イジアが語る7年と言うのは、いつからいつまでのことなのか・・・。
どちらか一方の話を聞くとそれがすべてのように聞こえてしまいますが、結婚生活は二人にしかわからないことです。
この番組からほどなくして、ソテジは人気トーク番組「ハッピートゥギャザー」に出演。
イジアとの過去について、司会者から「さまざまな噂があり、当時言いたいことも言えなかっただろうから、今だから何でも言ったらいい」と言われ
「すごく若かった。当時は好きだったからうまくいくと思っていたけど、男女の関係だからうまくいかないこともあって。だから彼女もつらかったと思う。男としてすべて自分が悪かったと思えるくらい申し訳ない気持ちもある。」
ととても落ち着いて語っていました。
そして少し前にイジアが「ヒーリングキャンプ」で語った内容で、ソテジが非難されたことについても触れられ、ソテジの話も聞こうじゃないかという流れに。
「いくつかの点に関しては文書で発表した。僕も子供が生まれたし、彼女もこれから幸せになることを心から願うだけ。」
もう過去のことで気持ちの整理はついているようで、言葉少な目でした。
これ以上の報道はなさそうです。
イジアは整形なの?
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イジアは整形疑惑がありますが、それについてご本人がトーク番組ヒーリングキャンプで語っていました。
司会者が「整形したんですか?」とストレートに聞くと
「2013年のドラマ”3度も結婚する女”撮影初期に、体調が悪くて2週間くらい顔がむくんでいた。休息が必要だったが、それができず撮影に臨んだため、出演回によってむくんでる時とそうでない時があった。それを見て視聴者はそう思ったようだ。」
と話しています。熱があって顔が赤い日はスタッフがCG処理してくれることもあったそうです。
司会者はさらに「じゃあ自然美人なんですね??」と聞くと、言いにくそうに
「鼻を高くしたくて整形をしたけど、炎症がひどくて除去手術した」
と明らかにしました。元に戻して楽だとのこと。
現在鼻は高くないですし、自然美のようですね。
イジアのインスタグラム
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本文訳:いつも私の味方#心強い#本当に大変だった#サランへ#ありがとう#慶祝#今日の探偵
ファンから米花輪が贈られたようですね。
インスタで私生活が少しわかるかなと思いきや、ファンからの差し入れや贈り物には感謝のコメントがあるんですが、そのほかは画像のみでコメントがほとんどないため、何の写真なんだかわからなかったり・・・相変わらずよくわからないままです。
最後に
結婚は二人の問題ですので語られていない部分も多く、憶測で書かれた記事に翻弄され、真実がますますわからなくなり、イジアはさらにミステリアスな人となりました。
ただはっきりしたのは「ソテジとチョンウソンと関係があったということは相当な女だ」ということ。
ミステリアスな上に魔性なイメージが上乗せされました。
【私だけに見える探偵】ミステリ・スリル・ファンタジ・ラブが融合!