チェ・ダニエル×パク・ウンビン主演。
幽霊となった探偵と唯一彼を見ることができる助手によるスリラー要素の強いミステリーラブロマンス！
キャスト、あらすじ、感想、最終回についてなどをまとめました。
（トップ画像https://entertain.naver.com/より）
私だけに見える探偵【韓国】キャスト・視聴率
平均視聴率：2.67%
最高視聴率：4.4%
放送年度2018年9月から韓国で放送
演出：イ・ジェフン
「鄭道伝(チョン・ドジョン)」
「キム課長とソ理事」など
脚本：ハン・ジワン
「ウォンテッド～彼らの願い」など
【イ・ダイル役】チェ・ダニエル
探偵。私立探偵事務所「ア・フュー・グッドメン」共同代表。元軍人。
【チョン・ヨウル役】パク・ウンビン
ダイルの探偵助手。双子の妹イランを自殺に追い込んだ犯人を探している。
【赤い服の女役】イ・ジア
事件現場に現れる謎の女。
【ハン・サンソプ役】キム・ウォネ
私立探偵事務所「ア・フュー・グッドメン」所長。ダイルと共に事務所を立ち上げた。
【パク・ジョンデ役】イ・ジェギュン
ヨウルの妹の事件を担当した若手刑事。
【キム・ギョル役】シン・ジェハ
イランの恋人でヨウルの同級生
【キル・チェウォン役】イ・ジュヨン
元巫女の監察医。
【ペク・ダヘ役】パク・ジュヒ
弁護士
【イ・ギョンウ役】パク・ホサン
ハウンの父
本作の主演は、人気俳優のチェ・ダニエルさんとパク・ウンビンさん。
チェ・ダニエルさんがメガネを外すのはドラマでは7年ぶりということで、そういった変わったところでも注目されました。
幽霊役を演じるのは今回が初ですが、クールかつ知的な大人な雰囲気を漂わせる役柄を見事に演じています。
ヒロイン役のパク・ウンビンさんはシリアスからコミカルまでこなす演技派ですが、本作では強くてまっすぐな女性を演じています。
そんな主演二人に対するのは赤い服の女役のイ・ジアさん。チェ・ダニエルさんの大人の色気とは違った妖艶さがあり、名前も年齢すら分からない謎めいたキャラクターはインパクト大です。
本作のOSTには、Red VelvetのジョイとNCTのマークによる「私という夢」をはじめ、「パク・ナレ/To You」「イ・ボラム/My Day」「フィソン/Reasons for Waiting」「TASHA/My Love My Love My Love」などがあります。
スポンサーリンク
私だけに見える探偵【韓国】あらすじ
正義感から軍の不正を暴き、免職となった元軍人の探偵イ・ダイル（チェダニエル）は、子供が失踪した事件の捜査中に何者かに襲われ倒れてしまいます。
目を覚ますと人の目には見えない存在になっていたダイルでしたが、なぜか探偵助手のヨウル（パクウンビン）にだけ姿が見えることに気づきます。
ダイルは襲われる直前に謎の赤い服の女を目撃していました。
実はヨウルも双子の妹が自殺した現場で同じ女を見ており、その正体を探るために探偵事務所で働いていたのです。
二人となんらかの関わりのある赤い服の女を探すためお互いに協力して調査をはじめるのですが・・・。
スポンサーリンク
私だけに見える探偵【韓国】みどころ
本作は、幽霊の探偵と幽霊が見える助手が協力して事件を解決するという斬新なミステリードラマです。
2010年以降くらいから特殊な設定の犯罪捜査ものが増えてきましたが、それらは特殊能力を持つものや、幽霊を相棒にして事件を解決するといったものなど様々な設定があります。
そんな中で本作は、相棒ではなく主人公が幽霊となった探偵であるというのがネックであり、それをヒロインが手助けするという流れになっています。その上、この幽霊探偵は人間のみならず幽霊も捕まえるというのも面白いところで、なのでミステリー要素のみならずファンタジー要素も含まれているんです。更に、主人公二人のロマンスも当然あるので、この幽霊と人間の恋愛がどういったものとなるのかというのもみどころとなります。
そして主軸となるのは、とある事件によって大切な人を亡くしてしまった二人が、怪事件を捜査する過程で”謎の赤い服の女”を追うことになるというもので、その中で探偵はヒロインを守るために霊力を使います。その結果、探偵は悪霊となってしまう危機に陥ってしまったり、それを防ぐためにヒロインが犠牲になろうとしたりという切なくて悲しい展開も本作のみどころの一つとなります。
赤い服の女の正体は、主人公は幽霊のままなのか、そして二人の恋の行方は？というのがカギとなる作品です！
スポンサーリンク
私だけに見える探偵【韓国】感想・評価
近年は韓国をはじめ日本でも犯罪捜査ドラマばかりで、新しいドラマに期待して見ても、どこかで見たことがあるものだったり、あのドラマとこのドラマを足して二で割ったような感じという印象になることが多いのが正体なところ。
犯罪捜査とスリラー/ホラー/ファンタジーなど融合したドラマも、「憑依～殺人鬼を追え～」「ヴァンパイア検事」「幽霊が見える刑事チョヨン」などがあり、決して目新しい感じはしなかったんですが、本作はもっと人間味が感じられるストーリーでしたね。
ヒロインのみが主人公(幽霊)に触れる事が出来たり、サイコメトリー能力のようなものがあったりと、探偵ものでありながらファンタジー要素が強いというのも、シリアスなサスペンスが好きな人には微妙かもしれません。
そして、その他の韓国ドラマのように幽霊という飛び道具を使ってのコミカルさは薄いですし、ミステリー、スリラー、ホラー要素の方が強いので、ロマンス目的で見る人にとっては期待ハズレかもしれません。
ところどころに切ないドラマがあり、それがいいアクセントにはなっていましたが、ミステリーとしては真相を知ってしまえばどうってことないものですし、予想以上にロマンス要素も薄かったので、どうも中途半端に感じてしまったんです。
主演の二人が好きでなければあまりオススメ出来ませんね！
最終回は？
若干ホラー要素が強いものの、様々な要素を詰め込んだドラマとして楽しめると思うのですが、最終回の展開については賛否が分かれると思います！
事件の真相が判明するのは当然ですが、幽霊となった主人公がどうなるのかや幽霊と人間の恋愛の行方も気になるところなのに、ハッピーエンドなのかどうなのか分からない微妙な結末で、これを切ない終わり方とするかどうかで評価が割れるんじゃないでしょうか？
