今どきの女子大生5人がシェアハウスで同居生活!ぶつかり合いながらも共に成長していく過程を描いた青春ドラマです。
キャスト、あらすじ、感想、みどころ、キャストの不祥事についてをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
恋のドキドキシェアハウス~青春時代~キャスト
原題:青春時代
全12話
U-NEXT全17話
最高視聴率2.8%
放送年度2016年7月から韓国で放送(ケーブルテレビJTBC)
演出:イ・テゴン
脚本:パク・ヨンソン
【ユ・ウンジェ役】パク・ヘス
【ユン・ジンミョン役】ハン・イェリ
【チョン・イェウン役】ハン・スンヨン(元KARA)
【ソン・ジウォン役】パク・ウンビン
【カン・イナ役】リュ・ファヨン(元T-ARA)
【ユン・ジョンヨル役】シン・ヒョンス
【パク・ジェワン役】ユン・バク
【コ・ドゥヨン役】チ・イルジュ
【イム・ソンミン役】ソン・スンウォン
【オ・ジョンギュ役】チェ・ドクムン
【ソ・ドンジュ役】ユン・ジョンフン
【レストランマネージャー役】ミン・ソンウク
【シェアハウスの家主役】ムン・スク
好評により、一部キャストも変えシーズン2も制作され、本作を越える視聴率を獲得しました。
OST情報
このドラマのOSTは、これまでの韓国ドラマとは違い国内外のインディミュージシャンの曲を多く収録したもの。
韓国のアーティストだと、小規模アカシアバンド、こんにちはの温度、降下ソールなどといった方や、イナムヨン音楽監督によるメインテーマ曲などがあります。
日本からもMayu Wakisakaの「24Hours」が使用されていますし、その他にもマクシミリアン・ヘッカーの楽曲も印象的に使われ、これまでの韓国ドラマの音楽とは差別化された個性的なものとなっています。
恋のドキドキシェアハウス~青春時代~あらすじ
物語の舞台となるのは、女性専用シェアハウス”ベルエポック”。
そこで共同生活を送るのは、外見や性格はもちろん、趣味や価値観、育った環境に恋愛スタイルも違った個性的な5人の女の子です。
それぞれに学生生活や、恋愛、家庭環境、生来やお金の問題などを抱え、彼女たちはぶつかり合いながらも様々な問題に一緒に立ち向かい、友情を育みながら成長していくことになります。
元々暮らしていた4人の元に、ウンジェが新しくやって来たことから彼女たちの新生活が始まるのでした。
恋のドキドキシェアハウス~青春時代~みどころ
登場人物たちは、あくまでシェアハウスで出会ってからの関係であり、友人たちが一緒に暮らしている訳ではない!というのがポイントですね。
表面上は仲良しに見えても、裏ではどう思っているのかわからないというのは女子の友人関係にはよくありそうなこと。
彼女たちのキャラクターは、真面目で寡黙なタイプや、おしゃべりなムードメーカーから、恋愛中心に生きている子に、男ウケはいいが女子には嫌われるタイプ、そして物静かで垢抜けない新参ものと様々なんです。
そんな彼女たちが、学校やバイト先、そしてシェアハウスで様々な問題と直面し、喧嘩したり助け合いながら成長していく姿を、時にコミカルに、時にシリアスに、そしてサスペンスチックに描いたのがこのドラマなんです。
ただの恋愛ドラマで終わらず、彼女たちが抱える暗く苦しい問題や、謎の幽霊騒動、恋愛に関する事件や将来の悩みなども描き、社会派のドラマのような一面もあり、韓国ドラマとしてはこれまでになかったタイプやの作品となっています。
恋のドキドキシェアハウスのキャストの不祥事とは?
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ファンのインスタより。本人のインスタはありません。
2018年12月26日、ソンスンウォン氏が無免許・飲酒運転で事故を起こし、そのまま逃走するという事件がありました。
事故は不法左折により他乗用車と接触するというもので、幸い大きなけが人は出ませんでした。
この事故からさかのぼること3か月前、飲酒運転で摘発され免許が取り消された状態での今回の事故・・・。
同乗していた後輩俳優チョンフィが運転していたことにしようと隠ぺいまでする始末。
のちのCCTVや目撃者の証言により、運転席からソンスンウォン氏が降りてきたことが確認されています。この後輩は
「また捕まったら処罰が厳しくなるから、代わってくれと言われてとても断れない雰囲気だった」
と証言。ソンスンウォン氏は飲酒運転、無免許運転、ひき逃げなどで送検されました。
これを受けて、2019年1月に日本で放送される予定だった本作は中止となりました。
所属事務所だったBlossomエンターテインメントは10月初めに契約を終了しており、現在無所属です。
偽装工作をされた後輩俳優のチョンフィは
「飲酒運転を止めなければいけなかったのに、申し訳ない」
として、自身が出演していたミュージカルを降板しました。
恋のドキドキシェアハウス~青春時代~感想と評価・評判
このドラマは、韓国ドラマ定番のラブコメ作品ではなく、女子たちの青春時代の酸いも甘いも全てをリアルに描いた作品です。
勿論、恋愛要素もありますが面白おかしくするような展開ではなく、DVであったりパワハラといったダークなものから、家族の問題や心の問題などを交えながら、その中の一つとして恋愛も描かれているんです。
しかし、終始暗くて重いわけではなく、コミカルなテイストとシリアスなドラマが上手く融合しているので、見ていて気が滅入るばかりではないのが特徴です。
メインとなるのはシェアハウスで共同生活を送る女子5人ですが、彼女たちの恋人や友人・知人も登場し、ドラマの幅を広げてくれています。
シェアハウスの中での彼女たちと、そこから一歩外へ出た彼女たちとの印象が変わり、見ていて5人揃ったときの”無敵感”ようなものが伝わってきました。
同年代女性たちや、かつて学生時代を経験した全ての女性にお勧めしたい作品ですが、男である私が見ても感じるところのある素晴らしいドラマだと思います。
邦題の『恋のドキドキシェアハウス~』というのはちょっといただけないですが、青春ドラマの傑作だと思いますね!
最後に
今作でのメインキャスト5人は、誰もが魅力的なキャラクターを演じていましたが、個人的にはこのドラマのお笑い担当のパク・ウンビンが印象深かったですね。
他のドラマでは不幸なヒロインや、大人し目の役柄のイメージがあったので、今回のはっちゃけたキャラクターは、最初本人と一致しなかった程でした。
勿論、他の4人も個性的な面々で、ストーリーもキャラクターも素晴らしいものとなっています。