チュ・サンウク×キム・ヒョンジュ共演。大根役者のトップスターとガン宣告された脚本家が贈るラブコメディです!
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ファンタスティック キャスト一覧
全16話
U-NEXT全24話
最高視聴率2.7%
放送年度2016年9月から韓国で放送(ケーブルテレビJTBC)
演出:チョ・ナムグク
脚本:イ・ソンウン
【イ・ソへ役】キム・ヒョンジュ
【リュ・へソン役】チュ・サンウク
【ペク・ソル役】パク・シヨン
【キム・サンウク役】ジス
【ホン・ジュンギ役】キム・テフン
【チョ・ミソン役】キム・ジェファ
【チェ・ジンスク役】キム・ジョンナン
【オ・チャンソク役】チョ・ジェユン
【チェ・ジンテ役】キム・ヨンミン
【キム・ピルホ役】イム・ジギュ
ファンタスティック OST情報
本作のOSTを手掛けたのは美女の誕生』や『ドクターズ』などの音楽監督として知られたパク・セジュンさん。
Crucial StarとOH MY GIRLのヒョンジョンさんのコラボ曲「いつの間にか秋」や、「Tim/Someday」「ソン・ホヨン/ファンタスティック・スター」などがあります。
ファンタスティック あらすじ
脚本家として人気のイ・ソへ(キム・ヒョンジュ)は、ガンの為余命半年を宣告されてしまいます。
仕事でかつて恋仲であったリュ・へソン(チュ・サンウク)と再会するも意地悪をされたりと、周りからも犬猿の仲として認識されていました。
へソンは大スターであるのですが、大根役者としても知られています。
彼は昔ソへにも振られたこともあり、彼女に復讐する機会をうかがっていたのです。
その為ドラマの現場で再会したことで、子供じみた意地悪をしていたのですが、それは彼女に対しての愛情表現でもありました。
しかし、ソへがガンで余命半年ということを知ってしまいへソンに衝撃が走るのでした。
ファンタスティック みどころ
本作はスターと脚本家のひねくれた恋と、脚本家を優しく見守る主治医との三角関係を中心に描き、ガン患者としての悲しい話だけでなく、病気と向き合って生きていく人たちの癒しの話しでもあります。
そこに二人にまつわる人々の人間ドラマや、友情を描いた作品でもあるのです。
ヒロインの脚本家ソへの病気を、哀しみと涙だけで描く訳ではなく、それを隠しながら働くヒロインの強さや、スターであるへソンとのコミカルなやり取りなどもあり、暗く重苦しいだけのドラマとは一味も二味も違う作品となっています。
ソへの女友達ペク・ソルを描くシーンは典型的な嫁イビりといったものなんですが、このソルが実にスカッとした姉御肌の人物で、物語が進むごとに自分を押さえ込んでいたものを解放するようになり、その展開は非常に爽快なものなんです。
ソルに恋する年下男も登場し、ソへと共にダブルヒロインといっても過言ではないと思いました。
このソルの旦那一家チェ家が実に憎たらしいんですが、この面々が徐々にやり込められていく展開は最高にスカッとします!
ソへの病気の進行とへソンとの恋愛模様の行く末に注目です!
ファンタスティック 感想と評価・評判
ケーブルテレビの作品のため、あまり有名な作品ではないのですが、ラブコメとメロドラマ要素がうまいバランスで盛り込まれた秀作なんです。
イケメンで大スターなのに、周りからは大根役者だと思われていて、本人も自覚しているため苦手なシーンやキャラクターからは何とかして逃げようとする情けない人物。そんな役が良く似合うのがチュ・サンウクさん。
恋愛に関しても好きな相手に小学生じみたイタズラしたりと、人間味溢れるキャラクターですぐ好きになってしまいました。
このスターと元恋人だったヒロインとのやりとりも子供じみたもので面白く、ヒロインの友人たちも個性的でクスクス笑える要素が満載です。
病気のヒロインが登場するドラマなんて、見ていて気が滅入るんでしょ?って思っている方、このドラマはラブコメや友情ドラマとして最高なので、食わず嫌いしないで是非見てほしいと思います!
最後に
いやぁ、チュ・サンウクさん主演作品にハズレはないですねぇ。
彼の演じるキャラクターはイケメンなのに嫌味もなく、シリアスさとコミカルさをうまいバランスで表現してくれるんですね。
大傑作と言われる作品での主演は今のところありませんが、ドラマの内容が多少悪くても彼のキャラクターがあるだけで作品の評価が上がることは間違いないでしょう!