ヨ・ジング×ミナ(元Girl’s Day)×ホン・ジョンヒョン主演。
渡瀬悠宇による日本の人気漫画を原案としたファンタジー・ラブコメディ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
絶対彼氏【韓国ドラマ】キャスト一覧
全36回(18話)
WOWOW 全20話(ディレクターズカット版)
平均視聴率:2.5%
最高視聴率:3.5%
放送年度2019年5月から韓国で放送
演出:チョン・ジョンファ
「美男<イケメン>ラーメン店」
「となりの美男<イケメン>」
Webドラマ「チョコバンク」
「ファーストキスだけ7回目」など
脚本:ヤン・ヒョクムン
「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」など
【ヨング/ゼロナイン)役】ヨ・ジング
恋人用ロボット。
【オム・ダダ役】ミナ(元Girl’s Day)
特殊メイク専門業者REALを率いる特殊メイクアップアーティスト。
【マ・ワンジュン役】ホン・ジョンヒョン
トップスター俳優。ダダと7年間付き合っていた元恋人。
【ダイアナ役】ホン・ソヨン
DIAグループ令嬢。ゼロナインの元の所有者。
【ナム・ボウォン役】チェ・ソンウォン
恋人用ロボット”ゼロナイン”のデータトレーナー。クロスヘブン社の社員。
【コ・ジソク(ゴブジャン)役】コン・ジョンファ
クロスヘブン社の部長。
【ファン・インヒョク役】クォン・ヒョンサン
クロスヘブン社の社員。ボウォンの友人。
【ペク・ギュリ役】チャ・ジョンウォン
特殊メイクチームメンバー。ダダの友人。
【ユージン役】キム・ドフン
特殊メイクチームメンバー。ダダの後輩。
本作は日本の漫画家 渡瀬悠宇による同名の漫画を原作としたドラマで、これまでにも日本や台湾でもドラマ化されている人気作です。
ヒロインは原作では女子高生という設定ですが、本作では特殊メイクアップアーティストであり、トップスターの秘密の恋人という設定が付け加えられています。
2019年にメンバー全員が新しい会社と契約したことで事実上グループ解散となったアイドルグループGirl’s Day。そのリードボーカルであったミナさんの約3年ぶりの主演作となるのが本作です。
そんな本作のOSTには、本作のヒロインでもあるミナ (Girl’s Day)とチョン・イルフン (BTOB )による「愛だった」をはじめ、「パク・ジョンヒョン/星のように)」「ウナ(GFRIEND)&キソム/Mr. Stranger」「 LOVELYZのKei/超能力、私のあなた」「Bily Acoustie/いつものように」などがあります。
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絶対彼氏【韓国ドラマ】あらすじ
特殊メイクアップアーティストとしてドラマの現場で活躍しているオム・ダダ(ミナ)は、7年もの間周りに隠れて人気俳優マ・ワンジュン(ホンジョンヒョン)と付き合っていました。
しかし、ワンジュンはこの交際に飽きてきていて、二人の仲がバレそうになった途端ダダをストーカー扱いして別れを告げてきます。
この冷たい仕打ちに傷付いたダダは、愛を信じられなくなってしまうのです。
一方、クロノスヘブン社で開発されてい恋人用ロボットゼロナイン”ヨング”(ヨジング)は、開発者であるボウォン(チェソンウォン)により本当の弟のように可愛がられていました。
しかし、そんなヨングを売ってほしいとの注文が入り泣く泣く手放すことになったのですが、ヨングを買ったのが気性が荒いことで知られるDIAグループの娘ダイアナ(ホンソヨン)だということを知り、彼女に渡したくない一心から ボウォンはヨングを持ち出してしまいます。
ところが、持ち出したはいいものの途中でヨングを見失ってしまい、その結果撮影用のダミー人形と入れ替わったヨングがダダのもとに配送されてきて・・・。
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絶対彼氏【韓国ドラマ】みどころ
本作はロボットと人間の恋愛を描いたファンタジー・ラブロマンスです。
本作の原作は2003年から連載され、その後速水もこみちさん主演でドラマ化もされている人気作。
今人気の若手を起用した作品であるとはいえ30代以上の方でも楽しめるドラマになっていると言えるでしょう。
登場人物の設定が現代的かつ韓国ドラマっぽいものに変更されているので、オリジナルを知っている人でも楽しめるというのもポイントになりますし、結末がどうなってくるのか!?というのもみどころとなります。
独身女性の現実と理想の恋人をロボットで再現するという空想を組み合わせ、ファンタジー、ロマンス、コメディが上手くミックスされた本作は、ロボットをアイドルやアニメのキャラクター、SNS上の人物などに置き換えてみると非常に共感できるところもありますし、基本的にはストーリーはラブコメの王道なので、少女マンガ好きのみならず誰でも楽しめるドラマとなっています!
ドキドキワクワクするだけでなく泣けるシーンも沢山ありますので、ラブストーリーとしてとてもバランスがいい作品としてもオススメです。
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絶対彼氏【韓国ドラマ】感想・評価
近年の韓国ドラマに「ロボットじゃない」や「奥さまはサイボーグ」なんていうヒロインがロボット(もしくはロボットのふりをしている)作品や、「愛しのホロ」というAIとヒロインの恋を描いた作品などがありましたが、これらに共通するのは人間不信からくる恋愛未経験者によるピュアな恋愛ドラマというものでした。
これをリアルな恋愛ドラマとして取るかどうかは賛否の分かれるところでしょうが、このファンタジー性の中にこそ恋愛の辛さや喜びなどが描かれているように思います。
結局のところは人間とロボットやAIが本当の恋愛が出来るわけはないのですが、そこは韓国ドラマだけあって最終的にはロボットが人間になったり、ロボットやAIのモデルとなった人間と結ばれたりするハッピーエンドを迎えているんです。
本作も最終的にそのような結末になるのか!?というのがみどころであり、あり得ない展開やキャラクターであっても相手がロボットだと思えば納得がいくんです。
私が思うにこの設定は純愛を描くのにピッタリで、個人的にどの作品も楽しく見ることが出来ました。
正直言ってこの手のファンタジーとしてベタですし、三角関係もやり過ぎなところもあり、何度もドラマ化されているので先読みも出来るんですが、それでも面白いのはオリジナルがしっかりしてるからですかね。当然、女性向けの作品であるわけなんですが、少女マンガ好きの男性が見ても十分楽しめるので私のようにコッソリと見て欲しいですね!
最終回は?
最終回に関しても当然韓国ドラマらしさが加わっていて、ラストは視聴者の想像に任せます的な感じで、もしかして続篇もある?と思わせる締め括り方でした。
終盤の2話は涙涙の展開だったのですが、韓国での視聴率は相当低かったらしくそこは残念ですね。
結末の概要としては原作と同じだと思うんですが、色々と想像させる余韻がある分、サッドエンドでありながらハッピーエンドでもあるとも言えるものでした。
あまりしっくりこないエンディングの韓国ドラマも多い中で本作に関しては納得のいくもので、ラストをガラッと変えることなく韓国ドラマらしさもちゃんと出せていたのは良かったですね!
最後に
韓国や台湾では日本の少女マンガを原作としたものが数多くありますが、韓国ではオリジナルティを加えるのに対して、台湾は原作に忠実なイメージがあります。
本作もかなりキャラクター設定が変わっていて、マンガをはじめ日本版や台湾版ドラマと見比べてみる楽しみ方も出来ます。