神話(SHINHWA)エリック&コ・ウォニ主演作。
ツンデレシェフと記憶喪失のデザイナー、そしてシェフの娘!?の3人が美しい村を舞台に繰り広げるヒーリングラブコメディ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ユ・ビョルナ!ムンシェフキャスト一覧
全16話
平均視聴率:0.64%
最高視聴率:0.856%
放送期間:2020年3月27日~2020年5月16日まで韓国で放送
演出:チェ・ドフン
「失業手当ロマンス」「恋愛の発見」など
チョン・ホンス
脚本:チョン・ユリ
「ラジオロマンス~愛のリクエスト~」など
キム・ギョンス
【ムン・スンモ役】エリック
韓国を代表するスターシェフ。
【ベラ/ユ・ユジン役】コ・ウォニ
世界的なファッションデザイナー。
【キム・ソラ役】コ・ドヨン
ムンシェフが父親だと言い張る少女。
【パン・ダフン役】チェ・グァンジェ
ムンシェフの幼なじみ。
【イム・チョリョン役】アン・ネサン
ドンハンインターナショナル代表。
【イム・ヒョナ役】チャ・ジョンウォン
チョリョンの娘。デザイナーズ。
【ハン・ミヨン役】イ・スンヨン
ドンハングループ会長の娘。チョンリョンと再婚。
【カン・ジュンス役】ジャン・ジェホ
ミヨンの前夫との息子。ドンハンフード代表。
【チャン・ソニョン役】キル・ヘヨン
ベラのブランドの代表兼代理人。
本作は、アイドルグループ神話(SHINHWA)のリーダーで俳優としても活躍するエリックさんが、名作ドラマ「また!?オ・ヘヨン」以来4年ぶりにドラマ出演した作品です。
エリックさんの役どころは韓国料理を広めるために世界を飛び回るスターシェフというもので、エリックさんがバラエティ番組で披露した料理の腕前を活かしたキャラクターになっています。
ヒロインを演じるのはコメディエンヌとしてラブコメ作品などにひっぱりだこのコ・ウォニさん。本作では世界的なファッションデザイナーと変わり者のトラブルメーカーという両極端なキャラクターを演じ分けています。
タイトル「ユ・ビョルナ」とは?
ユビョルナとは、記憶喪失のまま村にやって来たユジンに対してスンモがつけたあだ名のようなもの。ちなみに、ユビョルナとは変わり者という意味。
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ユ・ビョルナ!ムンシェフあらすじ
韓国料理を広めるために世界中を飛び回るスターシェフのムン・スンモ(エリック)と、世界的なファッションデザイナーのユジン(コウォニ)。
二人は仕事で訪れたらオーストラリアで出会うも、さまざまな誤解が重なり最悪な印象のまま別れることに。
そんな中、80年の伝統を誇るクッパ屋を営むスンモの実家が火事になり、両親が亡くなってしまうという事件が起きます。
その連絡を受けたスンモは急ぎ帰国し、両親に預けていた”スンモの娘だ”と言い張る女の子ソラ(コドヨン)と共に、両親が購入していた家があるソハ村へとやって来ました。
そこに、ある事故により記憶喪失になったユジンが村に現れ、ひょんなことからスンモが彼女に面倒を見る羽目になってしまいます。
こうしてユジン、ソラという身元も分からない二人と共同生活を送ることになったスンモでしたが、二人のために料理を作り、それを美味しく食べる二人の姿を見るうちに、両親を失った傷が癒されていくのを感じるようになります。
しかし、スンモの両親の死やユジンの事故には秘密があることが分かり・・・。
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ユ・ビョルナ!ムンシェフみどころ
本作は、ひょんなことから素朴な村で暮らすことになった訳あり男女3人の共同生活を描いたヒーリングラブコメディです。
美味しそうな料理を作りながら心の傷を癒していくツンデレシェフ、世界的なデザイナーから村の変わり者へと落ちぶれた記憶喪失の女、そしてシェフの前に娘だとして現れた謎の少女。
そんな彼らと個性的な村の住人たちとのふれあいが笑いあり癒しありで描かれていきます。
また財閥内でのもめごとや親の死に関する秘密など、韓国ドラマお決まりの要素も盛り込まれていて、幅広い客層が楽しめる作品になっています。
作品に登場する美しい景色や美味しそうな料理の数々にも注目です!
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ユ・ビョルナ!ムンシェフ感想・評価
主演の二人は好きでしたしキャラクターとのシンクロ率も抜群でしたが、ほのぼのとしたラブコメと殺人事件というのがマッチしておらず、ラブコメメインだったらもっと良かったのにと残念に思ってしまいました。
ドラマの舞台となった村の雰囲気や村民たちのキャラクターは良かったですし、ソラちゃん役の子役も可愛くて見ていて癒されました。
元々好きだったコ・ウォニさんも、彼女が持ち合わせている可愛らしさとクールビューさの両方を見ることが出来たのが嬉かったですね!
エリックさん、コ・ドヨンちゃんとの相性も抜群で、彼女が歌って食べて笑う姿は幸せそのものでした。
そんなほのぼのとした空間がある一方で、韓国ドラマではお決まりのものもあります。
それは殺人に復讐、事故死の真相や裏切りというもので、それに財閥が関わっているというのもいつもどおり。
他の作品でも言えることですが、この要素ホントにいりましたかね?
ヒロインが記憶喪失になったからこそ村にやってきたのですが、そこは仕事に疲れたとか失恋した為という理由でもよかったのでは?
主人公の両親の死にしたって、普通の事故死であったとしても心に傷は負うでしょうし、都会の生活に疲れた人たちが美しい村にやって来て癒されるというのでも問題なかったと思うんです。
もちろんこの展開も特に珍しいわけではないのですが、その方が本作のほのぼのとした雰囲気を更に盛り上げられたと思うんですけど。。
最後に
韓国では昔から、ラブロマンスとサスペンス、ヒューマンドラマにサスペンス、コメディにサスペンスなど、どんなジャンルの作品にもサスペンス要素を付け加えるのが当たり前だったのですが、近年ではそのパターンが失敗に終わっている作品が多く見られるようになってきました。
主軸となるものとサスペンスのバランスが悪かったり、テイストがマッチしていないものが多すぎるように思うんです。
聞くところによると、韓国ではサスペンス要素がないと視聴者が退屈に思ってしまうとか。
それにしたって田舎の農村でのほのぼのドラマに財閥のいざこざや殺人事件を合わせるというのは無理がありませんかね?
もっとシンプルにすればいい癒し系ドラマになったと思うんですけどねぇ。