万物の色を読み取る絶対視覚を持ったシムチョンが世界をモノクロで見るピアニスト・マプンドに出会って失われた父の秘密を探す現代版「沈清伝(シムチョンデン)」。
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
龍王(ヨンワン)様のご加護キャスト一覧
韓国で全121話
最高視聴率 9.9%
放送年度 2019年1月14日~7月12日までMBCで放送
演出:チェ・ウンギョン
キム・ヒョンミン
脚本:チェ・ヨンゴル
【シム・チョンイ役】イ・ソヨン
【マ・プンド役】ジェヒ
【ヨ・ジナ役】チョ・アン
【ペク・シジュン役】キム・ヒョンミン
【シム・ハッキュ役】アン・ネサン
韓国に伝わる民話「沈清伝(シムチョンデン)」は盲目の父と、父の目が見えるようになるならと命をささげる娘の親孝行ストーリー。
親孝行の話は韓国の方は大好きですので、話題性は抜群でした。
主人公シムチョンが持つ「先天的に1億種類の色を見ることができ、色分け能力が一般人の100倍に達する人々」をテトラクロマットと呼ぶのだそうで、実際に存在する遺伝子変化だそうです。
制作発表会で監督は
「事件が連続して起こるようなマクチャンではなく、ロコやシチュエーションコメディだと思ってほしい。」
「2019年に視聴者が最も見たい話は何なのか、最も楽しくて幸せで癒しになるかを考えて悩んで尽くされたドラマ」
「既存のドラマとは違い、形式やテーマ、キャラクターすべてを変えてみようと努力した」
と話しています。これまでのドラマにないタイプの長編作ということのようですね。
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龍王(ヨンワン)様のご加護あらすじ
1億色もの色を識別できる絶対色覚=テトラクロマットを持つ少女、ホンジュ(子役:イ・イェウォン)は山奥で平穏な日々を送っていた。
父の友人の息子プンド(子役:チャ・ソンジェ)と出会い心を通わせるが、2人の父親は突然の事故で他界。
母は何者かに殺害され、ホンジュは車に撥ねられたうえ、崖から海に突き落とされてしまう。
実は2人の父は共にある美人図を探していたところ、プンドの父が勤めるチュボグループの家臣、ピルドゥ(パク・ジョンハク)の陰謀によりはめられたのだった。
奇跡的に助かるも記憶を失っていたホンジュは、ハッキュ(アン・ネサン)に引き取られ、チョンイと名付けられる。
継母ドッキ(クム・ボラ)、義理の姉ジナ(チョ・アン)に疎まれながらも健気に明るく育つ。
数年後、高校生になったチョンイ(イ・ソヨン)は、有名ピアニストになって海外から帰国したプンド(ジェヒ)と偶然のトラブルに。父の死が原因で視界がモノクロにしか見えなくなっていたプンドだったが、なぜかチョンイだけは正常な色に見えることに驚く。
だが2人の因縁でもある美人図の行方を、チュボグループが追い続けており…。https://kntv.jp/program
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龍王(ヨンワン)様のご加護視聴率
初回の視聴率は8.2%で前作「秘密と嘘」の初回が4.4%であったことを比較してもとてもいいスタートだったことが分かります。
序盤は9%台まで上がるなどして視聴率は好調でしたが、その後8%台に落ち、終盤は5~7%台となりました。
運悪く中継放送などによる放送休止が頻繁にあり、視聴率にも影響を与えたようです。
マクチャン展開であることは常に問題視されますが、視聴者離れはそれが原因ではなく、度重なる放送延期などの外部要因が大きいと思われます。
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龍王(ヨンワン)様のご加護感想・評価
『龍王(ヨンワン)様のご加護』🤣🤣🤣ツッコミどころ満載
ありえんことばかり
だけど見てしまう😅— 마런 (@maron0827momo) October 14, 2020
『ヨンワン様のご加護』面白いんだけど、長っ😂💦
まだ半分ってww これから一体さらにどんな事が起きるのーww— ♡ちぇまき*ちぇぷく♡ (@Max218_Puku218) November 13, 2019
韓国の感想
・他のいくつかのドラマと同じような終わり方をした。こういう結末は非常にむなしい。前作「秘密と嘘」と変わらないわけだ。こういった結末はすっきりしない。
・始まりは良かったが、どんどん展開がおかしくなっていき、最後はとんでもなく奇妙な感じで終わった。
・こんな作家は問題があるんじゃない?
最終回に不満を持つ方が多かったようで、番組掲示板の視聴者のコメント欄は上記のような内容が多かったです。
最後に
「ヨンワン様のご加護」は平日夜の連続放送枠だったのですが、この放送後ドラマ枠がなくなったようです。
長編ドラマはやっぱり朝の時間帯、中高年のおばさま向けの時間帯がいいのかと思われます。