
ユ・ヘジン、キム・ミンジェ、イ・ソンギョンがまさかの三角関係に!?
レスリング一家の親子関係と奇妙な恋愛模様をコミカルに描いたスポ根ファミリードラマ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
レッスル【韓国映画】キャスト一覧
2018年5月9日韓国にて公開(日本公開日2019年1月5日)
上映時間:110分
監督、脚本:キム・デウン
【ギボ役】ユ・ヘジン
元レスリング代表選手のシングルファーザー。
【ソンウン役】キム・ミンジェ
優秀なレスリング選手でギボの息子。
【ガヨン役】イ・ソンギョン
ソンウンの幼馴染みでギボたちとは家族ぐるみの付き合い。
【ソンス役】ソン・ドンイル
ビアホールを経営するギボの友人。ガヨンの父。
【ミラ役】チン・ギョン
ガヨンの母。
【ドナ役】ファンウ・スルヘ(ファン・ウスレ)
ギボと見合いをする女医。
【ギボの母役】ナ・ムニ
【スンヒョク役】キム・テフン
ギボの友人。
主演は名バイプレイヤーとして知られるユ・ヘジンさん。
彼が出演する作品は軒並大ヒットすることでも有名で、その甲斐あってか近年は主演俳優として活躍していて、日本映画「鍵泥棒のメソッド」をリメイクした出演作「LUCK-KEY/ラッキー」は観客動員数約700万人という大ヒットとなりました。
共演は「浪漫ドクターキム・サブ」「トッケビ」などのヒット作で知られるキム・ミンジェさんと、「チーズ・イン・ザ・トラップ」「恋のゴールドメダル 僕が恋したキム・ボクジュ」のイ・ソンギョンさん。
メインの三人以外にも、ソン・ドンイルさん、チン・ギョンさん、キム・テフンさん、ナ・ムニさんといったベテランから、ドラマ「愛の不時着」で個性的なキャラクターを演じていたファンウ・スルヘさんが本作でも存在感を発揮しています。
その他の脇役陣は、ガヨンの姉役のパク・ギュヨンさんをはじめ、有名子役のイ・ハンソさん、ヒョン・ボンシクさん、キム・ガンヒョンさん、コ・スヒさん、オ・ジョンセさんなど豪華なキャスティングとなっています。
スポンサーリンク
レッスル【韓国映画】あらすじ
かつてレスリング代表選手として活躍していたギボ(ユヘジン)は、早くに妻を亡くしシングルファーザーとして息子を育ててきました。
家事全般をこなしながらレスリングジムも経営するギボにとっては、息子ソンウン(キムミンジェ)がレスリングで金メダルを取ることだけが生き甲斐でした。
しかしソンウンの方はレスリングを辞めたいと言い出す始末で、母親からも常々再婚を催促されていました。
そんな中、ギボ家の上に住むソンウンの幼馴染みガヨン(イソンギョン)から突然告白され、その上お見合いの席でも女医のドナ(ファンウスレ)から言い寄られるなど突如ギボにモテ期が訪れます。
しかも、ソンウンはガヨンに想いを寄せていたようで、そんな中でのガヨンの突然告白にギボへの嫉妬心が止まらなくなってしまい・・・。
スポンサーリンク
レッスル【韓国映画】みどころ
本作は、レスリングを題材としたスポ根ドラマと、親子による複雑な恋愛バトルをコミカルに描いた作品です。
歳の差カップルという設定はよくあるものですが、親子が恋のライバルになるというのは珍しく、しかも人気の美形若手俳優二人がおじさん俳優ユ・ヘジンさんと三角関係を演じるというのが面白いところ!
更にはそこに強烈なキャラクターの女医さんまで加わって、より一層ユニークなラブコメ模様を見せてくれます。
そんなコントのようなラブコメがある一方で、レスリングを通しての親子のドラマという一面もあります。息子に金メダルを取らせたいという父親の夢にプレッシャーを感じていた息子は、恋愛面で父親に嫉妬してしまうというおかしな状況にもなったものだから、父と息子の関係に更に亀裂が入ることになるんです。
イケてるおやじユ・ヘジンさんの個性的な魅力もさることながら、レスリングをするために鍛え上げたキム・ミンジェさんのムキムキな身体や、イ・ソンギョンさんの抜群のスタイルに目を奪われる男たちの間抜けっぷりにも注目です!
スポンサーリンク
レッスル【韓国映画】感想・評価
この映画は、主演のユ・ヘジンさんという人を知っていればいるほど楽しめる作品だと思います!
ユ・ヘジンさんという俳優さんは、韓国映画好きな人にとっては1度見たら忘れられないビジュアルと存在感の持ち主として広く認識されていると思うんですが、これまでに演じてきたキャラクターを知っているからこそラブコメに挑戦する時点で笑えますし、しかも三角関係になるというのもさらに衝撃的でした。
どうみてもイケメンとは思えない主人公が、息子の幼馴染みで主人公にとっても娘同然の存在から熱烈に想いを寄せられたり(しかも美人な上にモデル体型!)、美人だけどちょっとイカれた女医さんにも言い寄られたりとモテモテ。韓国作品では美男美女の恋愛というのがほとんどなこともあって、なかなかこういう設定の作品が無いのでとても斬新に写りましたね。
しかも息子が好きな相手がその父親に恋してるというマンガチックな設定も面白いですし、大人のラブロマンスといったテイストにならず、あくまでもラブコメ路線で通したのも正解だと思いました。
とはいえ、本作の軸はあくまでと親子のドラマであり、ラフゴメの末に誰と誰が結ばれるのかというよりも、親子の関係がどうなっていくのかというのがメインなんです。そこがあまりにも湿っぽいとラブコメとは相性が悪くなると思ったのですが、その辺りは上手くバランスがとれていたと思います。
しかし、見終わってみると思ったほど笑いも感動もなく、ラストの展開もイマイチでした。個人的には、ラブコメ路線をもっと強調した方が良かったと思いますね!
総合するとなかなか面白い映画なのですが、ラブコメとしても親子のドラマとしてもちょっと中途半端でしたかね。
まとめ:キャラクターの魅力やラブコメとしての面白さは抜群でしたが、終盤の展開は期待以上のものではなく少し物足りなく感じてしまいました。
設定やそれまでの展開がユニークだっただけに、ラストで現実的になるのはちょっと拍子抜けでしたね。
最後に
私としては最後まで笑えるラブコメディとして突っ走って欲しかったのですが、他の要素の兼ね合いもあってか突出した面白さは見られませんでした。
ユ・ヘジンさんの恋愛模様が上手くいくところが見たいかと言われればそうではないのですが、ハッピーエンドとはならずともこの後もこの面白い三角関係が継続して欲しかったですね!