ハン・イェリ、キム・ジソク主演による感動の家族ドラマ。
共に暮らしていながらもお互いについては意外に知らない!?
家族に斯くされた秘密や愛をリアルに描いたヒューマン・ラブストーリー!
キャスト、あらすじ、感想、評価、口コミなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
私たち、家族です【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:(知っていることはあまりないけれど)家族です
全16話
平均視聴率:4.18%
最高視聴率:5.434%
放送期間:2020年 6月1日〜7月21日まで韓国tvNで放送
演出:クォン・ヨンイル
「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」
「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」など
脚本:キム・ウンジョン
「となりの美男<イケメン>」
「オー・マイ・ビーナス」
「ウチに住むオトコ」など
【キム・ウニ役】ハン・イェリ
次女。P&Fbook出版チーム長。
【パク・チャニョク役】キム・ジソク
制作会社ゴールドグースメディア代表。ウニの友人。
【キム・サンシク役】チョン・ジニョン
ウニの父。トラック運転手。
【イ・ジンスク役】ウォン・ミギョン
ウニの母。専業主婦。
【キム・ウンジュ役】チュ・ジャヒョン
ウニの姉。元弁理士の専業主婦。
【キム・ジウ役】シン・ジェハ
ウニの弟。ゴールドグースメディア社員。
【イム・ゴンジュ役】シン・ドンウク
アメリカ本社から異動してきたP&Fbook出版副代表。
【ユン・テヒョン役】キム・テフン
ウンジュの夫。医師。
【アン・ヒョソク役】イ・ジョンウォン
ウンジュが通うカフェのバリスタ。
ユン・ヨジョンさんがアカデミー賞を受賞したことでも話題となった映画「ミナリ」のハン・イェリさんと、名作ドラマ「椿の花咲く頃」のキム・ジソクさん共演による家族ドラマ。
ハン・イェリさん演じるウニとキム・ジソクさん演じるチャニョクは大学時代からの友人でしたがある事件を期に絶交。しかし、仕事先で再会したことで親密になっていきます。
本作の舞台となるキム家の家長サンシクを演じるのは「エンジェルアイズ」「スケッチ」で主人公二人と共演経験もあるチョン・ジニョンさん。家族の秘密を語る切っ掛けを作った人物であり、事故により記憶が22歳頃に戻ってしまうという難役を演じています。
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私たち、家族です【韓国ドラマ】あらすじ
夫婦関係も冷め、長年の専業主婦生活に嫌気がさしたイ・ジンスク(ウォンミギョン)は、夫との話し合いの末、子供たちに卒婚することを伝えました。
母親から卒婚宣言をされた長女ウンジュ(チュジャヒョン)、次女ウニ(ハンイェリ)、末息子ジウ(シンジェハ)の3人は、突然のことに驚いてしまいます。
そんな中、一人登山へと出掛けていた父親のキム・サンシクが山中で倒れていたところを発見されるという事件が起きます。
幸いにも命に別状はなかったものの、目を覚ましたサンシクには22歳以降の記憶が失われていたのです。
それぞれに問題を抱えていたキム家の面々は、この事件を切っ掛けとして様々な秘密が明らかになっていくのですが・・・。
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私たち、家族です【韓国ドラマ】みどころ
本作は、バラバラになりかけていた家族の秘密や過去が明らかになることで、家族の絆や愛情を取り戻していく様を描いたヒューマンドラマです。
序盤から父親が記憶喪失になるという衝撃の展開からはじまる本作ですが、事件が起きたことを切っ掛けに家族でありながらも知らなかったことや、家族の秘密などが明らかになり家族とは何なのかということを考えるようになります。
子供たちもあまり知らない若かりしころの父と母のエピソードをはじめ、二人のなれそめや出生の秘密、不倫に隠し子問題、長女夫婦の離婚問題や両性愛についても描かれます
さらに、ヒロインを巡るラブロマンスも描かれるなど、家族ドラマのみならず恋愛模様も注目の作品となっています!
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私たち、家族です【韓国ドラマ】感想・評価
家族ドラマは好きだけど韓国ドラマで描かれるような愛憎劇は見たくない、という方にこそオススメの作品!
記憶喪失に出生の秘密、不倫に隠し子、そして離婚などなど。
これだけを見ると王道の韓国ドラマ設定が満載の作品のように思うかもしれません。
ですが、愛憎劇のようなドロドロした内容ではないですし、荒唐無稽な展開も控え目になっているなど、実際にありそうなエピソードで構成されているのがよくあるドラマとは違うところ。
端から見るとごく普通な家族なのに、実は人には言えない過去や事情を抱えていたり、家族だからこそ知らないことや距離が近すぎるからこそ気付けずにいた問題がある。
そう簡単に記憶喪失にはなりませんし、そんな家族にドラマチックな過去があったというものかなり都合がいいとは思います。
ですが、そこまで大袈裟ではないとしても家族でも知らないことや秘密があるというのには納得ですし、エピソードの一つ一つを見ると意外と共感出来たりもするんですよね。
ただ、22歳までの記憶しかないのに何十才も歳を取った奥さんに気付けたことや、自分の子供たちを見てもそれが理解出来ず奥さんの後ろに隠れるというのは・・・子供じゃないんだからそんな反応にはならないだろ!と突っ込んでしまいました。
まぁ、この辺りの設定を受け入れなければ、「誰のことも認識出来ずに入院してしまう」という展開になってしまい、話がまるっきり変わってしまうので仕方ないのかもしれませんが。
この他にも「それはさすがにあり得ないでしょ!」という展開もあるのですが、サスペンス要素や財閥の相続問題といった非現実的なものは無いため、総合的にはかなり共感しやすい家族ドラマになっていたと思います!
まとめ:韓国家族ドラマの入門編として最適な作品であり、実は色んなところに共感ポイントが散りばめられている作品でもあります。
韓国の家族ドラマといえば50話以上もある長編作品がほとんどですが、本作は全16話と短いので手に取りやすいと思います!
最後に
概要だけ見るとよくあるパターンの家族ドラマかと思っていたんですが、実際には王道の設定を活かしながらも現実であり得そうな範囲内に上手く納められている共感度高めの作品でした。
そういえば私の両親が若い頃の話だったり、結婚したなれそめなんてものは妙に照れ臭くて聞いたことがないので、その辺の話をくわしく聞いてみると意外とドラマチックなエピソードが飛び出したりするのかもしれませんね!