イ・スンギ×ぺ・スジ再共演!
大ヒットドラマ「ジャイアント」のスタッフによるスパイ・アクション超大作です。
続編切望!!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
バガボンド【韓国ドラマ】キャスト一覧
Netflix全16話
平均視聴率:9.3%
最高視聴率:13.0%
放送年度2019年9月から韓国SBSで放送
本放送1時間後にはNetflixを通して全世界配信。
演出:ユ・インシク
「ジャイアント」
「サラリーマン楚漢志<チョハンジ>」
「お金の化身」
「浪漫ドクターキム・サブ」など
脚本:チャン・ヨンチョル&チョン・ギョンスン
「ジャイアント」
「サラリーマン楚漢志<チョハンジ>」
「お金の化身」など
【チャ・ダルゴン役】イ・スンギ
アクション俳優志望のスタントマン。
【コ・ヘリ役】ペ・スジ
国家情報院ブラック要員。
【キ・テウン役】シン・ソンロク
国家情報院の情報チーム長。
【チョン・グクピョ役】ペク・ユンシク
大韓民国の大統領。
【ホン・スンジョ役】ムン・ソングン
大韓民国の首相(国務総理)。
【ユン・ハンギ役】キム・ミンジョン
大統領民政首席室秘書官。
【パク・マニョン役】チェ・グァンイル
国防部政策室長。
【カン・ジュチョル役】イ・ギヨン
国家情報院心理情報局長。
【ミン・ジェシク役】チョン・マンシク
国家情報院7局長。
【コン・ファスク役】ファン・ボラ
国家情報院7局スタッフ。ヘリと同期。
【アン・ギドン役】キム・ジョンス
国家情報院長。
【キム・セフン役】シン・スンファン
テウンの部下。
【ハンギス役】キム・ミンソ
ジェシクの右腕。
【エドワード・パク(パク・ギピョ)役】イ・ギョンヨン
DKP(ダイナミックKP)代表。
【ジェシカ・リー役】ムン・ジョンヒ
兵器メーカージョン&マーク社アジア担当社長。
【ミキ役】リュ・ウォン
エドワード・パクの腹心。
【ホン・スンボム役】キム・ジョンヒョン
ジェシカ・リーの弁護士。
【リリー役】パク・アイン
傭兵出身の暗殺者。
【パク・グァンドク役】コ・ギュピル
飛行機墜落事故で妻を亡くした柔道体育館館長。
【ジェローム役】ユ・テオ
テロリスト。
【キム・ウギ役】チャン・ヒョクジン
墜落した飛行機の副機長。
【オ・サンミ役】カン・ギョンホン
キム・ウギの妻。遺族のまとめ役。
【キム・ドス役】チェ・デチョル
特殊部隊所属の脱北者たちによる秘密組織「不可殺(プルガサル)」のリーダー。
本作は「ジャイアント」などで3度のタッグを組んでヒット作を生み出してきたユ・インシク監督とチャン・ヨンチョル&チョン・ギョンスン脚本家による4度目のタッグ作品!
ヒットメーカーによる作品であり、ソニー・ピクチャーズが海外配給を引き受けて、韓国、米国、日本同時放映を目標にした作品ということもあり、企画期間4年、制作期間1年、制作費250億ウォン(約25億円)が投資された作品ということもあり放送前から高い注目を集めました。
韓国での視聴率は特別高いものではないですが、その後Netflixにて全世界公開されたこともあり、普通の韓国ドラマと比べて格段にスケールの大きな作品となっています。
撮影はポルトガルをはじめモロッコでも大々的に行われ完成度の高い映像を披露しています。
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バガボンド【韓国ドラマ】あらすじ
スタントマンをしながらアクション俳優を目指していたチャ・ダルゴンは、唯一の家族である甥を航空機墜落事故によって亡くしてしまったことで人生が一変してしまいます。
この大惨事を政府は機械トラブルによるものだと発表するのですが、ダルゴンは甥が残した動画からこの墜落事故はテロではないかと疑うようになります。
その後、事故の遺族たちと共に墜落現場であるモロッコへと向かったダルゴンは、そこで出会った国家情報院の要員コ・ヘリと共にテロの可能性について調べるのですが、この事件の裏には政府によるとてつもない陰謀があり・・・。
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バガボンド【韓国ドラマ】みどころ
本作は飛行機墜落事故で甥を亡くしてしまった一人の男が、事故の裏に隠された真実を探っていくというスパイ・アクションドラマです。
本作には、国家情報院という韓国の映画やドラマなどではお馴染みの組織が登場するのですが、本作の主人公はスパイではなくスタントマンであり、彼が国家の陰謀に巻き込まれたことで展開されていくスケールの大きな作品なんです。
のっけから映画「ボーン・シリーズ」のようなアクションが繰り広げられ、サスペンス的どんでん返しやコメディにロマンスまで盛り込まれており、韓国お得意のエンターテイメント性が存分に発揮されていました。
そして政治家や傭兵、テロリストに武器商人なども登場するドラマなので、アクションドラマという側面以外にもさまざまな要素が組み込まれています。
登場人物の誰もが怪しく見えますし、悪人たちにも色んな勢力があったり、暗殺者や正体不明の組織などの存在もあるなど、相関図も複雑で誰が黒幕なのかを推理しながら見るという楽しさもあります。
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バガボンド【韓国ドラマ】感想・評価
これまで見た韓国のスパイドラマの中で一番面白く感じた作品!
世界最大規模の動画配信サービスNetflix。
何年か前まではアメリカ発信の作品がオリジナル作品のメインでしたが、ここ数年は日本をはじめ韓国発信の作品も増えてきました。
日本ものだと今バラエティーなどで何かとネタにされている「全裸監督」が有名ですが、韓国ドラマでいうと宮廷ゾンビドラマ「キングダム」やアメリカのドラマのリメイク「サバイバー:60日の大統領」に新感覚恋愛ドラマ「恋するアプリ Love Alarm」など良作揃いですし、テレビでは出来ない規模や企画の作品がたくさんあります。
そんな中で本作は、ハリウッド大作映画のようなスパイアクションものであり、「ミッション・インポッシブル・シリーズ」や「ボーン・シリーズ」などが好きなら楽しめるドラマとなっています。
ただ主人公はイーサン・ハントやジェイソン・ボーンのようなタイプではなく、感情で突っ走る猪突猛進型ですし、相棒のヒロインも要員として有能とはいえません。
そもそも、国家情報院という機関がお役所みたいな感じで、スパイ映画で見るものとはかなり違っていてガッカリさせられます。
とはいえ、組織に毒されてない主人公だからこそ感情移入しやすいですし、遺族の想いを一身に背負っているようで応援したくなります。
そして、スタントマンがスパイや暗殺者相手に立ち向かっていく姿にも熱いものを感じます。
しかし、アクションは抜群に面白いんですが、韓国ドラマ特有の権力闘争がちょっと回りくどく感じることもありましたし、韓国の捜査機関が権力に屈しているのにも毎度のことながらイライラさせられます。
登場人物が多く、そのほとんどが善人か悪人か読めないというのは先の展開が予想出来ず面白いのですが、あまりにも悪人だらけでうっぷんも貯まってしまうんです。
ですが、終盤になるとそれまでのモヤモヤが回収され更なる驚きも待っています。
これまで敵だった相手と行動を共にするようになったり、意外な相手とのタッグが結成されたりと、ラストに向けての盛り上がりは最高でしたね!
まとめ:作品のスケールとアクションシーンが抜群に面白いドラマ!
誰が敵か味方か分からないというのはスリル満点なんですが、あまりにも悪人が多過ぎるのはちょっとやり過ぎに思います。
とはいえ、続きがあってこそのキャラクターの多さだと思うので、今後の展開を楽しみたいですね。
バガボンド【韓国ドラマ】続編は?
明らかに続編を見越した終わり方(続きがないと何も解決してない!)だった本作は、Netflixでの視聴数が良ければ当然続編は作られるでしょう。
上記した他のNetflix韓国ドラマも続編がありますし、まだ具体的には決まっていませんが、主演のイ・スンギも続編があれば喜んでやりたいと話しています。
続編が作られた他の作品を見る限り、そこまで間が空くものではないようなので、来年中にでも続きが見れることを期待したいですね!
次の舞台はアフリカ!?
ジャンルはミリタリー!?